川橋幸子の発言 (科学技術特別委員会)
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○川橋幸子君 設立許可時の審査というふうにやや限定的な感じで私はお答えを受けとめましたけれども、設立許可時の審査というのは今後の、もし運転再開が可能になるとすれば、そういう状況になるとすれば、そのときにもこの審査基準がしっかりと体系づけられて、今回の事故が起こるようなことがないようなより綿密な基準を考えていかれる必要があると思うんです。そういう意味のダブルチェックだと思うんです。
時間がなくて恐縮なのですが、私は、やっぱりぜひとも聞きたい、具体例でもって聞いた方がわかりやすいかと思って聞きたいわけでございますが、温度計の安全性の問題でございます。本会議でも指摘されておりましたが、なぜ常陽と違ったものを使ったのか。安全性をチェックして、それで今度は「もんじゅ」で臨界になったわけです。何のためのテストだったのかというのは、これは常識的に非常に疑問に思います。常陽と違ったのはなぜか。
それから、フランスのスーパーフェニックスの事故の情報が入っておった。さや管は長いよりは短い方がよい、短くしないと事故が起こりかねないと、そういうフランスの事故の教訓があった。それがなぜ学習効果として生かされないのか。
それからもう一つ、これは新聞情報でございますが、温度計の技術的なガイドラインについては、ASME、米国機械学会がつくられておられて、ここでもカルマン渦だけではなくて、今回、多分そうであろうというふうに推測されておる対称渦というんですか、この渦のために温度計については九一年に指針を変えておられた。
これだけの材料があり、これだけの情報があり、多分これは皆さん、事業体も行政も安全委員会も一番最高のアカデミックな人たちがいらっしゃるわけですから、共有されたと思うわけです。なぜ生かされないのか、非常に不思議でございます。
そういう安全審査の役割と責任について、追及しているわけではございません、これからどうするかという意味を含めてお答えいただきたいと思います。
これは日経新聞でございますか、この社説の中でも、責任の所在の不明確さ、温度計の安全性をだれが責任を持ってチェックするのかと。これは温度計というのは例示でございます。ほかにもさまざまな構造があり部品がある、材料があるわけでございますけれども、具体例を挙げて温度計についてお伺いしたいと思います。