谷川秀善の発言 (環境特別委員会)

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○谷川秀善君 三十年近くもたちますと、保管されているPCBがもう徐々に散逸をしていっているというのが恐らく実態であろうと、そしてどこへ行ったかわからないというふうなものも出てきているということも私はこれは無理はないなというふうに思います。そういう状態の中で、例えば阪神・淡路大震災のような大地震でも起こったときに、この保管PCBが流出をし環境を汚染するというおそれは十二分にあるわけです。同時にまた、大火災でも起こって、その火災が起こると保管したPCBが燃えて毒性をどっと振りまくという危険性もあるわけです。そういう意味から考えますと、未処理のPCBが大体四十三万トンか四十四万トンぐらいある、こういうことでございますから、これは大変なことであります。
 ところが、六十三年に鐘淵化学がこのPCBを処理したわけですね。これは千四百五十度の高温で焼却したらしいんですが、そのときはダイオキシンの発生など格別問題がなかったと、こう報告されているわけですよ。だから、高温で処理していわゆる油に分けてしまって、その油を燃やせばダイオキシンは発生しないということがこの時点でもうわかっているわけです。
 それからかれこれ十年近くになるわけですから、恐らくPCBの処理の技術というのは相当進んでいるんではないかというふうに思います。その点について、どの程度進んでおるのか、ちょっと御説明いただきたい。

発言情報

speech_id: 114014009X00619970416_027

発言者: 谷川秀善

speaker_id: 23618

日付: 1997-04-16

院: 参議院

会議名: 環境特別委員会