岡利定の発言 (決算委員会)

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○岡利定君 院長のお立場ではそうかもわかりません。しかし、政府としてやはりこれは一つの見直すべき点じゃないかと思いますので、この関係は内閣官房の仕事かもわかりませんが、こういう意見を持っている者もおるということを大蔵大臣、また官房長官にでもお会いになったときにぜひお訴えいただいて、もしまじめに取り上げるべきことだとお思いでしたら、ぜひ来年の五十年に当たっての改正点の一つに入れていただきたいと思う次第でございます。
 もう一点でございますけれども、検査院は近年、事業が経済的、効率的に実施されているか、あるいは所期の目的を達しているかという観点での検査に重点を置いておられるというように聞いておりますけれども、検査報告を見せていただきましたら、基本的には個別の事業、支出について法令、規則とかあるいは予算どおりに行われているかどうかといった点に重点を置いての検査になっておるんじゃないかと思います。
 これがまた一つの大きな基本ではあると思いますけれども、そういう意味で予算を使うこと自体がむだだとか、あるいはもう意味がないんだとかいうような観点からの指摘とか、あるいはもうこの業務は本当に目的を達したんじゃないかというような点の指摘とか、もっと大きく言いますと、特殊法人の存続そのものについてもはっきり御意見を出されてもいいんじゃないかというような感じもいたします。
 会計検査院法第三十六条では、「検査の結果法令、制度又は行政に関し改善を必要とする事項があると認めるときは、主務官庁その他の責任者に意見を表示し又は改善の処置を要求することができる。」という規定があるわけでございます。この規定で今言いましたようなことが可能なのかどうか。
 あるいは検査院として今後のあり方、いわゆる予算のとおり、あるいは規則のとおりやっているかどうかということを見ることだけが、これも大変大事でありますけれども、検査院の任務の基本として置くことだけで十分だろうか。もっと予算を切り込むというような形での、いわゆる政府全体をそういう立場から見て見直すというような立場を取り入れるということについてどうお考えでしょうか。
 アメリカでは、GAOというんですか、それは議会に属しておって会計検査院に当たるような機関と聞いておりますけれども、そのような権限も持って行政府との関係の中でいろいろと全体について監査するとか検査するという立場を持っておると聞いておりますが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 113614103X00119960620_024

発言者: 岡利定

speaker_id: 34195

日付: 1996-06-20

院: 参議院

会議名: 決算委員会