坂場正保の発言 (災害対策特別委員会)

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○坂場説明員 先生御指摘の過去に発生した事故から得られた教訓としまして四つ挙げますと、第一に補償制度の整備、第二に海上交通ルールの確立、第三に国際的取り決めの推進、第四に防除体制の改善という四点が挙げられると思います。
 これらの教訓に対する現在までの対応ぶりについて御説明しますと、まず補償制度の整備でございますが、昭和五十年に油濁損害賠償保障法を制定いたしました。
 次に、海上交通ルールの確立につきましては、昭和四十七年に海上交通安全法を制定したところでございます。
 次に、国際的取り決めの推進につきましては、これはエクソン・バルディーズ号を受けているわけですが、通称OPRC条約、一九九〇年の油による汚染に係る準備、対応及び協力に関する国際条約でございますが、これらの作成に寄与したところでございます。
 防除体制の改善でございますが、油処理剤の技術開発、それから防除資機材の備えつけの義務づけ、これは海洋汚染防止法におきます義務づけでございます。こういうことにつきましては進展を見たわけでございますが、残念ながら、海洋の荒天下で使用可能な油回収船、回収施設の開発等についての教訓もあったわけですが、今のところ、国際的に見ても、こういう荒天下での使用が可、能、効果のあるような資機材の開発というのが実際に開発されていないわけです。こういった問題点については解決していないというのが現状でございます。

発言情報

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発言者: 坂場正保

speaker_id: 27812

日付: 1997-02-21

院: 衆議院

会議名: 災害対策特別委員会