予算委員会第八分科会
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会
会議録情報#0
平成八年三月一日(金曜日)
午前十時二分開議
出席分科員
主 査 伊藤 公介君
江藤 隆美君 岸本 光造君
石田 勝之君 太田 昭宏君
山本 幸三君
兼務 赤松 正雄君 兼務 川島 實君
兼務 坂上 富男君 兼務 畠山健治郎君
兼務 三野 優美君 兼務 田中 甲君
兼務 東中 光雄君
出席国務大臣
建 設 大 臣 中尾 栄一君
出席政府委員
建設大臣官房長 伴 襄君
建設大臣官房総
務審議官 小野 邦久君
建設省建設経済
局長 小鷲 茂君
建設省都市局長 近藤 茂夫君
建設省河川局長 松田 芳夫君
建設省道路局長 橋本鋼太郎君
建設省住宅局長 梅野捷一郎君
分科員外の出席者
国土庁計画・調
整局計画課長 浜野 潤君
大蔵省主計局主
計官 村瀬 吉彦君
厚生省生活衛生
局水道環境部環
境整備課浄化槽
対策室長 本田 清隆君
厚生省社会・援
護局保護課長 西沢 英雄君
建設大臣官房会
計課長 風岡 典之君
参 考 人
(住宅・都市整
備公団理事) 荒田 建君
予算委員会調査
室長 堀口 一郎君
—————————————
分科員の異動
三月一日
辞任 補欠選任
村岡 兼造君 岸本 光造君
石田 勝之君 山本 幸三君
同日
辞任 補欠選任
岸本 光造君 安倍 晋三君
山本 幸三君 太田 昭宏君
同日
辞任 補欠選任
安倍 晋三君 村岡 兼造君
太田 昭宏君 石田 勝之君
同日
第三分科員川島實君、第四分科員三野優美君、
田中甲君、第五分科員畠山健治郎君、第六分科
員坂上富男君、第七分科員赤松正雄君及び東中
光雄君が本分科兼務となった。
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本日の会議に付した案件
平成八年度一般会計予算
平成八年度特別会計予算
平成八年度政府関係機関予算
(建設省所管)
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この発言だけを見る →午前十時二分開議
出席分科員
主 査 伊藤 公介君
江藤 隆美君 岸本 光造君
石田 勝之君 太田 昭宏君
山本 幸三君
兼務 赤松 正雄君 兼務 川島 實君
兼務 坂上 富男君 兼務 畠山健治郎君
兼務 三野 優美君 兼務 田中 甲君
兼務 東中 光雄君
出席国務大臣
建 設 大 臣 中尾 栄一君
出席政府委員
建設大臣官房長 伴 襄君
建設大臣官房総
務審議官 小野 邦久君
建設省建設経済
局長 小鷲 茂君
建設省都市局長 近藤 茂夫君
建設省河川局長 松田 芳夫君
建設省道路局長 橋本鋼太郎君
建設省住宅局長 梅野捷一郎君
分科員外の出席者
国土庁計画・調
整局計画課長 浜野 潤君
大蔵省主計局主
計官 村瀬 吉彦君
厚生省生活衛生
局水道環境部環
境整備課浄化槽
対策室長 本田 清隆君
厚生省社会・援
護局保護課長 西沢 英雄君
建設大臣官房会
計課長 風岡 典之君
参 考 人
(住宅・都市整
備公団理事) 荒田 建君
予算委員会調査
室長 堀口 一郎君
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分科員の異動
三月一日
辞任 補欠選任
村岡 兼造君 岸本 光造君
石田 勝之君 山本 幸三君
同日
辞任 補欠選任
岸本 光造君 安倍 晋三君
山本 幸三君 太田 昭宏君
同日
辞任 補欠選任
安倍 晋三君 村岡 兼造君
太田 昭宏君 石田 勝之君
同日
第三分科員川島實君、第四分科員三野優美君、
田中甲君、第五分科員畠山健治郎君、第六分科
員坂上富男君、第七分科員赤松正雄君及び東中
光雄君が本分科兼務となった。
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本日の会議に付した案件
平成八年度一般会計予算
平成八年度特別会計予算
平成八年度政府関係機関予算
(建設省所管)
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伊
伊藤公介#1
○伊藤主査 これより予算委員会第八分科会を開会いたします。
平成八年度一般会計予算、平成八年度特別会計予算及び平成八年度政府関係機関予算中建設省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。畠山健治郎君。
この発言だけを見る →平成八年度一般会計予算、平成八年度特別会計予算及び平成八年度政府関係機関予算中建設省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。畠山健治郎君。
畠
畠山健治郎#2
○畠山分科員 まず最初にお伺いをいたしたいのは、大変不幸な出来事が連続起こっております。雲仙・普賢岳の火山災害、昨年は阪神・淡路の大災害、続きまして、不幸にしてことしもまた豊浜トンネル災害が起こってしまいました。今度は一体何が起こるのかという危惧が率直に言ってあるわけであります。
現在、東京以西から見ますと、降水量が大変少ない。ダムの貯水量が現在六割とも言われておるような状況でございまして、一部給水制限をなさっておるところもあるやに承っております。原因は定かでないとは思いますけれども、確かに異常気象の一つだというふうに言わざるを得ないと思っております。そうはいっても、日本における年間の降水量というのは大体千六百とも千八百とも言われ、相前後してその辺だというふうに思っております。今少なかった分というのはどこかに集中して来るのではないだろうかというふうに言わざるを得ないと思うのです。
一方、周りを見てみますと、このとおり山は荒れ放題、原因は、言ってみれば国産材の価格の低迷、あるいは労働者の数が少ない、あるいは高齢化がどんどん進んでいる、思うように手がつかない、こういう状況が起こっております。それと同時に、米余り現象ということで、生産調整を余儀なくされておる、水田の機能を果たしておらない。そういうことからすると、降った雨が一挙に、周りは貯水能力を失っておるわけですから、年間千八百降る、今は少ない、いつか一挙にどんと来たら、次に何が起こるだろう。これは、やはり洪水の心配が一番大きいのではないだろうか、こう言わざるを得ないと思うのです。
そういうことから、今からひとつないがしろにしないで、洪水災害に対する備えは本当に果たしてこれでいいだろうかということをあらかじめきっちりと把握してもらわなければ、特に、危険箇所なんて何万件と今数えられてあるわけですから、その再点検をきっちりとまずやってもらわなければいけないのではないだろうか。特に、危ないというところについては、災害が起こったから復旧工事だなんということではなくて、やはりこの際思い切って、今までの災害の教訓を生かしてやってもらわなければいけないのではないだろうかというふうに思われるわけであります。
特に、平成八年は八次治水の五カ年の最終年次に当たるようでございます。ぜひひとつこれはきっちりとやってもらわなければいけないと思いますし、それから九次治水計画は一体どうなっているのか、どんな決意で臨もうとしているのか、その辺のところをまずお尋ねをいたしたいと思います。
この発言だけを見る →現在、東京以西から見ますと、降水量が大変少ない。ダムの貯水量が現在六割とも言われておるような状況でございまして、一部給水制限をなさっておるところもあるやに承っております。原因は定かでないとは思いますけれども、確かに異常気象の一つだというふうに言わざるを得ないと思っております。そうはいっても、日本における年間の降水量というのは大体千六百とも千八百とも言われ、相前後してその辺だというふうに思っております。今少なかった分というのはどこかに集中して来るのではないだろうかというふうに言わざるを得ないと思うのです。
一方、周りを見てみますと、このとおり山は荒れ放題、原因は、言ってみれば国産材の価格の低迷、あるいは労働者の数が少ない、あるいは高齢化がどんどん進んでいる、思うように手がつかない、こういう状況が起こっております。それと同時に、米余り現象ということで、生産調整を余儀なくされておる、水田の機能を果たしておらない。そういうことからすると、降った雨が一挙に、周りは貯水能力を失っておるわけですから、年間千八百降る、今は少ない、いつか一挙にどんと来たら、次に何が起こるだろう。これは、やはり洪水の心配が一番大きいのではないだろうか、こう言わざるを得ないと思うのです。
そういうことから、今からひとつないがしろにしないで、洪水災害に対する備えは本当に果たしてこれでいいだろうかということをあらかじめきっちりと把握してもらわなければ、特に、危険箇所なんて何万件と今数えられてあるわけですから、その再点検をきっちりとまずやってもらわなければいけないのではないだろうか。特に、危ないというところについては、災害が起こったから復旧工事だなんということではなくて、やはりこの際思い切って、今までの災害の教訓を生かしてやってもらわなければいけないのではないだろうかというふうに思われるわけであります。
特に、平成八年は八次治水の五カ年の最終年次に当たるようでございます。ぜひひとつこれはきっちりとやってもらわなければいけないと思いますし、それから九次治水計画は一体どうなっているのか、どんな決意で臨もうとしているのか、その辺のところをまずお尋ねをいたしたいと思います。
松
松田芳夫#3
○松田政府委員 水害から国民の生命と財産を守り、生活に不可欠な用水を確保する治水事業は、真に豊かさを実感できる安全な社会を実現するための前提条件でございまして、国づくりの基本であることから、建設省といたしましても従来からその推進に鋭意努力してきたところであります。
しかしながら、昨年七月には、梅雨前線豪雨ということで、長野県の北部とか新潟県等でかなり局地的な激甚な災害がございましたし、また一昨年、平成六年には、全国的な渇水被害ということで、関東以西の地域での渇水被害が大きかったわけであります。それから現在も、昨年の秋以降の少雨傾向で、神奈川県とか関東平野を中心に一部地域で渇水の心配がなされておりますけれども、こういった洪水あるいは渇水の災害に見られますように、今なお国民が安心して生活できるという状況にはないように判断しております。
また、気になりますことは、異常気象というのでありましょうか、近年、アメリカとかオーストラリアとか、あるいは東南アジア、あるいは中国、あるいはお隣の韓国、あるいは北朝鮮など、海外で随分と洪水のニュースが伝わってまいります。幸い日本では、ここ一、二年水害の方では局地的な範囲にとどまっておりますが、油断はできないと思っております。
