エズラ・F・ヴォーゲルの発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)

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○参考人(エズラ・F・ヴォーゲル君) 私は田中さんと同じように、四十年先のことはやっぱり学者に聞くよりも易者に聞く方が意味があるんじゃないかという気がするんです。
 ただ、傾向として中国の経済発達は続くだろうと、大体の判断で。民主主義がふえるか。それも大体ふえると。そうしますと、台湾と中国の間の関係は多分もっと密接になると。今、台湾と中国との貿易関係、それは十年足らずですね。今のあれほど密接な関係ができたのは八七年ですからまだ十年になっていないと。それは、また十年先、二十年先を考えると、今、中国で三通と言うんですね、コミュニケーションとそれから船とか飛行機の関係が密接になるとそういう信頼関係もふえると。
 それから、中国人は賢くて、やっぱり一国二制の構造とかいろいろなことを考えられるんですね。今、台湾人が心配していることは、中国国内の政治はどうなるかと。ですから、何かの形で台湾は独立は実際にある程度までは続くだろうけれども、中国の中とか何とかという形はそれほど難しくない。台湾人は中国に対して不信感がない限り何かの形ができる。
 ですから、今の幾つかの前提の上で経済発達、民主主義の形態、台湾と中国のもっと密接な関係があれば、多分二、三十年以内には解決の可能性はかなり大きいんじゃないかと私も思います。

発言情報

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発言者: エズラ・F・ヴォーゲル

speaker_id: 25127

日付: 1996-03-27

院: 参議院

会議名: 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会