郡司篤晃の発言 (厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会)

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○参考人(郡司篤晃君) まず、理由が何であったかということからお話をさせていただきたいと思いますが、実はこの症例は大変複雑な症例だったと思います。もちろんカンジダ症が表面には出ておりましたが、それ以外に肝機能が非常に悪かった、それから後で記録を見ますとHTLVポジティブだというような記載もございます。そういうわけで、ステロイドも使っておったということだと思います。
 私は必ずしも専門ではありませんので、この理由の結論的なことを申し上げることはできないのでありますが、大変複雑な症例であったということが理由だと思います。
 しかも、このエイズの本態はわかっていなかったわけでありますから、確定診断ができない。そうすると、症状で判断をしていこうということになりますが、症状というのはいろんな原因で起こってきますので、解釈が出てくるということになりますね。したがって、必ずしもエイズと断定できなかったというのは典型的なエイズではなかったからだというふうに、私はそういう言葉で理解をしておるわけであります。
 それから、だれがということは正確には私はよく記憶しておりませんが、むしろ多くの方が慎重だったというふうに私は印象を持っております。
 つまり、安部先生は比較的この症例はエイズと認定すべきだというお立場だったということは非常に印象深く残っておりますが、松田先生がそういう発言をされた記憶はありませんし、ほかの先生方も積極的に認定をすべしという発言はなかったのではないかというふうに私は記憶しております。
 それから、結論の出し方でありますが、これは必ずしも多数決というような形式はとらなかったというふうに私は思います。

発言情報

speech_id: 113614258X00219960516_022

発言者: 郡司篤晃

speaker_id: 19892

日付: 1996-05-16

院: 参議院

会議名: 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会