このため、現在、第八次治水事業五カ年計画に基づき、激甚な災害を受けた地域での再度災害防止や恒常的な床上浸水を解消する床上浸水対策、あるいは渇水頻発地域におけるダムの建設などを重点として事業の推進を図ってきたところでありますが、一方で、近年、都市域の過密化等から、河川の水質の改善とか自然環境の保全など環境面への国民の期待も高まる一方であります。
平成九年度を初年度とする次期の五カ年計画については、現在河川審議会におきまして「二十一世紀の社会を展望した今後の河川整備の基本的方向」ということについて審議をいただいているところであります。私どもといたしましても、二十一世紀へ向けて、災害のない、そして生活の基本となる用水を確保した上で、自然環境や景観、あるいは舟運の復活など河川の利用面にも意を注いだ、国民の期待にこたえる豊かな川づくりを目指していきたいと考えているところでありまして、今後の審議会の答申を踏まえて新しい計画を取りまとめていくこととしております。
この発言だけを見る →しかしながら、昨年七月には、梅雨前線豪雨ということで、長野県の北部とか新潟県等でかなり局地的な激甚な災害がございましたし、また一昨年、平成六年には、全国的な渇水被害ということで、関東以西の地域での渇水被害が大きかったわけであります。それから現在も、昨年の秋以降の少雨傾向で、神奈川県とか関東平野を中心に一部地域で渇水の心配がなされておりますけれども、こういった洪水あるいは渇水の災害に見られますように、今なお国民が安心して生活できるという状況にはないように判断しております。
また、気になりますことは、異常気象というのでありましょうか、近年、アメリカとかオーストラリアとか、あるいは東南アジア、あるいは中国、あるいはお隣の韓国、あるいは北朝鮮など、海外で随分と洪水のニュースが伝わってまいります。幸い日本では、ここ一、二年水害の方では局地的な範囲にとどまっておりますが、油断はできないと思っております。
このため、現在、第八次治水事業五カ年計画に基づき、激甚な災害を受けた地域での再度災害防止や恒常的な床上浸水を解消する床上浸水対策、あるいは渇水頻発地域におけるダムの建設などを重点として事業の推進を図ってきたところでありますが、一方で、近年、都市域の過密化等から、河川の水質の改善とか自然環境の保全など環境面への国民の期待も高まる一方であります。
平成九年度を初年度とする次期の五カ年計画については、現在河川審議会におきまして「二十一世紀の社会を展望した今後の河川整備の基本的方向」ということについて審議をいただいているところであります。私どもといたしましても、二十一世紀へ向けて、災害のない、そして生活の基本となる用水を確保した上で、自然環境や景観、あるいは舟運の復活など河川の利用面にも意を注いだ、国民の期待にこたえる豊かな川づくりを目指していきたいと考えているところでありまして、今後の審議会の答申を踏まえて新しい計画を取りまとめていくこととしております。
畠
畠山健治郎#4
○畠山分科員 そこで、くどいようですけれども、従前の物差しで危険箇所を見るというようなことじゃ当てはまらないと思うのですね、さっき申し上げましたように。山は荒れておるし、田んぼは田んぼですしね。したがって、降った水がばっと鉄砲水みたいに出てくる可能性は、以前とは違ってそういう危険性が十分あると思うのです。そういう観点でもう一遍危険と思われることは見直してもらわなければ、大変な事態が起こるんじゃないだろうかというふうに思うので、その辺のところをもうちょっと説明していただきたい。
この発言だけを見る →松
松田芳夫#5
○松田政府委員 洪水が出てきたところにどういうところから洪水の被害が起こるか、はんらんが起こるかというようなことは、これは歴史が長いことでもございますのでかなり基礎的なデータは把握しておるつもりであります。しかし近年、がけの下とか山の斜面とか人間の生活空間が膨張してきて、かつては人が余りお住みにならなかったような地域にも宅地といいますか、都市化の傾向があって、集中豪雨等で土砂崩れで人が亡くなったり、家屋がつぶれたりというような事件が頻発しております。そういった意味で、河川局といたしましても、土砂災害に関する危険区域ということの把握には、治水面の、いわゆる洪水対策面のデータの把握に比べるとやはり不十分なところがございますので、これは近年点検に意を注いでいるところであります。
それから、昨年の阪神・淡路大震災でも明らかになりましたけれども、大河川下流部の軟弱地盤地帯においては、通称ゼロメートル地帯というような海面の高さより低いような土地がございます。そういった土地は従来からも豪雨によって内水浸水被害等が発生するということは十分意識しておったのでありますが、そういった土地も地震等で揺さぶられますと河川の堤防が流動化現象によって崩れ落ちるというようなことも、昨年の地震で淀川流域でそういった現象も確認されております。
そういったことから、軟弱地盤地帯における治水上の観点からのチェックというようなことも必要になりまして、私どもも急遽そういった対策を今検討しているところであります。
この発言だけを見る →それから、昨年の阪神・淡路大震災でも明らかになりましたけれども、大河川下流部の軟弱地盤地帯においては、通称ゼロメートル地帯というような海面の高さより低いような土地がございます。そういった土地は従来からも豪雨によって内水浸水被害等が発生するということは十分意識しておったのでありますが、そういった土地も地震等で揺さぶられますと河川の堤防が流動化現象によって崩れ落ちるというようなことも、昨年の地震で淀川流域でそういった現象も確認されております。
そういったことから、軟弱地盤地帯における治水上の観点からのチェックというようなことも必要になりまして、私どもも急遽そういった対策を今検討しているところであります。
畠
畠山健治郎#6
○畠山分科員 ぜひひとつそういう観点で、新たな観点でひとつ点検を急いでいただきたいことを重ねてお願いを申し上げたいと思います。
続きまして、ダム関係について少しお尋ねをいたしたいと思います。
豪雨災害から住民の生命財産を守る、あるいは安全で安心できる生活用水を確保する、また農業、工業用水を安定的に確保するために、ダムの役割は極めて大きいわけであります。しかし反面、過剰とも思われる期待感があるのではないだろうかというふうに思わざるを得ないような問題もないではないと思っております。そういうことから、最近、特に環境破壊に通ずる問題としてダムの見直し等々が求められておることも、御案内のとおりかと思っております。
しかも、ダムをつくってほしいというような要請、さっき申し上げましたように、いろいろな意味から強い要請がたくさん出てきておるわけでありますけれども、どうも一つ一つ点検をしてみますと、多目的ダムにすれば予算がつけやすいというようなことで、かなり無理な多目的化を図って要求が出てきておるということも否定のできない事実、部分もあるというふうに思っております。現に、さあダムはできたわ、多目的のための役割を本当に果たしているのかというと、危なっかしい、先行投資はしたけれども、水は売れない、頭を抱えておるというような問題もなきにしもあらず、そういう状況にあろうかと思います。
そういう立場から、ダムは必要ですけれども、今申し上げました環境問題、本当に大丈夫なのか、あるいは多目的は本当に大丈夫なのかという問題の点検をきっちりやってからやってもらわなければいけないというふうに思うのです。それらの点について、今までの対応とこれからの対応についてお考えを承りたいと思います。
この発言だけを見る →続きまして、ダム関係について少しお尋ねをいたしたいと思います。
豪雨災害から住民の生命財産を守る、あるいは安全で安心できる生活用水を確保する、また農業、工業用水を安定的に確保するために、ダムの役割は極めて大きいわけであります。しかし反面、過剰とも思われる期待感があるのではないだろうかというふうに思わざるを得ないような問題もないではないと思っております。そういうことから、最近、特に環境破壊に通ずる問題としてダムの見直し等々が求められておることも、御案内のとおりかと思っております。
しかも、ダムをつくってほしいというような要請、さっき申し上げましたように、いろいろな意味から強い要請がたくさん出てきておるわけでありますけれども、どうも一つ一つ点検をしてみますと、多目的ダムにすれば予算がつけやすいというようなことで、かなり無理な多目的化を図って要求が出てきておるということも否定のできない事実、部分もあるというふうに思っております。現に、さあダムはできたわ、多目的のための役割を本当に果たしているのかというと、危なっかしい、先行投資はしたけれども、水は売れない、頭を抱えておるというような問題もなきにしもあらず、そういう状況にあろうかと思います。
そういう立場から、ダムは必要ですけれども、今申し上げました環境問題、本当に大丈夫なのか、あるいは多目的は本当に大丈夫なのかという問題の点検をきっちりやってからやってもらわなければいけないというふうに思うのです。それらの点について、今までの対応とこれからの対応についてお考えを承りたいと思います。
松
松田芳夫#7
○松田政府委員 今委員からダム事業の進め方についていろいろと御意見がございまして、そのうち幾つか御説明申し上げたいと思うのでありますが、まずダムの多目的についていろいろ議論があるのではないかというお話が一番目にはあったかと思います。
日本のダムは、現在のところほとんどが多目的ダムということで、夏の出水期、洪水期には洪水の調節を行う、そのほかの季節には各種用水を供給するためにダムにためておいた水を利水目的に使うということで、治水、利水両面にわたる多目的ダムということで一般的に計画されてございます。それで、我が国の気候、気象の状況とか、特に夏に洪水が多いというような特性を考えますと、この方法が一般論としては一番よろしいのではないかと考えておりますが、最近特に御批判が世間でございますのは、利水上の、特に用水の確保の利水上のダムの目的が産業経済活動の停滞等によりかなりの先行投資になっているのではないかというようなお話がございます。
しかし、ダム事業というのはかなり地域に影響を及ぼす大事業でございますので、一般的に数年でつくるというわけにもまいりません。やはり、これは最近、逆に長過ぎるのではないかということで各方面から御批判を受けているようなところでありますが、ダムの建設に二十年あるいはそれ以上かかるというような実態からいたしますと、その利水上の長期的な物の見方というのはかなり先を読んだ上での仕事かと考えております。
