中川秀直の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(中川秀直君) 御指摘のとおり、研究開発の成果等に対する評価を適切に実施することはこれからの科学技術振興にとって不可欠の重要課題であると考えております。先般、閣議決定されました科学技術基本計画におきましても、すぐれた研究開発成果を上げるために厳正な評価の必要性ということを強調いたしておりまして、特に国の研究開発全般に共通する評価のための大綱的な指針、いわゆる判断基準といいましょうか、そういうものを今年度中を目途に検討して策定するということを基本計画でうたっておる次第でございます。
これを受けまして、できれば今月中にと、こう考えておりますが、科学技術会議において本件評価指針の策定のための検討を開始していただく予定でございます。これは、政策委員会のもとに小委員会を設けて、年度内にそういうものを出していただくというつもりでおるわけでございます。
また、現状では、科学技術会議のもとに科学技術会議が決めました研究開発課題についてのそれぞれの委員会がございまして、そういう中で評価をいたしておるわけでございますけれども、今後は、科学技術会議の小委員会で打ち出していただく評価の大綱的指針に基づきまして評価を具体的にそれぞれ実施する、こういう形になっていこうと考えておりますし、当庁においても、みずから所管の研究機関について評価の強化を図る、また、各省庁における評価の実施状況も科学技術庁として把握をしながら必要に応じて助言をするといったようなことに努めてまいりたいと考えております。
アメリカの例は、委員御承知でございますが、OTAという評価機関がございました。日本でもそれを設けろという議論もございますが、これは政府の所管ではなくて国会の御議論であろうと思っております。しかし、アメリカはその技術評価局、いろいろ予算の制約もございましたのでありましょうが、民間や政府の情報の方が速くて質がよかったといったこと等々もあったようでございまして、実際にはその後廃止をされたと聞いております。だからといって、日本でそれが要るか要らないかという議論は、これは全く国会、日本は日本でまた考えるべきことであろうと考えております。
以上であります。