橋本鋼太郎の発言 (予算委員会第八分科会)
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○橋本政府委員 紀淡連絡道路につきましては、今御説明がありましたとおり、太平洋新国土軸として位置づけがされると考えておりますが、さらに、紀淡連絡道路と申しますのは、大阪湾環状道路の形成あるいはこの周辺地域のバランスのある発展を図る観点からも重要だということで、大阪湾臨海地域開発整備法いわゆるベイ法に基づく整備計画への位置づけ等も必要でありますので、この辺について関係自治体と協議調整を現在行っているところであります。
また、阪神・淡路大震災の教訓、こういうものも踏まえますと、リダンダンシーの確保という観点からも極めて重要な路線であると考えております。
そういう中で、紀淡連絡道路は、明石海峡大橋を超える大規模な海峡横断プロジェクトでございます。建設省としましても、平成六年度から新交通軸調査をスタートさせて積極的な取り組みを行っております。
この新交通軸調査におきましては、明石海峡大橋を超えるような長大橋でございますので、建設技術の確立と大規模事業の経済性を高めるためのコストダウンに関する技術開発等、いろいろな研究開発を進めているところであります。
また、この紀淡連絡道路につきましては、既に、風などの気象調査、あるいは地震観測、船舶の航行調査、あるいは海上ボーリングも含めたボーリング、あるいは弾性波探査などの地質調査を地元の和歌山県、兵庫県、徳島県の支援等もいただきまして進めております。
平成七年度中には新たな設計基準の骨子をまとめまして、平成八年度には、紀淡連絡道路を含めましてこういう大きな海峡プロジェクトのそれぞれの基本設計等を開始したいと考えております。いずれにいたしましても、耐震性とかあるいは耐風性は極めて重要でありますので、この耐震性あるいは風洞実験なども、ぜひ平成八年度には着手していきたいと考えております。
また、こういう大きなプロジェクトは、単にある地域に限定した効果だけではなく、全国全体あるいは社会的な効果というものも非常に大きいと思いますし、長大橋の技術の維持をしていくという観点からも極めて重要だと認識しております。
いずれにいたしましても、この十一次五カ年計画中に事業の具体化を目指して努力をしてまいりましたが、できるだけ早期に事業化ができるように、今後とも努力してまいりたいと考えております。