ですから、その時々の経済情勢で水が余っている、足りないという即断は、というよりは、やはり長期的な資源確保という観点からなされるべきというふうに考えてございますので、計画をその時々に入念にチェックすることは必要かと思いますけれども、多目的ダムの本質が失われたとまでは現在のところ考えてございません。
それから、地域の問題で少しお話しさせていただきますと、あと、最近ダム事業に関係いたしまして環境面の問題が非常に話題になってございますが、これは事前に環境影響評価実施要綱に基づきまして必要な調査予測及び評価、いわゆる環境アセスメントということを十分に実施いたしまして、あるいはできるだけ環境に与える影響を少なくしようというようなことで実施してございますし、またそういう影響を及ぼすような場合には必要な対策も講ずるというような環境面のチェックも入念に行っております。
それからもう一つ、ダム事業の問題点は、そのダムをつくることによって便益を受ける方々と、そのダムをつくることによって水没あるいは移転を余儀なくされるというマイナスの方の影響を受ける方とが違うところにいらっしゃる。山の奥の方にダムをつくって、その地元の方だけは迷惑だけをして、そのダムによって洪水を防がれて水を確保できるというのは下流の方というようなことで、地域間の利害のアンバランスが非常に大きい。それからまた、小さい山村をそっくり水没させてしまうというようなこともございまして、非常に議論が多いところでありますが、このような問題に関しましても、最近はダム審議委員会というような組織をつくって、地域社会のいろいろな御意見を伺いながら、みんなが納得のいくようなダムづくりをしたいというような試みもやっておるようなところであります。
この発言だけを見る →日本のダムは、現在のところほとんどが多目的ダムということで、夏の出水期、洪水期には洪水の調節を行う、そのほかの季節には各種用水を供給するためにダムにためておいた水を利水目的に使うということで、治水、利水両面にわたる多目的ダムということで一般的に計画されてございます。それで、我が国の気候、気象の状況とか、特に夏に洪水が多いというような特性を考えますと、この方法が一般論としては一番よろしいのではないかと考えておりますが、最近特に御批判が世間でございますのは、利水上の、特に用水の確保の利水上のダムの目的が産業経済活動の停滞等によりかなりの先行投資になっているのではないかというようなお話がございます。
しかし、ダム事業というのはかなり地域に影響を及ぼす大事業でございますので、一般的に数年でつくるというわけにもまいりません。やはり、これは最近、逆に長過ぎるのではないかということで各方面から御批判を受けているようなところでありますが、ダムの建設に二十年あるいはそれ以上かかるというような実態からいたしますと、その利水上の長期的な物の見方というのはかなり先を読んだ上での仕事かと考えております。
ですから、その時々の経済情勢で水が余っている、足りないという即断は、というよりは、やはり長期的な資源確保という観点からなされるべきというふうに考えてございますので、計画をその時々に入念にチェックすることは必要かと思いますけれども、多目的ダムの本質が失われたとまでは現在のところ考えてございません。
それから、地域の問題で少しお話しさせていただきますと、あと、最近ダム事業に関係いたしまして環境面の問題が非常に話題になってございますが、これは事前に環境影響評価実施要綱に基づきまして必要な調査予測及び評価、いわゆる環境アセスメントということを十分に実施いたしまして、あるいはできるだけ環境に与える影響を少なくしようというようなことで実施してございますし、またそういう影響を及ぼすような場合には必要な対策も講ずるというような環境面のチェックも入念に行っております。
それからもう一つ、ダム事業の問題点は、そのダムをつくることによって便益を受ける方々と、そのダムをつくることによって水没あるいは移転を余儀なくされるというマイナスの方の影響を受ける方とが違うところにいらっしゃる。山の奥の方にダムをつくって、その地元の方だけは迷惑だけをして、そのダムによって洪水を防がれて水を確保できるというのは下流の方というようなことで、地域間の利害のアンバランスが非常に大きい。それからまた、小さい山村をそっくり水没させてしまうというようなこともございまして、非常に議論が多いところでありますが、このような問題に関しましても、最近はダム審議委員会というような組織をつくって、地域社会のいろいろな御意見を伺いながら、みんなが納得のいくようなダムづくりをしたいというような試みもやっておるようなところであります。
畠
畠山健治郎#8
○畠山分科員 直轄ダムについてのアセスは、これは当然といえば当然かというふうに思っておりますけれども、補助ダムにつきましてもやはり十分細かな配慮をしていただく手だてをぜひひとりやっていただきたい、このことを要望しておきたいと思います。
次に、少し次元の低い話で申しわけないですけれども、道路局長にひとつお尋ねをいたしたいと思います。
国のお仕事ですから、細かな点まではなかなか行き届いてはいらっしゃらないかと思いますけれども、トンネルが一本あれば自治体の行政サービスはまるっきり変わってしまう、あるいは橋梁が一つあればまるっきり環境が変わってしまうなどというような部分がたくさんあるわけです。特に今、地方分権の時代で、受け皿としての市町村のあり方などがいろいろな面で問われておる時期でございます。そんなときであればこそ、トンネル一本、橋梁一つ、これがあれば、単なる経済効果だけではなくて、自治体行政があるいは地域経済が一変するというような部分がいっぱいあるわけであります。だから、むだな先行投資などと言わずに、そういう部分を十分ひとつ御配慮をしていただいて地方道対応をしてもらわなければいけないのではないだろうか。そのことが、道路問題だけではなしに、日本の行政全体をレベルアップすることができるんだ、そういう観点でぜひひとつ見直していただきたい、あるいは地方道に対する強力な御支援をお願いを申し上げたい、これがまず第一でございます。
この発言だけを見る →次に、少し次元の低い話で申しわけないですけれども、道路局長にひとつお尋ねをいたしたいと思います。
国のお仕事ですから、細かな点まではなかなか行き届いてはいらっしゃらないかと思いますけれども、トンネルが一本あれば自治体の行政サービスはまるっきり変わってしまう、あるいは橋梁が一つあればまるっきり環境が変わってしまうなどというような部分がたくさんあるわけです。特に今、地方分権の時代で、受け皿としての市町村のあり方などがいろいろな面で問われておる時期でございます。そんなときであればこそ、トンネル一本、橋梁一つ、これがあれば、単なる経済効果だけではなくて、自治体行政があるいは地域経済が一変するというような部分がいっぱいあるわけであります。だから、むだな先行投資などと言わずに、そういう部分を十分ひとつ御配慮をしていただいて地方道対応をしてもらわなければいけないのではないだろうか。そのことが、道路問題だけではなしに、日本の行政全体をレベルアップすることができるんだ、そういう観点でぜひひとつ見直していただきたい、あるいは地方道に対する強力な御支援をお願いを申し上げたい、これがまず第一でございます。
橋
橋本鋼太郎#9
○橋本政府委員 地方道の整備に対する要望は極めて強いものがございます。これらを効率的に、合理的に整備していくためには、重点化が必要だと思います。そういう意味で、地方道の整備につきましては、例えば、この地域でも計画されているような大館能代空港に関連するような、他の事業に関連するような道路の整備を重点化していく、あるいは、先ほど委員からも御指摘ありましたように、地域の連携を強化していくためにどうしても必要なトンネル、橋梁、こういうものを重点的に整備していってはどうかというような点で、重点化を進め、効率化を目指しているところでございます。
平成六年度に、交流ふれあいトンネル・橋梁整備事業、こういうものを創設いたしましたが、これは、地形的な制約により相互の交流がおくれている都道府県間あるいは市町村間、これらを連絡する路線において、大規模なトンネルや橋梁を含む事業を重点的に早期に整備しよう、こういうものでございます。特に、交通不能区間であるとか、あるいは通行が規制されているような区間、安全な通行ができていないような路線について、この制度を適用することによりまして、広域的な地域の連携強化あるいは通勤通学あるいはさらに高度な医療ネットワーク、こういうものが拡充されるのではないかということで、平成六年以来鋭意進めているところでございます。
この整備によりまして地域の連携がますます図られる、このように考えておりますので、今後ともこういう事業について重点的に進めてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →平成六年度に、交流ふれあいトンネル・橋梁整備事業、こういうものを創設いたしましたが、これは、地形的な制約により相互の交流がおくれている都道府県間あるいは市町村間、これらを連絡する路線において、大規模なトンネルや橋梁を含む事業を重点的に早期に整備しよう、こういうものでございます。特に、交通不能区間であるとか、あるいは通行が規制されているような区間、安全な通行ができていないような路線について、この制度を適用することによりまして、広域的な地域の連携強化あるいは通勤通学あるいはさらに高度な医療ネットワーク、こういうものが拡充されるのではないかということで、平成六年以来鋭意進めているところでございます。
この整備によりまして地域の連携がますます図られる、このように考えておりますので、今後ともこういう事業について重点的に進めてまいりたいと考えております。
畠
畠山健治郎#10
○畠山分科員 今局長のお話にもありました大館能代空港、平成十年の開港を目指して、当初予定は十月だったようですけれども、日本ジャンボリーがそばで開催されるというようなことから、七月開港を目指して今一生懸命頑張っていただいております。それにアクセスする道路工事についても、鋭意、今、県工事を頑張っていただいておるところでございますが、そういう目立つ部分だけでなしに、市町村、細かな部分でも、この線が一本あればというような部分がいっぱい出てくるわけですよね。ぜひひとつ、そういう細かな面にも目配りをしていただいて、御支援を賜りますように、まずお願いを申し上げたいと思います。
