上吉原一天の発言 (決算委員会)
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○上吉原一天君 ぜひそのスリム化を目指しまして、小さな政府、効率のいい政府、そして信頼の置ける活力ある政府にするように御努力をお願いしたいというふうに思います。
それでは次に、今日、世界的な課題となっております男女共同参画社会の実現への政府の取り組み、それから考えについてお伺いをいたしたいと思います。
昭和二十一年、日本国憲法制定のもとに、婦人参政権とともに家族制度、教育制度など女性の地位向上にとって最も基礎的な分野におきまして法制上の男女平等が実現されたわけでありますけれども、これらは社会の民主化推進の機運と調和し、人々の急速な意識改革を推し進めまして、現実にも女性の地位向上に大きく貢献をしたことは御高承のとおりでございます。
しかしながら、今日、我々はもはやこのような制度整備による男女平等の環境づくりに依存するのではなくて、男女がともに社会のイコールパートナーであることを自然のものとして受けとめまして、行動する男女共同参画社会の形成に向けて確実な一歩をしるしていくことが重要であるというふうに思うわけでございます。
また、このような社会の実現は、ひとり我が国にとどまらず、地球的規模において生じております環境と開発、貧困と飢餓、平等と平和などの問題を解決していく上においても必要不可欠のものであることが世界の共通の認識になっているというふうに理解をいたしております。
しかし、現実の社会におきましてこれを実現していくためには、国間、地域間、民族間におきまして大きく相違をしております歴史的、文化的、そして社会的個人観を克服することが必要でありまして、なかなか難しい問題であろうというふうに思います。
そこで、今政府が二十一世紀を切り開く新たな価値を創造し、男女がともにより質の高い生活を送ることができる社会形成のための基本であるというふうに認識をしております男女共同参画社会について、政府の基本的な考えを順次お伺いいたします。
我が国におきまして男女共同参画社会を実現していく上におきまして、さまざまな社会階層、すなわち地域社会、職場、学校、そして家庭における価値観の相違を克服し、イコールフットの認識を深めていくことが最も重要であるというふうに考えます。しかしながら、現実には男女相互の人権の尊重が阻害されていることが間々ありまして、これが真の意味での男女共同参画を妨げている面が見られるわけでございます。このために、男女共同参画の真の実現のための社会システムをどのように構築していくかが求められておりますけれども、その推進に当たって基本的な課題は何であるというふうに政府は認識をしているのかお伺いいたします。