阿部正俊の発言 (厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○阿部正俊君 三十分少してございますけれども、私の方から参考人の方々に薬害の再発防止というふうな観点から、原因究明というふうなこともさることながら、特にこれから先の形、体制、システムをどういうふうにつくっていったらいいのかというところを積極的に論議されてほしいというふうに思いますので、参考人の方々に幾つかの点で御意見をお伺いしたいと、こんなふうに思います。特に高久参考人、井形参考人、お二人にお話をお伺いすることになると思いますけれども、よろしくお願いします。
 私の認識といいましょうか、先ほど高久参考人からは体制の問題について触れられました。それから井形参考人からはいわばシステムの問題について触れられました。そのとおりだと思います。
 この辺につきまして、具体的というとなかなか難しいのですけれども、もう少し観点を幾つかに絞りながら、より具体的な提案に迫るような意味でお話をお伺いしてみたいと、こんなふうに思います。
 最初に、具体的な話に入る前に、既に触れられましたけれども、今回の薬害エイズ問題をめぐるさまざまな問題なりその後の展開を考えますと、私が一番ひっかかりますのは、いわゆる研究班という形で問題が論議され、かつその舞台ですべて完結するような形で判断が行われた、それの判断を前提にして幾つかの政策決定がなされた、こんなふうなことなんだろうと思うんです。
 そもそも研究班というのは何なのかということが、まあ日本的といえば日本的かもしれませんけれども、極めてあやふやな形でございますし、形としても生物製剤課長の一諮問機関といいましょうか、招集した研究班ということになりますと、意思決定システムの重要な部分を形づくるものがそういういわばあやふやな研究班という形で行われたということにつきまして、あるいはそうせざるを得なかったということにつきまして、私どもとしても反省しなきゃいけませんし、その辺からの吟味をすることによってこれからの展望を切り開いていくことにするべきじゃないのかなと、こんなふうに思うわけです。
 最初に、そうしたふうな研究班で行ったということにつきまして、井形参考人と高久参考人から一言ずつ、感想的なことで結構ですが、御意見をちょうだいできればと思います。

発言情報

speech_id: 113614258X00319960603_011

発言者: 阿部正俊

speaker_id: 13814

日付: 1996-06-03

院: 参議院

会議名: 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会