それから、いま一つには、日本海沿岸自動車道でありますけれども、肝心の空港周辺の前と後ろがまだ予定路線でありまして、本当に立ちおくれて、私の地元からすると、今逃したら一体どうなるのという不満がいっぱい残っているわけであります。この問題について、一体どうなっているのかというような経緯も含めて、差し支えなかったら、ぜひひとつお知らせいただきたいというふうに思います。
この発言だけを見る →それから、いま一つには、日本海沿岸自動車道でありますけれども、肝心の空港周辺の前と後ろがまだ予定路線でありまして、本当に立ちおくれて、私の地元からすると、今逃したら一体どうなるのという不満がいっぱい残っているわけであります。この問題について、一体どうなっているのかというような経緯も含めて、差し支えなかったら、ぜひひとつお知らせいただきたいというふうに思います。
橋
橋本鋼太郎#11
○橋本政府委員 日本海沿岸自動車道につきましては、現在、それぞれ整備計画が策定されているところ、あるいは直轄事業で整備を進めているところ、いろいろな段階があるわけでありますが、御指摘の大館能代空港に関連する区間、二ツ井町から大館の間につきましては、予定路線になっております。
これにつきましても、現在、能代の方から二ツ井町について事業を進めている、あるいは大館市内でも高規格道路としての整備を促進しているという観点から、両側からそれぞれ事業を進めているわけでありますが、この残された区間につきましては、先ほど申し上げましたとおり、空港関連として極めて重要な区間と考えております。そういう意味で、現在予定路線でありますので、次のステップとしては基本計画区間にしていくというようなことが必要であります。そういう意味で、現在、この大館能代空港とのアクセス性等も考えながら、ルートあるいは構造あるいはインターチェンジの位置をどこにするかというようなことの調査を進めております。調査がまとまり次第、次のステップに進んでまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →これにつきましても、現在、能代の方から二ツ井町について事業を進めている、あるいは大館市内でも高規格道路としての整備を促進しているという観点から、両側からそれぞれ事業を進めているわけでありますが、この残された区間につきましては、先ほど申し上げましたとおり、空港関連として極めて重要な区間と考えております。そういう意味で、現在予定路線でありますので、次のステップとしては基本計画区間にしていくというようなことが必要であります。そういう意味で、現在、この大館能代空港とのアクセス性等も考えながら、ルートあるいは構造あるいはインターチェンジの位置をどこにするかというようなことの調査を進めております。調査がまとまり次第、次のステップに進んでまいりたいと考えております。
畠
畠山健治郎#12
○畠山分科員 開港が迫っておるわけでありますから、ぜひひとつ急いでいただきますように、重ねてお願いを申し上げたいと存じます。
最後になりますが、大臣、恐縮でございますが、先月の二十七日に記者会見をなされたようでございますが、地方分権につきまして、大臣の御発言、ペーパーで読ませていただきました。それぞれの事情は違うし、やはり国は国としての責任がある、だから拙速にやってはいけないのだというふうな内容の御発言のようでございます。
大臣御案内のとおり、衆参両院で地方分権推進に関する決議を上げて、そういう経過を踏まえて、去年の五月、地方分権推進法が成立をしたわけであります。それに基づきまして、今鋭意地方分権推進委員会で審議をしていただいておる最中なわけであります。法律ができて、その法律に基づいて今具体的に進んでおるわけでありますから、この機に至って拙速はよくないというようなことは、一体どんなことを大臣はお考えだろうか、そう率直に思っております。もう少しこの中身をお知らせいただければありがたいと思います。
この発言だけを見る →最後になりますが、大臣、恐縮でございますが、先月の二十七日に記者会見をなされたようでございますが、地方分権につきまして、大臣の御発言、ペーパーで読ませていただきました。それぞれの事情は違うし、やはり国は国としての責任がある、だから拙速にやってはいけないのだというふうな内容の御発言のようでございます。
大臣御案内のとおり、衆参両院で地方分権推進に関する決議を上げて、そういう経過を踏まえて、去年の五月、地方分権推進法が成立をしたわけであります。それに基づきまして、今鋭意地方分権推進委員会で審議をしていただいておる最中なわけであります。法律ができて、その法律に基づいて今具体的に進んでおるわけでありますから、この機に至って拙速はよくないというようなことは、一体どんなことを大臣はお考えだろうか、そう率直に思っております。もう少しこの中身をお知らせいただければありがたいと思います。
中
中尾栄一#13
○中尾国務大臣 これは誤解があってはなりませんから、多少細かく申し上げさせていただきます。
建設行政におきます地方分権の推進に当たりまして、国は、一つとしては、全国的な規模、視点で行うべき施策や事業の実施、あるいはまた、第二点といたしましては、全国統一の基本ルールに関する事務などの国が本来果たすべき役割を重点的に担うということとともに、住民に最も身近な行政というものは地方公共団体が担う形で、国と地方が適切な役割と責任分担のもとに、協力し合いながら住宅・社会資本整備を進めていくことが極めて重要であると考えておるわけでございまし
て、こうした趣旨をさきの建設委員会における所信表明の中でも私は触れておるつもりでございます。
ただ、先日の記者会見、今思い出してみますると、そのような質問もございましたが、地方分権を重要な課題としてとらえた上で、今申し上げましたような観点から、個別具体の事務ごとに十分議論を尽くして検討することが不可欠ではないかとの考え方を申し述べたわけでございまして、地方分権に消極的であるということでは全くありません。
現在、地方分権推進委員会におきまして、三月の中間報告がなされるべく、それに向けていろいろな闊達な論議が繰り返されておるわけでございますが、またそのように伺っておるわけでございますけれども、個々の事務の執行体制のあり方につきましては、十分かつ有意義な論議を尽くしていただきますように、またそのような議論が闊達に交わされていただきますように私の方からも期待をしておる、このように了解願いたいと思う次第でございます。
この発言だけを見る →建設行政におきます地方分権の推進に当たりまして、国は、一つとしては、全国的な規模、視点で行うべき施策や事業の実施、あるいはまた、第二点といたしましては、全国統一の基本ルールに関する事務などの国が本来果たすべき役割を重点的に担うということとともに、住民に最も身近な行政というものは地方公共団体が担う形で、国と地方が適切な役割と責任分担のもとに、協力し合いながら住宅・社会資本整備を進めていくことが極めて重要であると考えておるわけでございまし
て、こうした趣旨をさきの建設委員会における所信表明の中でも私は触れておるつもりでございます。
ただ、先日の記者会見、今思い出してみますると、そのような質問もございましたが、地方分権を重要な課題としてとらえた上で、今申し上げましたような観点から、個別具体の事務ごとに十分議論を尽くして検討することが不可欠ではないかとの考え方を申し述べたわけでございまして、地方分権に消極的であるということでは全くありません。
現在、地方分権推進委員会におきまして、三月の中間報告がなされるべく、それに向けていろいろな闊達な論議が繰り返されておるわけでございますが、またそのように伺っておるわけでございますけれども、個々の事務の執行体制のあり方につきましては、十分かつ有意義な論議を尽くしていただきますように、またそのような議論が闊達に交わされていただきますように私の方からも期待をしておる、このように了解願いたいと思う次第でございます。
畠
畠山健治郎#14
○畠山分科員 最後になりますが、本当に毎日のマスコミをにぎわしておるものの一つに官官接待がございますよね。この官官接待をどう受けとめたらいいのかといったら、やはり国対地方公共団体というのは上下の関係だというふうに言わざるを得ない中身だというふうに言ってよろしいかと思います。そういう認識の上で地方分権と言ってもしょせん限界がある。やはり国は国だ、こういうことになってしまったら地方分権は一向に進んでいかない。
大臣おっしゃるように、全国の統一したルールが必要だ、それはよくわかります。それはそれなりに法律でちゃんとつくっていただいて、具体的な仕事は身近なところでやっていただくということがやはり一番正しいと思いますから、そういう意味できっちりと整理をして、何でもかんでも中央集権だというのではなくて、本当に時代が変わっているわけでありますから、変わっている時代にふさわしい役割分担を果たしていただくように、ぜひひとつ特段の御理解と御協力を賜りますようにお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
この発言だけを見る →大臣おっしゃるように、全国の統一したルールが必要だ、それはよくわかります。それはそれなりに法律でちゃんとつくっていただいて、具体的な仕事は身近なところでやっていただくということがやはり一番正しいと思いますから、そういう意味できっちりと整理をして、何でもかんでも中央集権だというのではなくて、本当に時代が変わっているわけでありますから、変わっている時代にふさわしい役割分担を果たしていただくように、ぜひひとつ特段の御理解と御協力を賜りますようにお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
伊
岸
岸本光造#16
○岸本分科員 予算の分科会は地方の問題をお伺いしていいということでございます。
自由民主党の岸本光造ですが、私は和歌山でございますので、和歌山県北部の問題を中心に幾つか質問を申し上げたいと存じます。
御存じのように、道路は、和歌山県のように県自身が半島であるという辺境の地にありましては大変重要な動脈でございまして、県勢浮上のためには不可欠でございます。そういう意味で、和歌山県の北部、京都、奈良、和歌山から四国、九州に向かっての路線の一つとして京奈和自動車道が構想をされて事業化されておるところでございますが、和歌山県に入ってまいりますと、この京奈和自動車道が三つの部分に分かれます。一つは橋本市から高野口町に至る十一・三キロの橋本道路、それから高野口町から打田町に至る十六・九キロの紀北東道路、それから打田町から和歌山市に至る紀北西道路、十四キロでございます。この三つの部分から和歌山県下の京奈和自動車道は成り立っております。
