三塚博の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(三塚博君) 七年度、当時の武村大蔵大臣の措置は、当時の状況等を勘案しながら、結果的に歳入が思うように伸びなかった等がございまして運営されたものと考えるわけでございます。八年度編成に当たりましては、財政事情が極めて容易ならざる状況であるという経済、財政状況に相なりましたこと、御案内のとおりであります。
八年度の後半、大蔵大臣を拝命いたし、九年度歳出予算、これが財政危機突破の元年としていかなければならないとの橋本首相の強い意思を受けまして編成に当たりましたこと、御案内のとおりであります。与党各位の大変なサポートをいただきながら四・三兆円の公債減額をなし遂げたところでありまして、赤字公債発行に歯どめはかかったと思っておりますし、今後財政事情厳しい折ではございますが、引き続き本件についてはその流れを大事にしながら、平成十年度予算編成に向けての作業が三党を中心に、政府も中に入りまして、ただいま分析をいたしておるところでございます。
前段申し上げました、九年度予算編成をいたし、元年という位置づけをさせていただきましたが、九年度末の公債残高は約二百五十四兆円ということになりまして、七年度末の約二百二十五兆円より約二十九兆円も増加すると見込まれておるところでございます。このような我が国財政を見ますと、先進七カ国、諸外国の例を見ましても、最大の、最悪の危機的状況にあるという位置づけだけは間違いがないということでございます。
政治は後世に正しい、よき文化と伝統というものを継承するところにあります。そしてよりょい国民生活の安定した位置づけを、その中でこの国の安全というものをしっかりと保つということが議会に与えられた、政党に与えられた大きな使命でございます。そういう点から考えますと、さらに後世にツケ回しをして、当時の大人たちは自分たちは楽なことのみを追い求めたのではないだろうかと言われませんように、やはり後世とのギャップがないということが国家運営、国民運営の基本であろうと思っております。
感想ということでありますと、いささか私感を交えて申し上げましたが、御理解をいただきたいと思います。