1997-04-10
衆議院
橋本龍太郎
日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会
橋本龍太郎の発言 (日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会)
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○橋本内閣総理大臣 私ども政府の立場として、この特措法を提出せざるを得なくなりましたこと自体が本当に残念なことでありました。
本来ならば、収用委員会の作業というものが使用権原の中断を心配するような、あるいは使用権原喪失という事態を懸念しなければならないような状況にならず、円満に裁決されることが最も望ましいことだったわけであります。そしてそのような思いから、平成七年の三月三日、手続を開始いたしました。その後のさまざまな事態の中で、政府としてこうした法案を御審議を願わなければならなくなったこと自体が、大変沖縄の皆さんに対しても申しわけない思いのすることでありました。
しかし同時に、日本が条約上の義務を履行できないという状態は国家としてその基本にかかわる重大事、そのような思いで法案を提出いたしましたところ、今、本日の委員会をもって委員会としての議事を終えられる、そしてその審判が下される。私どもとして、国会にかけました御苦労に改めてお礼を申し上げますとともに、この間の御努力に心から敬意を表します。
今後、参議院におきましても御審議をいただくわけでありますが、その参議院の御審議をも含めまして、使用権原の喪失といった事態を招かないで済むことを心から願っております。