一番初めに申しました橋本道路、十一・三キロでございますが、これが平成元年度事業化されて、ただいまは用地買収中でございます。ところが、用地買収にかかってはや十年近くになるでしょうか、なかなか立ち上がってこない。もう橋本市の市民はいら立っておりまして、する、すると言いながら一向もせぬやないか、毎年選挙に出る市会議員、県会議員、市長さんあるいはそのほかの議員は選挙に出るたびに京奈和、京奈和と言ってるけれども、もう十年たっても、十年たちますともう三回選挙するわけですからね、三回選挙していても一向も出てこないやないか、あいつら言うのは公約うそばかりや、こういうことに現場ではなってきております。
したがいまして、この橋本道路、特段の配慮をいただいて用地買収を進めていただいておるとは思うのですが、あとどれくらいで工事に着工できるのかは、それはもうことしからでも、八年度からでも私はしてほしいと思うのです。そういう見通し、できるかどうか。
それから紀北東道路の方ですが、これは平成五年度に事業化されまして、ただいま都計決定に向けて調査中と伺っております。これも大至急決定をお願いし、事業化していただきたい、こう思います。
それから紀北西道路、これは平成九年ごろあるいは十年ごろ事業化かという話が流れておりますが、これもできるだけ事業化を早くして、そして全体の計画がつながるようにお願いをしていきたい。
この構想についての答弁をいただきたいと思います。
この発言だけを見る →自由民主党の岸本光造ですが、私は和歌山でございますので、和歌山県北部の問題を中心に幾つか質問を申し上げたいと存じます。
御存じのように、道路は、和歌山県のように県自身が半島であるという辺境の地にありましては大変重要な動脈でございまして、県勢浮上のためには不可欠でございます。そういう意味で、和歌山県の北部、京都、奈良、和歌山から四国、九州に向かっての路線の一つとして京奈和自動車道が構想をされて事業化されておるところでございますが、和歌山県に入ってまいりますと、この京奈和自動車道が三つの部分に分かれます。一つは橋本市から高野口町に至る十一・三キロの橋本道路、それから高野口町から打田町に至る十六・九キロの紀北東道路、それから打田町から和歌山市に至る紀北西道路、十四キロでございます。この三つの部分から和歌山県下の京奈和自動車道は成り立っております。
一番初めに申しました橋本道路、十一・三キロでございますが、これが平成元年度事業化されて、ただいまは用地買収中でございます。ところが、用地買収にかかってはや十年近くになるでしょうか、なかなか立ち上がってこない。もう橋本市の市民はいら立っておりまして、する、すると言いながら一向もせぬやないか、毎年選挙に出る市会議員、県会議員、市長さんあるいはそのほかの議員は選挙に出るたびに京奈和、京奈和と言ってるけれども、もう十年たっても、十年たちますともう三回選挙するわけですからね、三回選挙していても一向も出てこないやないか、あいつら言うのは公約うそばかりや、こういうことに現場ではなってきております。
したがいまして、この橋本道路、特段の配慮をいただいて用地買収を進めていただいておるとは思うのですが、あとどれくらいで工事に着工できるのかは、それはもうことしからでも、八年度からでも私はしてほしいと思うのです。そういう見通し、できるかどうか。
それから紀北東道路の方ですが、これは平成五年度に事業化されまして、ただいま都計決定に向けて調査中と伺っております。これも大至急決定をお願いし、事業化していただきたい、こう思います。
それから紀北西道路、これは平成九年ごろあるいは十年ごろ事業化かという話が流れておりますが、これもできるだけ事業化を早くして、そして全体の計画がつながるようにお願いをしていきたい。
この構想についての答弁をいただきたいと思います。
橋
橋本鋼太郎#17
○橋本政府委員 御指摘の京奈和自動車道でございますが、京都、奈良、和歌山を結ぶという極めて重要な幹線道路であります。全延長百二十キロございます。和歌山県におきましては、この紀勢線、阪和自動車道とこの京奈和自動車道が根幹的なネットワークを形成する極めて重要な路線と考えております。
この京奈和自動車道につきましては、一般国道の自動車専用道路として順次整備することとしておりまして、先ほども御指摘ありましたとおり、橋本道路、紀北東道路、これらについては現在事業を進めているところであります。
その中で、橋本道路につきましては、国道二十四号の橋本市内が大変交通渋滞をしておるということもございます。全体十一キロの事業を平成元年度より進めております。平成三年度には奈良県側の五條道路に接続する側から用地買収に着手をし、鋭意推進してきております。平成七年度におきましては、さらに橋本市の真土地区の用地買収を完了させる、あるいは橋本市内の垂井地区とか中島地区についても用地買収を今推進しているところであります。しかし、なかなか事業費の確保が十分であるというところまでいっておりません。その点は先生御指摘のとおりだと思います。
今後は、例えば平成八年度予算におきましても、高規格幹線道路、これは一般道路の分でありますが、一・二〇、二〇%という高い伸び率を確保しておりますので、その中でぜひこういう橋本道路みたいなところが重点的に投資ができるように事業の展開を図ってまいりたいと思います。
さらに、工事の展開、工事の着手についての御質問でございますが、これにつきましては、もう少しこの用地買収を進めるということが先決と考えております。そういう意味で、ぜひ用地買収に従来にも増して努力をしていきたいと考えております。
それから次の紀北東道路でございますが、これにつきましては、橋本道路に続く高野口町から打田町間十七キロの区間でございます。平成五年度に事業に着手しております。平成八年度には都市計画の決定の手続を開始する、こういう予定にしておりますが、ぜひ平成八年度中に都市計画を終え、さらに、できれば地元協議あるいは現地の測量、こういうものに入ってまいりたいと思います。
いずれにいたしましても、地元の皆様方の御協力が必要であります。その点もよろしくお願いしたいと思います。
次の紀北西道路でございます。これは先ほど御説明いたしました紀北東道路、これに接続する分でありまして、阪和自動車道までの間十四キロの道路でございます。この地域には南麓サイエンスパーク等の開発計画、あるいは現道であります国道二十四号に田井の瀬交差点その他の渋滞ポイントがたくさんあります。そういう意味では極めて早期に事業化をする必要がある区間と認識しております。
その中で、現在、阪和自動車道とのジャンクションの位置、構造、こういうものを慎重に調査検討しておりますので、これらの成果を踏まえて、できれば平成八年度中に概略ルートを定め、環境影響調査に着手し、これらを進めるとともに、詳細な調査検討をしてまいり、平成九年度には都市計画決定ができるようにしてまいりたいと考えておりますし、平成九年度中には都市計画決定を受けまして事業化に着手できるよう、努力してまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →この京奈和自動車道につきましては、一般国道の自動車専用道路として順次整備することとしておりまして、先ほども御指摘ありましたとおり、橋本道路、紀北東道路、これらについては現在事業を進めているところであります。
その中で、橋本道路につきましては、国道二十四号の橋本市内が大変交通渋滞をしておるということもございます。全体十一キロの事業を平成元年度より進めております。平成三年度には奈良県側の五條道路に接続する側から用地買収に着手をし、鋭意推進してきております。平成七年度におきましては、さらに橋本市の真土地区の用地買収を完了させる、あるいは橋本市内の垂井地区とか中島地区についても用地買収を今推進しているところであります。しかし、なかなか事業費の確保が十分であるというところまでいっておりません。その点は先生御指摘のとおりだと思います。
今後は、例えば平成八年度予算におきましても、高規格幹線道路、これは一般道路の分でありますが、一・二〇、二〇%という高い伸び率を確保しておりますので、その中でぜひこういう橋本道路みたいなところが重点的に投資ができるように事業の展開を図ってまいりたいと思います。
さらに、工事の展開、工事の着手についての御質問でございますが、これにつきましては、もう少しこの用地買収を進めるということが先決と考えております。そういう意味で、ぜひ用地買収に従来にも増して努力をしていきたいと考えております。
それから次の紀北東道路でございますが、これにつきましては、橋本道路に続く高野口町から打田町間十七キロの区間でございます。平成五年度に事業に着手しております。平成八年度には都市計画の決定の手続を開始する、こういう予定にしておりますが、ぜひ平成八年度中に都市計画を終え、さらに、できれば地元協議あるいは現地の測量、こういうものに入ってまいりたいと思います。
いずれにいたしましても、地元の皆様方の御協力が必要であります。その点もよろしくお願いしたいと思います。
次の紀北西道路でございます。これは先ほど御説明いたしました紀北東道路、これに接続する分でありまして、阪和自動車道までの間十四キロの道路でございます。この地域には南麓サイエンスパーク等の開発計画、あるいは現道であります国道二十四号に田井の瀬交差点その他の渋滞ポイントがたくさんあります。そういう意味では極めて早期に事業化をする必要がある区間と認識しております。
その中で、現在、阪和自動車道とのジャンクションの位置、構造、こういうものを慎重に調査検討しておりますので、これらの成果を踏まえて、できれば平成八年度中に概略ルートを定め、環境影響調査に着手し、これらを進めるとともに、詳細な調査検討をしてまいり、平成九年度には都市計画決定ができるようにしてまいりたいと考えておりますし、平成九年度中には都市計画決定を受けまして事業化に着手できるよう、努力してまいりたいと考えております。
岸
岸本光造#18
○岸本分科員 難儀なことの度合いでいえば、この橋本道路というのは非常に難儀なところだと思います。非常な渋滞、ラッシュでございまして、そういう意味では、今局長から、特別に配慮をする予算のつけ方という言葉がちょっとありましたが、大臣には特段に御配慮いただきますようにお願い申し上げたいと存じます。
