二見伸明の発言 (日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会)

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○二見委員 私は、結局今日の事態に立ち至った大きな原因は、村山内閣の無責任な態度以外の何物でもないというふうに今でも思っております。当時、村山内閣の閣僚として協力していた人、あるいは村山内閣を支える政党の幹部として協力してきた人も、その責任を厳粛に受けとめてもらわにゃ困る。この無責任な態度に関係がなかったのは、恐らく新進党と太陽党と日本共産党だけだ。そして、今大臣を出していないから、閣外に去ったからといって気楽なことを言っているようでは、沖縄の前進はないと私は思っております。
 ところで、今回の合意が誠実に履行されると、沖縄の基地は整理縮小に向けて具体的に動き出すことになります。と同時に、日米間のきずなは深まり、日本の平和と安全、アジア・太平洋の平和と安全に一層寄与することになります。沖縄のためにもいい、日米間のきずなは深まる、これが今回の橋本総理と小沢党首との合意の大きな流れであり、考え方だというふうに私は思います。
 当然、民主社会ですから、この合意内容についてさまざまな意見があって当たり前、賛否両論、いろいろな意見があって当たり前であります。私は、日本の平和と安全、沖縄基地の整理、縮小、本土移転、こうした観点からの活発な意見を伺いたいし、厳しい御批判も期待をしているわけでありますけれども、ところが、私は四日の新聞を見てびっくりした。御党の一部の中には、自社さ連立の枠組みを壊すから反対だ、随分低次元な物の見方しかできないんだなというのが私の率直な印象であります。
 単に党利党略、派利派略、小沢は嫌いだ、新進党は嫌いだ、そういう貧しい発想で、それでしか物を見られない、それでしか考えられない。もしか政治がそういうものであったならば、二十一世紀の日本なんというのはつまらぬ国になってしまうと私は思う。日本の将来を見据えた各党間の議論が当然あってしかるべきだ。
 総理、どう思います。よし、ここはむしろこういうふうに補強をしょう、ここはこういうふうにした方がいいだろう、いろいろな建設的な意見が出てくるならともかく、自社さ連立の枠組みが崩れるから、これは次元が低いな。自社さ連立の枠組みよりも、日本の国、日本の社会、その方が何十倍も大事だと私は思います。総理の御見解をいただきます。

発言情報

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発言者: 二見伸明

speaker_id: 6042

日付: 1997-04-07

院: 衆議院

会議名: 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会