橋本鋼太郎の発言 (建設委員会)

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○政府委員(橋本鋼太郎君) 先ほど御説明申し上げましたが、交通需要マネジメントの推進施策の一つといたしまして、アジアあるいはヨーロッパ等の諸外国におきましても、道路利用者に課金する、課徴金をかけるというようなロードプライシングの実施あるいは試験的な導入、こういうものが行われているところでございます。
 具体的には、例えばシンガポールにおきましては、都心の業務集積地区約七百二十五ヘクタールについてへ平日で申し上げますと、七時三十分から夕方の十八時三十分までは流入する自動車について、自家用車ですと三シンガポール・下ル、約二百十円を徴収するというようなロードプライシングが実施されておりますし、フランスやノルウェー、そういうところでも一部地区についてロードプライシングが図られていると聞いております。
 我が国におきましてもこのような施策が必要下はないかということで、平成四年の六月に道路審議会から提言していただきました「ゆとり社会のための道づくり」という中で、交通需要マネジメント施策の一環としてでありますが、ロードプライシングの位置づけがされております。その導入について中長期的な課題として取り組む必要があるだろう、このように御提言をいただいております。それにも基づきまして我々としてもこのロードプライシングについていろいろ検討をしております。
 しかし、これにつきましても、交通規制その他の解消手段との関係をいろいろ調整しなくてはいけない、あるいはお金の徴収技術も開発していかなければならない、さらにはプライバシーの保護とかいろいろな課題が出てきております。そういうことで、平成七年度から、我々としましてもロードプライシングについての研究を行うための学識経験者から成る委員会を設けてこれを検討しております。まだ実施に至っておりませんが、ぜひそのような委員会の成果を踏まえまして実施していきたいと思います。
 例えば、阪神地域につきましてもいろんな御提言があります。阪神地域には御承知のとおり阪神高速の湾岸線と神戸線と二つの路線が並行してあるわけでありますが、できれば湾岸線の方に交通を分散していくというんでしょうか誘導してはどうか、そのために料金施策を使ってはいかがかというような御意見もありますので、そういうことも含めて現在検討している段階でございます。

発言情報

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発言者: 橋本鋼太郎

speaker_id: 3752

日付: 1996-05-16

院: 参議院

会議名: 建設委員会