吉川芳男の発言 (決算委員会)

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○吉川芳男君 自由民主党の吉川芳男です。
 本日は、平成四、五年度決算に対する締めくくりの総括的質疑であり、自由民主党といたしましても、参議院における決算審査の重要性からいって多くの質問を申し上げたいところでありますが、質疑時間の確保が大変に窮屈な中で各会派に審議をお願いする以上、我々としても最小限の時間で我慢せざるを得ません。したがって、政府側の答弁は簡潔にお願いいたします。
 そこで、今国会の召集日に六年度の決算検査報告が国会に提出されましたが、その二百二十ページに、平成元年度の検査報告で意見表示のあった国営木曽岬干拓事業についての処置状況が記載されております。元年度報告で指摘されて以来既に五年以上を経過し、今回で六度目の報告になるわけです。この木曽岬干拓の問題については、この検査報告を受けて本院の決算委員会でも多くの委員から繰り返し質疑が行われておりますが、いまだ解決に至っておりません。これまでの関係者の努力は多としますが、委員会としてこれ以上放置できない問題ではないかと思っております。
 そこで、以下、農水省に質問いたします。
 まず、木曽岬国営干拓事業について、農水省の対応と今後の見通しについてお聞きしたいんです。
 この事業は、昭和四十一年度に着手されてから既に三十年になろうとしております。長年の懸案であった三重、愛知両県の県境問題は平成六年の六月で解決を見ましたけれども、いまだ土地利用計画が策定されておらず、広大な土地は更地のままに放置されております。昨年四月の委員会では大河原農水大臣は、希望としては夏くらいまでに土地利用計画を策定したいと述べておりますが、十二月の委員会で農水省は、三重、愛知両県に対して土地利用計画を早急に策定するよう強く要請していると答弁するにとどまっております。
 そこで、お伺いしますが、いまだに土地利用計画が策定されない理由は何か。また、それに対して農水省はどのような対応をとってきているのか。
 もう一問あわせてお伺いします。農水省は、関係の地方公共団体とともに土地利用計画が早急に策定されるよう最善の努力をすべきであると思いますが、土地利用計画策定に向けての農水省の具体的な取り組み、また策定の見通しについてお聞きいたしたいのであります。

発言情報

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発言者: 吉川芳男

speaker_id: 4743

日付: 1996-02-15

院: 参議院

会議名: 決算委員会