時間がありませんから、次へ移ります。
我々は、阪神・淡路大震災のときに、国土軸が一本しか通っておりませんでしたから、東日本と西日本の物流が途絶したという教訓を持っておるわけです。そういう意味で、新国土軸をやってほしい、紀伊半島、四国、九州をつなぐ太平洋新国土軸でございますが、これを国の決定の中に、国土庁ですが、入れていただきたい、こういうことを長い間お願いしてまいりました。
これについて、必ず入れていただくようにお願いするとともに、このルートの中で、紀淡海峡連絡道、和歌山から鳴門へのルートでありますが、これは建設省も調査中だと伺っております。もちろん、和歌山、兵庫両県で調査をしておりますし、この紀淡海峡の連絡道路建設のためのフォーラムなども、和歌山の商工会議所会頭などを中心にして幅広い経済界で運動を展開しておりますので、国の安全のためにも第二国土軸をつくっていくという意味で、どうか紀淡海峡大橋をセットしていただきたい、こう思うわけです。できましたら、平成五年ごろ、もっと前ですか、かなり調査をしてきていると思いますので、ぼつぼつ平成十年には事業化をお願いしたい。もうそろそろ調査の結論も出るのではないかと私は思いますので、太平洋新国主軸の制定とあわせて、これの平成十年度ぐらいの事業化をぜひともお願いしたいと思います。これについて、見通し、どうでしょうか。国土庁と建設省から答弁いただきたいと思います。
この発言だけを見る →時間がありませんから、次へ移ります。
我々は、阪神・淡路大震災のときに、国土軸が一本しか通っておりませんでしたから、東日本と西日本の物流が途絶したという教訓を持っておるわけです。そういう意味で、新国土軸をやってほしい、紀伊半島、四国、九州をつなぐ太平洋新国土軸でございますが、これを国の決定の中に、国土庁ですが、入れていただきたい、こういうことを長い間お願いしてまいりました。
これについて、必ず入れていただくようにお願いするとともに、このルートの中で、紀淡海峡連絡道、和歌山から鳴門へのルートでありますが、これは建設省も調査中だと伺っております。もちろん、和歌山、兵庫両県で調査をしておりますし、この紀淡海峡の連絡道路建設のためのフォーラムなども、和歌山の商工会議所会頭などを中心にして幅広い経済界で運動を展開しておりますので、国の安全のためにも第二国土軸をつくっていくという意味で、どうか紀淡海峡大橋をセットしていただきたい、こう思うわけです。できましたら、平成五年ごろ、もっと前ですか、かなり調査をしてきていると思いますので、ぼつぼつ平成十年には事業化をお願いしたい。もうそろそろ調査の結論も出るのではないかと私は思いますので、太平洋新国主軸の制定とあわせて、これの平成十年度ぐらいの事業化をぜひともお願いしたいと思います。これについて、見通し、どうでしょうか。国土庁と建設省から答弁いただきたいと思います。
浜
浜野潤#19
○浜野説明員 御説明いたします。
昨年十二月に国土審議会に報告されました「二十一世紀の国土のグランドデザイン」におきまして、仮称でございますけれども、太平洋新国土軸を含みます複数の新しい国土軸を形成しまして、「新しい国土構造を構築することによって現在の国土構造のゆがみを直していくことが二十一世紀における国土政策の基本的な課題である。」とされております。したがいまして、平成八年度中を目途に現在作業を進めております新しい全国総合開発計画の策定に向けまして、太平洋新国土軸などの新しい国土軸の位置づけなどにつきまして、国土審議会での御議論及び国民各層の御意見を踏まえまして、引き続き検討していきたいと考えております。
この発言だけを見る →昨年十二月に国土審議会に報告されました「二十一世紀の国土のグランドデザイン」におきまして、仮称でございますけれども、太平洋新国土軸を含みます複数の新しい国土軸を形成しまして、「新しい国土構造を構築することによって現在の国土構造のゆがみを直していくことが二十一世紀における国土政策の基本的な課題である。」とされております。したがいまして、平成八年度中を目途に現在作業を進めております新しい全国総合開発計画の策定に向けまして、太平洋新国土軸などの新しい国土軸の位置づけなどにつきまして、国土審議会での御議論及び国民各層の御意見を踏まえまして、引き続き検討していきたいと考えております。
橋
橋本鋼太郎#20
○橋本政府委員 紀淡連絡道路につきましては、今御説明がありましたとおり、太平洋新国土軸として位置づけがされると考えておりますが、さらに、紀淡連絡道路と申しますのは、大阪湾環状道路の形成あるいはこの周辺地域のバランスのある発展を図る観点からも重要だということで、大阪湾臨海地域開発整備法いわゆるベイ法に基づく整備計画への位置づけ等も必要でありますので、この辺について関係自治体と協議調整を現在行っているところであります。
また、阪神・淡路大震災の教訓、こういうものも踏まえますと、リダンダンシーの確保という観点からも極めて重要な路線であると考えております。
そういう中で、紀淡連絡道路は、明石海峡大橋を超える大規模な海峡横断プロジェクトでございます。建設省としましても、平成六年度から新交通軸調査をスタートさせて積極的な取り組みを行っております。
この新交通軸調査におきましては、明石海峡大橋を超えるような長大橋でございますので、建設技術の確立と大規模事業の経済性を高めるためのコストダウンに関する技術開発等、いろいろな研究開発を進めているところであります。
また、この紀淡連絡道路につきましては、既に、風などの気象調査、あるいは地震観測、船舶の航行調査、あるいは海上ボーリングも含めたボーリング、あるいは弾性波探査などの地質調査を地元の和歌山県、兵庫県、徳島県の支援等もいただきまして進めております。
平成七年度中には新たな設計基準の骨子をまとめまして、平成八年度には、紀淡連絡道路を含めましてこういう大きな海峡プロジェクトのそれぞれの基本設計等を開始したいと考えております。いずれにいたしましても、耐震性とかあるいは耐風性は極めて重要でありますので、この耐震性あるいは風洞実験なども、ぜひ平成八年度には着手していきたいと考えております。
また、こういう大きなプロジェクトは、単にある地域に限定した効果だけではなく、全国全体あるいは社会的な効果というものも非常に大きいと思いますし、長大橋の技術の維持をしていくという観点からも極めて重要だと認識しております。
いずれにいたしましても、この十一次五カ年計画中に事業の具体化を目指して努力をしてまいりましたが、できるだけ早期に事業化ができるように、今後とも努力してまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →また、阪神・淡路大震災の教訓、こういうものも踏まえますと、リダンダンシーの確保という観点からも極めて重要な路線であると考えております。
そういう中で、紀淡連絡道路は、明石海峡大橋を超える大規模な海峡横断プロジェクトでございます。建設省としましても、平成六年度から新交通軸調査をスタートさせて積極的な取り組みを行っております。
この新交通軸調査におきましては、明石海峡大橋を超えるような長大橋でございますので、建設技術の確立と大規模事業の経済性を高めるためのコストダウンに関する技術開発等、いろいろな研究開発を進めているところであります。
また、この紀淡連絡道路につきましては、既に、風などの気象調査、あるいは地震観測、船舶の航行調査、あるいは海上ボーリングも含めたボーリング、あるいは弾性波探査などの地質調査を地元の和歌山県、兵庫県、徳島県の支援等もいただきまして進めております。
平成七年度中には新たな設計基準の骨子をまとめまして、平成八年度には、紀淡連絡道路を含めましてこういう大きな海峡プロジェクトのそれぞれの基本設計等を開始したいと考えております。いずれにいたしましても、耐震性とかあるいは耐風性は極めて重要でありますので、この耐震性あるいは風洞実験なども、ぜひ平成八年度には着手していきたいと考えております。
また、こういう大きなプロジェクトは、単にある地域に限定した効果だけではなく、全国全体あるいは社会的な効果というものも非常に大きいと思いますし、長大橋の技術の維持をしていくという観点からも極めて重要だと認識しております。
いずれにいたしましても、この十一次五カ年計画中に事業の具体化を目指して努力をしてまいりましたが、できるだけ早期に事業化ができるように、今後とも努力してまいりたいと考えております。
岸
岸本光造#21
○岸本分科員 努力をお願い申し上げます。
次に、今度は国道二十六号、俗称第二阪和、和歌山北バイパスでありますが、これは昭和六十三年から事業化されて、今、用買中でございます。このルートが関空から和歌山市へ結びつく直接の唯一のルートでございますので、できるだけ事業費の増大をお願いするとともに、特にこの中には、和歌山市内でありますが、紀の川を越えるという部分があります。新南海橋といいますが、これは木でつくられた橋でございまして、数年前に、ドライバーが窓からたばこの吸い殻を捨てた。木造でありますからこの橋が燃え出した。橋自身が燃えるというようなことがありまして、こんな橋が和歌山にまだ今でもある。何ぼ吉宗の時代と言われても、いかにも原始的ではないか。だからこの橋だけは、このルートの中でも最優先して工事に着工できるようにお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →次に、今度は国道二十六号、俗称第二阪和、和歌山北バイパスでありますが、これは昭和六十三年から事業化されて、今、用買中でございます。このルートが関空から和歌山市へ結びつく直接の唯一のルートでございますので、できるだけ事業費の増大をお願いするとともに、特にこの中には、和歌山市内でありますが、紀の川を越えるという部分があります。新南海橋といいますが、これは木でつくられた橋でございまして、数年前に、ドライバーが窓からたばこの吸い殻を捨てた。木造でありますからこの橋が燃え出した。橋自身が燃えるというようなことがありまして、こんな橋が和歌山にまだ今でもある。何ぼ吉宗の時代と言われても、いかにも原始的ではないか。だからこの橋だけは、このルートの中でも最優先して工事に着工できるようにお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
橋
橋本鋼太郎#22
○橋本政府委員 国道二十六号の和歌山北バイパスでございますが、これは大阪府の阪南市から和歌山市に至る第二阪和国道の一部をなすものでございます。
