橋本鋼太郎の発言 (建設委員会)
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○政府委員(橋本鋼太郎君) 道路行政の基本的な考え方、基本的な方針でございますが、これにつきましては第十一次道路整備五カ年計画、これは平成五年から九年度でございますが、これを決定する際にもいろいろ議論をしまして三つの大きな方針を定めております。
それによりますと、第一は生活者の豊かさを支える道路整備、二つ目は活力ある地域づくりのための道路整備、三つ目に良好な環境創造のための道路整備、このように生活と地域と良好な環境、これを大きな基本的な方針として道路整備を進めております。
その中で、良好な環境創造のための道路整備という中身でございますが、これにつきましては地球の温暖化防止を図り、あるいは自然環境との調和、こういう課題もありますが、三つ目としまして良好な生活環境の保全、形成が極めて重要ではないか、このような考え方のもとに道路整備全体を進めているところでございます。
このような基本的な理念を持っているわけでありますが、これがそれでは今後本当に進められていくのかという点が大きなポイントではないかと思います。そういう意味で、良好な生活環境の保全、形成をぜひ実現していきたいということで従来から努力をしているわけでありますが、改めて私は沿道と調和した道路構造を進めていくという観点から見ても、この沿道との調和をぜひ重視していく必要があるのではないかと考えております。
また、騒音問題につきましては、道路だけではなくて車両、自動車そのもの、自動車の単体対策も必要ではないか。あるいは先ほども御説明がありましたが、交通規制を含めて交通流対策、そういう分野の方々との連携も必要であるということで、二点目としては関係機関との連携、これをさらに強化していくという点にぜひ配慮していきたいと考えております。
また、従来それぞれの機関でも努力をしてきたわけでありますが、責任分担をはっきりしてその責任を持つということが必要であります。そういう意味では、今回この沿道法の改正の中で道路交通騒音減少計画をつくるということは、計画をつくり、つくった者はその責任を持つという点に大きな意味があるのではないかと考えております。
さらに、沿道法に基づきます沿道整備計画、制度につきましても、従来からありましたがなかなか進まなかったという観点から、これを実効あるものにしていく、制度を改善して実効あるものにしていくという点にも重点を置いていきたいと考えております。
いずれにいたしましても、このような配慮事項をもとに、現在でも相当騒音が著しくて沿道に対して障害を与えている点がございますので、これらについては騒音の著しい箇所を詳細な調査をすることにより抽出いたしまして、これらについて具体的な計画をつくり、ある期間、例えば五カ年計画みたいなものをつくって積極的にこれを実効あるものにしていくということが重要ではないかと思っております。そういう意味で、今後積極的な取り組み、さらには実効ある成果を出していくということが必要と考えております。