エズラ・F・ヴォーゲルの発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)

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○参考人(エズラ・F・ヴォーゲル君) 沖縄については、アメリカの国民は暴行事件のとき日本人の気持ちはよくわかったし、アメリカの人の気持ちも全く同じだと私は思うし、やっぱりアメリカ人の兵隊は非常に悪いことをしたと、どのアメリカ人でも非常にわかりやすいし、そういう気持ちがあった。
 基地は、例えば沖縄にやるか本州にやるか、大体のアメリカ人はそれは日本人が決めるべきだと。今、例えば全国の地域の〇・六%ぐらいの面積に基地として日本の全体の七五%ぐらいが沖縄にあるということは、アメリカ人の目からもちょっと不公平とアメリカ人も考えている。
 英語でNIMBYという言葉があるんですね。NIMBYという言葉はノット・イン・マイ・バックヤード。その意味は、例えば原子力の発電所は必要でしょうけれども僕の近くに欲しくない、飛行場はだれでも必要だと思うけれども僕の近くに飛行場をつくってくれるなという気持ちですね。ですから、迷惑なものは別のところへつくってくださいと。アメリカ人はそういう気持ちはよくわかるけれども。
 最後に、もし安保条約を必要としたら日本はどこにやるか、それは日本人が決めるべきですけれども、基地、設備なんとかということは我々はできるだけ例えば縮小しようと。もし安保の状態なら我々がある程度までは守るべきですので、ですからやっぱりちゃんとした練習とか演習が必要だと。それはどこに置くか。我々はできるだけ例えば騒音とかの問題を少なくしよう、縮小と。それは我々の責任だけれども、基地はどこにやるか、それはやっぱり日本が決めるべきですけれども、一応必要だと。基地全体を日本から離すということはアメリカ人はちょっと理解しにくい、アメリカの国民はちょっと理解しにくいと私は思います。

発言情報

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発言者: エズラ・F・ヴォーゲル

speaker_id: 25127

日付: 1996-03-27

院: 参議院

会議名: 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会