加藤康宏の発言 (科学技術特別委員会)
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○説明員(加藤康宏君) 引き続きまして、予算執行の問題について御説明をさせていただきます。
三ページの「問題点」のところにつきましては、先ほど大臣から御説明いたしましたので省略させていただきまして、四ページ、「予算の執行に関する調査」のところにつきまして御説明いたします。
動燃事業団に対する調査によりまして判明した主要な点といたしまして、まず「予算執行状況」でございますが、当該施設用に計上されていました予算が実際どのように使われたか、その結果につきまして、契約書類、回議書、帳簿等の調査及び現地で設備の整備状況の調査を行いました結果、これまでの調査では適正に執行されておりました。
二番目に、「予算と実行の乖離の問題」でございますが、平成六年度に建屋工事の予算が認可されているにもかかわらず、当時の東海事業所長がピット周辺での作業は極力目立たないように進めることを遂行上の条件の一つとしていたこと等から、二年後の減容処理施設完成まで工事着工をおくらせたことがわかりました。
平成七年度以降、既に予算と実行が乖離しているにもかかわらず、一度敷いたレールは容易に変えられないとの認識があったこと等により、予算要求上のスケジュールを変更しなかったこと、それからなお、昭和五十八年、五十九年度に貯蔵ピット内廃棄物調査移転経費、これは額は少額ではございましたが計上されていたにもかかわらず、内部の腐食状況、他の貯蔵庫の保管能力等から整理に着手しなかったことがわかりました。
そのほかの問題といたしまして、平成五年度以降、予算要求編成作業の際に、当局といたしましては、貯蔵ピット改修に関する必要な予算の措置はしておりました、事情も聞いておりましたが、安全局に情報を十分伝えていなかったことを反省しております。
それから、アスファルト事故後に行いました一斉点検におきましても、当該施設につきましては本来点検対象にもかかわらず対象から抜けていたことがわかりました。
今後の対応といたしまして、これらの事情につきましては近く報告書を取りまとめる予定でございます。さらに、動燃事業団の全事業所につきましても、科技庁の新法人タスクフォースで調査をいたしておりますが、これにつきましても大臣が言及いたしましたので省略させていただきます。
以上でございます。