武見敬三の発言 (外務委員会)
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○武見敬三君 私は、この香港返還を通じて、よく言われていることでありますけれども、中国の香港化という傾向が進むことは大変結構な話だろうと思っております。また、それを側面から上手に支援することも我が国としてすべきことではないかと思うんですが、その際の一つの事例として私は今申し上げたような事例があるんだろうと思います。
こういう場合には、中国政府に対して、あえてこんなことを言ったら相手のメンツがつぶれてかえって関係が悪くなるんじゃないかとか、そういうふうな配慮はむしろしないで、極めてダイレクトに、適切に、こうした法の秩序と市場の関係であるとか、あるいは自由と民主主義というものと市場との関係がどういうものであるのかといったようなことは逐次適切に私は日本政府は中国政府に言い続けるべきだろうというふうに考えているわけであります。そうした基本姿勢をぜひ継続して持っていただきたいということをここで申し上げるわけであります。
最後になりますけれども、これは過去の、今までの植民地下における香港の自治の度合いと、それから返還された後の香港の自治の度合いというのは、どちらの方がより高度な自治を確保することになるのか。これは非常に興味深い点なんですね。パッテンというのはイギリスの政府のいわば指示を受けて動いているわけでありますし、董建華の立場というのはある程度独自性は認められているわけでありますけれども、この点についてどういう比較の視点をお持ちなのか、外務大臣にお聞きして、最後の質問とします。