和歌山北バイパスにつきましては、六十三年度に事業着手しておりまして、平成二年度から用地買収を行っております。現在工事着手に向けて全面的に用地買収を推進しているところであります。地元の自治体等にも御協力いただいて、まず用地買収を進めることが肝要かと考えております。平成八年度には、下水道などの関連事業と一体となって整備する区間がございますので、これらの区間については一部工事も着手したいと思います。
最大のポイントは、紀の川にかかる新南海橋に早期に事業着手する、工事着手するということと考えますが、現在、詳細設計を行うとともに関係機関との協議を進めております。先ほど申し上げましたアクセス部分の用地買収の推進がぜひ必要でありますので、予算確保をしつつ、あるいは自治体の御協力もいただいて用地買収を推進するとともに、できれば平成九年度、この橋についても着工できるように準備したいと思います。いずれにいたしましても、今後いろいろな努力が必要でありますので、よろしくお願いを申し上げます。
この発言だけを見る →和歌山北バイパスにつきましては、六十三年度に事業着手しておりまして、平成二年度から用地買収を行っております。現在工事着手に向けて全面的に用地買収を推進しているところであります。地元の自治体等にも御協力いただいて、まず用地買収を進めることが肝要かと考えております。平成八年度には、下水道などの関連事業と一体となって整備する区間がございますので、これらの区間については一部工事も着手したいと思います。
最大のポイントは、紀の川にかかる新南海橋に早期に事業着手する、工事着手するということと考えますが、現在、詳細設計を行うとともに関係機関との協議を進めております。先ほど申し上げましたアクセス部分の用地買収の推進がぜひ必要でありますので、予算確保をしつつ、あるいは自治体の御協力もいただいて用地買収を推進するとともに、できれば平成九年度、この橋についても着工できるように準備したいと思います。いずれにいたしましても、今後いろいろな努力が必要でありますので、よろしくお願いを申し上げます。
岸
岸本光造#23
○岸本分科員 ありがとうございます。
次は、和歌山バイパスでございます。和歌山バイパスは、和歌山市から橋本市に向かって紀の川を上流に向かって延びるルートでございまして、平成五年七月から国道二十四号のバイパスとして供用されておりますが、これが和歌山県打田町黒土というところでとまっております。この黒土というのは、行政区でいいますと和歌山県の那賀郡という郡がございまして、ここのちょうど真ん中になります。
したがいまして、那賀郡の西部はバイパスが通っておるけれども、那賀郡の東部はバイパスが通っておらぬというようなことになってまいりまして、この通っていない部分につきましては、もう朝夕だけではなく終日の交通渋滞があり、しかももちろん、渋滞しますから交通事故などが多発して、大変ひどい二十四号ということになっております。
そこで、このバイパスを東進させてくれ、東へ延ばしてくれという要望が、地元の市町村あるいは市町村議会からも非常に強いし、地元県会議員からも、県議会でも何回も本会議などで論議をされてきておるのですが、なかなかそれはいかない。いかないのは、京奈和自動車道が西に向いて下ってくるから直轄で二路線の工事ができない、これは原則だからということであります。同じような地域に二本直轄では工事できない、そんな話を我々はできないことの理由としてちょこちょこ聞かされておりますけれども、住んでおりますのは直轄のことが理解できない住民が多数であり、二十四号は生活道路であります。
したがいまして、これはやはり何らかの形で渋滞の解消、安全な道路、これをつくっていただくように、バイパスということになりますとできないというから、できたら何かいい方法を考えて、住民が安心して国道を通れるように考えていただきたい、こういうふうにお願いをするわけですが、これについてどうでしょうか。
地元ではもう差別だと言うのですよ。バイパスが通ったところは物すごく町並みがいいのですよ。それはもう橋本局長よく御存じのとおりです。通っていないところは、こんな悪い国道が天下、日本にあるかというほど渋滞があって悪い。そういう段差があって、那賀郡という同じ行政区でしょう。その中で西がよくて東があかん。こうなってくると、これはもう行政差別だ、訴訟してやろうかという住民まで出てくるわけで、この辺を建設省としても我々の苦汁を酌み取って、何とかいい段取りをしていただきたいと思いますが、いかがですか。
この発言だけを見る →次は、和歌山バイパスでございます。和歌山バイパスは、和歌山市から橋本市に向かって紀の川を上流に向かって延びるルートでございまして、平成五年七月から国道二十四号のバイパスとして供用されておりますが、これが和歌山県打田町黒土というところでとまっております。この黒土というのは、行政区でいいますと和歌山県の那賀郡という郡がございまして、ここのちょうど真ん中になります。
したがいまして、那賀郡の西部はバイパスが通っておるけれども、那賀郡の東部はバイパスが通っておらぬというようなことになってまいりまして、この通っていない部分につきましては、もう朝夕だけではなく終日の交通渋滞があり、しかももちろん、渋滞しますから交通事故などが多発して、大変ひどい二十四号ということになっております。
そこで、このバイパスを東進させてくれ、東へ延ばしてくれという要望が、地元の市町村あるいは市町村議会からも非常に強いし、地元県会議員からも、県議会でも何回も本会議などで論議をされてきておるのですが、なかなかそれはいかない。いかないのは、京奈和自動車道が西に向いて下ってくるから直轄で二路線の工事ができない、これは原則だからということであります。同じような地域に二本直轄では工事できない、そんな話を我々はできないことの理由としてちょこちょこ聞かされておりますけれども、住んでおりますのは直轄のことが理解できない住民が多数であり、二十四号は生活道路であります。
したがいまして、これはやはり何らかの形で渋滞の解消、安全な道路、これをつくっていただくように、バイパスということになりますとできないというから、できたら何かいい方法を考えて、住民が安心して国道を通れるように考えていただきたい、こういうふうにお願いをするわけですが、これについてどうでしょうか。
地元ではもう差別だと言うのですよ。バイパスが通ったところは物すごく町並みがいいのですよ。それはもう橋本局長よく御存じのとおりです。通っていないところは、こんな悪い国道が天下、日本にあるかというほど渋滞があって悪い。そういう段差があって、那賀郡という同じ行政区でしょう。その中で西がよくて東があかん。こうなってくると、これはもう行政差別だ、訴訟してやろうかという住民まで出てくるわけで、この辺を建設省としても我々の苦汁を酌み取って、何とかいい段取りをしていただきたいと思いますが、いかがですか。
橋
橋本鋼太郎#24
○橋本政府委員 国道二十四号につきましては、西の方から、和歌山市の方から和歌山バイパス、岩出バイパスということでバイパスの整備をし、先ほど御指摘の黒土というところまではおおむね四車線で整備されているわけであります。
基本的には、二十四号を含めて東西交通につきましては、先ほども御指摘のとおり高規格幹線道路の京奈和自動車道の橋本道路、紀北東道路、こういうもので大きな通過交通、流れの交通は分担するということを基本にしておりますが、現実の問題として、打田町以東の国道二十四号は一日の交通量が一万八千台から二万五千台ということで、主要な交差点部は慢性的な渋滞が生じているのは事実であります。このため、粉河町の県道粉河加太線との交差点、粉河交差点と言っておりますが、こういうものや、あるいはかつらぎ町の紀北病院前の交差点、こういうものにつきましては拡幅をし右折レーンを設置するなど交差点改良を実施して渋滞対策に努めております。
平成八年度におきましても、こういう交差点改良等を順次進めてまいりたいと思いますし、今申し上げましたものにつきましては、交差点改良を完了するということにしております。
しかし、御指摘のとおり国道二十四号の現道につきましては、生活道路であり極めて生活に密着した交通が多いわけでございます。道路局といたしましても、現道対策がぜひ必要ではないかということで、渋滞を生じている他の交差点がまだまだありますので、こういう交差点を拡幅を含む改良を逐次進めていくとか、あるいは一部区間について拡幅をしていくというようなことも含めて、この二十四号の現道対策については少し抜本的な計画をつくる必要があるのではないかと考えております。
この発言だけを見る →基本的には、二十四号を含めて東西交通につきましては、先ほども御指摘のとおり高規格幹線道路の京奈和自動車道の橋本道路、紀北東道路、こういうもので大きな通過交通、流れの交通は分担するということを基本にしておりますが、現実の問題として、打田町以東の国道二十四号は一日の交通量が一万八千台から二万五千台ということで、主要な交差点部は慢性的な渋滞が生じているのは事実であります。このため、粉河町の県道粉河加太線との交差点、粉河交差点と言っておりますが、こういうものや、あるいはかつらぎ町の紀北病院前の交差点、こういうものにつきましては拡幅をし右折レーンを設置するなど交差点改良を実施して渋滞対策に努めております。
平成八年度におきましても、こういう交差点改良等を順次進めてまいりたいと思いますし、今申し上げましたものにつきましては、交差点改良を完了するということにしております。
しかし、御指摘のとおり国道二十四号の現道につきましては、生活道路であり極めて生活に密着した交通が多いわけでございます。道路局といたしましても、現道対策がぜひ必要ではないかということで、渋滞を生じている他の交差点がまだまだありますので、こういう交差点を拡幅を含む改良を逐次進めていくとか、あるいは一部区間について拡幅をしていくというようなことも含めて、この二十四号の現道対策については少し抜本的な計画をつくる必要があるのではないかと考えております。
岸
岸本光造#25
○岸本分科員 東へ延ばすバイパスについてですが、京奈和自動車道ができれば渋滞が解消できると言いますが、京奈和自動車道は、今のままでいきますと開通するまでに三、四十年かかると私は思っております。大変な時間がかかる。そうなりますと、これは二十年なり三十年なりの間今のままで我慢しておらなければいかぬということになりますから、局長答弁のとおり、できるだけ早い機会に抜本的な解決をお願いしたい、こういうふうに思う次第であります。
次へ行きます。
