阿部正俊の発言 (厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○阿部正俊君 審議会一般、日本の場合の審議会の行政とのかかわり方というのは、プラス面もあれば、ある意味ではマイナス面も引きずっている面が否定できないと思うんです。ただ、薬事審議会は、今の薬事審議会がどうということもさることながら、改めまして薬というものに対する何がしかの科学的・専門的な判断をしていくということからしますと、どうも一般の審議会とは全然違った機能なんじゃないか。
 一般の審議会は、高久先生なんかも御参加いただいたりしていますさまざまな医療保険関係の審議会だとか福祉関係の審議会だとかというのは、どっちかといいますと大多数の意見をどう集約するかというのが一つの機能かなというふうに思いますけれども、ここは違うんだろうと思うんですね。
 そういう面も薬事審議会にはある面ではあるのだと思いますけれども、実質的に期待されている役目というのは違うところにあるのではないか。
 かなり緊張関係の中でのある種の科学的な判断というものがやはり一番重要なものになると思いますので、そういう意味からすると、それを審議会と言うかどうかというふうな問題はあるのかもしれませんけれども、そういう機能を明確に区切って、その判断のある程度のシステム化といいましょうか、私はできると思うんです、法律的に。
 ただ調査審議させますよというだけじゃなくて、どういう形の、ある程度フォームをつくらなきゃいかぬと思うんです。ある特定、例えば厚生大臣が明示をして、こうこうこういうことについての御判断というものを依頼すると。それをある一定の期間内にやるとか、あるいはそのための意見交換というものを、どこまで公式化するかはともかくとして、ある程度ルール化して幾つかの意見を並べて、最終的にどう判断したのかということを確定していくという作業があれば、私はある程度できるんじゃないかなと思うんです。
 そんなふうなことにつきまして、改めて高久先生にもう一度、専門判断機関としての審議会の活用というのは可能なのかどうなのかみたいなあたりのことにつきましてちょっと御意見をお伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 113614258X00319960603_016

発言者: 阿部正俊

speaker_id: 13814

日付: 1996-06-03

院: 参議院

会議名: 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会