谷垣禎一の発言 (科学技術特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(谷垣禎一君) 動燃事業団東海事業所におけるウラン廃棄物の管理問題について御説明申し上げます。
まず、本件問題を考えていく上で現場の実態を把握することが重要と考えまして、九月十五日、動燃東海事業所を視察いたしました。そのときに、ウラン廃棄物貯蔵施設におきまして、施設内に収納したドラム缶に腐食、破損が生じていることを私自身みずから確認いたしました。
当庁におきましては、八月二十六日から原子炉等規制法に基づく立入検査を実施しておりまして、施設の状況及びこれまでの保安管理状況など、これまでに判明している調査結果につきましては適時公表してまいったところでございます。また、周辺の河川水、井戸水等の環境調査結果には問題がないことが確認されております。
しかし、今後、立入検査及び環境調査を継続いたしますとともに、当該廃棄物貯蔵施設については、安全な状態にするために、管理状況改善のための抜本的措置を早急に実施するよう動燃を指導してまいります。
また、本件に係る動燃の予算執行問題につきましては、法令上は弾力的、効率的な予算執行が認められておりますが、改修費として計上された予算を止水工事等の応急措置に使って抜本的な対策を講じなかったこと、また改修計画の変更があった段階で予算要求に反映してこなかったことなどが問題であると考えております。
当庁は、予算執行状況等の業務状況調査を本社及び東海事業所において実施してまいりましたが、今後も引き続き調査を行い、問題点をえぐり出した上で適切な改善措置を講じてまいります。
なお、事態の重要性にかんがみ、動燃事業団は一刻も早く国民の信頼が得られるよう、責任関係を明確にして適切な措置をとる必要があると認識しております。科学技術庁についても、動燃事業団の指導監督等の立場から反省すべき点があり、調査を継続の上必要な対応を講じていく考えであります。
さらに、動燃事業団の全事業所のすべての施設設備の管理運営等の状況を把握するため、科学技術庁の職員による現地調査を九月十六日から開始させたところであり、調査の結果も踏まえて問題点を洗い出し、今後の動燃改革に適切に反映してまいります。
今後とも、委員長を初め委員の皆様の御支援、御協力をお願い申し上げます。