和歌山は大阪と接しておりますが、特に大阪−和歌山間に葛城山という大きな山がありまして、これが大阪と和歌山を隔てるびょうぶの役割をしております。したがいまして、大阪−和歌山間の幹線道路をつくっていくということが非常に和歌山にとっては県勢浮上のためにも必要なことでございます。
二点だけお伺いします。
三百七十一号の橋本バイパス、これは今、用買中でありまして、事業費が増大してもらえるだろうと私は思っておりますが、この中にバイパスの事業費増加とあわせて、清水架橋というのがあります。この清水架橋、清水という地点に橋をかけてもらわないことには、この辺に教育事務所、警察署、県事務所など行政の中心があって、これももう二十年ぐらい前から言っておるらしいのですが、なかなか事業化されないということで、この橋をつけてもらうことによって三七一も目玉ができるということになろうかと思いますのでこれのお願いと、それから府県間道路で四百八十号が平成六年度に事業化をされておるわけですが、四郷地点にトンネルが構想されております。このトンネルの見通しなど、三七一と四八〇のこの二つについて、時間がありませんのでできるだけ簡潔に御答弁をお願いいたします。
この発言だけを見る →次へ行きます。
和歌山は大阪と接しておりますが、特に大阪−和歌山間に葛城山という大きな山がありまして、これが大阪と和歌山を隔てるびょうぶの役割をしております。したがいまして、大阪−和歌山間の幹線道路をつくっていくということが非常に和歌山にとっては県勢浮上のためにも必要なことでございます。
二点だけお伺いします。
三百七十一号の橋本バイパス、これは今、用買中でありまして、事業費が増大してもらえるだろうと私は思っておりますが、この中にバイパスの事業費増加とあわせて、清水架橋というのがあります。この清水架橋、清水という地点に橋をかけてもらわないことには、この辺に教育事務所、警察署、県事務所など行政の中心があって、これももう二十年ぐらい前から言っておるらしいのですが、なかなか事業化されないということで、この橋をつけてもらうことによって三七一も目玉ができるということになろうかと思いますのでこれのお願いと、それから府県間道路で四百八十号が平成六年度に事業化をされておるわけですが、四郷地点にトンネルが構想されております。このトンネルの見通しなど、三七一と四八〇のこの二つについて、時間がありませんのでできるだけ簡潔に御答弁をお願いいたします。
橋
橋本鋼太郎#26
○橋本政府委員 紀の川にかかります橋梁の問題でありまして、国道二十四号以南の市脇から清水間の架橋の問題であります。これにつきましては、橋本市周辺地域の交通渋滞解消のためにぜひ必要であろうということでありまして、和歌山県において現在概略設計等の調査を進めております。いずれにしましても、この橋をかける場合には前後の取りつけ部分の計画を再度検討する必要があります。そういう意味で、都市計画の変更等を進めまして、早期に事業に着手できるように努めてまいりたいと思います。
それから、国道四百八十号につきましては、大阪府、和歌山県県境にまたがります鍋谷峠を中心に山間部を縦断する山岳道路でありまして、大変幅員が狭い、あるいは線形が悪いというところで未改良区間が残っております。これにつきましては、和歌山県側からは平成六年度から、大阪府としては平成八年度に着手を予定していると聞いております。
そういうことでこれは両側から進めておりますが、府県境にあります四郷トンネルにつきましては、現在調査を進めております。順次大阪府並びに和歌山県、両県側から整備を進めるとともに、事業の調整を図ってまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →それから、国道四百八十号につきましては、大阪府、和歌山県県境にまたがります鍋谷峠を中心に山間部を縦断する山岳道路でありまして、大変幅員が狭い、あるいは線形が悪いというところで未改良区間が残っております。これにつきましては、和歌山県側からは平成六年度から、大阪府としては平成八年度に着手を予定していると聞いております。
そういうことでこれは両側から進めておりますが、府県境にあります四郷トンネルにつきましては、現在調査を進めております。順次大阪府並びに和歌山県、両県側から整備を進めるとともに、事業の調整を図ってまいりたいと考えております。
岸
岸本光造#27
○岸本分科員 次に、砂防関係についてちょっとお伺いいたします。
和歌山県は県土の八割が急峻な山地でございます。昨年も新宮で災害がありまして、とうとい人命が亡くなりました。風水害それから台風の襲来など、砂防事業は和歌山県にとりましては大変大事な仕事でございます。来年度、和歌山県からいろいろな砂防に関するお願いがしてあると思いますが、これについて特段の配慮をいただきますようにお願いをしたいと思います。
答弁があったら答弁してください。
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答弁があったら答弁してください。
松
松田芳夫#28
○松田政府委員 委員御案内のとおり、和歌山県はほとんどが山地という地形で、しかも雨量も非常に多い地域でございます。昨年は、お話しのとおり、新宮市で三人が亡くなるというような土石流被害がございまして、また紀の川沿いの低地には、事によると地震の発生の可能性もある活断層が走っているというお話もございます。地震による土砂災害が昔から多かったところでございますので、砂防、土砂災害対策ということについては、今後とも注意をしていかなければいけない地域であるということは十分認識しております。
しかし、昨今の公共事業費の中で、なかなか砂防事業費というのも大幅な増というのも困難な状況でございます。重点箇所、特に人命に直結する危険箇所というものを重点的に対応してまいりたいということと、それから土石流の危険区域には予警報装置などをつけることも検討したりとか、住民の方々に危険区域を事前にお教えするような、そういう情報提供のこと、あるいは警戒避難体制を充実させるなどソフトな対策も取り入れて、少なくとも人命を最優先的に保護するというようなソフトな施策も兼ね合わせて考えたいと考えております。
この発言だけを見る →しかし、昨今の公共事業費の中で、なかなか砂防事業費というのも大幅な増というのも困難な状況でございます。重点箇所、特に人命に直結する危険箇所というものを重点的に対応してまいりたいということと、それから土石流の危険区域には予警報装置などをつけることも検討したりとか、住民の方々に危険区域を事前にお教えするような、そういう情報提供のこと、あるいは警戒避難体制を充実させるなどソフトな対策も取り入れて、少なくとも人命を最優先的に保護するというようなソフトな施策も兼ね合わせて考えたいと考えております。
岸
岸本光造#29
○岸本分科員 お礼を申し上げたいと思います。
近畿自動車道の紀勢線、これが広川町—御坊間、この三月末に供用をしていただくわけで、これで海岸線が六百キロあります和歌山県が非常に縮んできた、便利になってくる、これは大変な御尽力をいただいて、お礼を申し上げるわけでございます。しかし、まだまだ和歌山は新宮まで大変道のりが遠うございまして、現在、基本計画区間と言われています海南市—吉備町間あるいは南部町—すさみ町間を次期の国幹審で整備計画の決定をお願いしたいし、さらにまた御坊から南部町間の整備促進もお願いをしていきたい、こう思います。お礼を申し上げて、さらにこれを要望しておきたいと思います。
時間が参りましたが、大臣に一つだけお願いをしたいと思います。
一つ道をつけるということになりますと、大変な長い時間がかかります。言い出してから、子供は大人になり、大人は老人になり、老人はあの世へ行ってしまうというようなことで、聞いてみますと、桃栗三年道十年というのだそうです。
しかし、よく聞いてみたら、今もう三十年かかっているのです、和歌山の場合。非常に残念です。聞いてみますと、調査をする、都計入れる、事業化してまた都計やる、測量設計やる、協議やる、用地買収にかかる、工事着工をやると、ざっと勘定して五つの段階を経るわけですね。そうすると、これだけでも五年、二年ずつかけたら十年かかってしまう。これは大変なことでして、生まれた子がおじいちゃんになってしまうわけです。
だから、これは何とかしてこの辺の制度を、それはきょうあしたはできないと思いますが、安全なものをつくろうといえば時間がかかると思いますし、用地買収も難しい時代ですから、いろいろ問題があろうと思いますが、できるだけ早い時期に立ち上がれるような何か手だてを幹線についてはお願いしたいと私は思うわけです。これは要望でありますが、大臣、何か所見がありましたら教えていただきたいし、なかったらもう結構でございます。
この発言だけを見る →近畿自動車道の紀勢線、これが広川町—御坊間、この三月末に供用をしていただくわけで、これで海岸線が六百キロあります和歌山県が非常に縮んできた、便利になってくる、これは大変な御尽力をいただいて、お礼を申し上げるわけでございます。しかし、まだまだ和歌山は新宮まで大変道のりが遠うございまして、現在、基本計画区間と言われています海南市—吉備町間あるいは南部町—すさみ町間を次期の国幹審で整備計画の決定をお願いしたいし、さらにまた御坊から南部町間の整備促進もお願いをしていきたい、こう思います。お礼を申し上げて、さらにこれを要望しておきたいと思います。
時間が参りましたが、大臣に一つだけお願いをしたいと思います。
一つ道をつけるということになりますと、大変な長い時間がかかります。言い出してから、子供は大人になり、大人は老人になり、老人はあの世へ行ってしまうというようなことで、聞いてみますと、桃栗三年道十年というのだそうです。
しかし、よく聞いてみたら、今もう三十年かかっているのです、和歌山の場合。非常に残念です。聞いてみますと、調査をする、都計入れる、事業化してまた都計やる、測量設計やる、協議やる、用地買収にかかる、工事着工をやると、ざっと勘定して五つの段階を経るわけですね。そうすると、これだけでも五年、二年ずつかけたら十年かかってしまう。これは大変なことでして、生まれた子がおじいちゃんになってしまうわけです。
だから、これは何とかしてこの辺の制度を、それはきょうあしたはできないと思いますが、安全なものをつくろうといえば時間がかかると思いますし、用地買収も難しい時代ですから、いろいろ問題があろうと思いますが、できるだけ早い時期に立ち上がれるような何か手だてを幹線についてはお願いしたいと私は思うわけです。これは要望でありますが、大臣、何か所見がありましたら教えていただきたいし、なかったらもう結構でございます。