小林元の発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○小林元君 井上先生、そして田中先生から大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。
 御承知のように、今といいますか現在、国の財政大変な時期を迎えているわけでございます。財政再建が始まる。しかしそうはいいましても、井上先生も、やはり社会資本はまだまだ必要である、十分ではないというような御意見もございました。それからまた、田中参考人からは福祉の町づくりにもつともっと力を入れていくべきだというようなお話もいただきました。
 そういう中で、先ほど小山委員からも御指摘がありましたが、そういう限られた財源の中で、いわゆる国が縦割り行政の中で配分をするというようなことでは地域づくりというのはうまくいかない。ですから、補助金等をやめて地方に財源を移してというようなことがあったと思います。
 それはそれとしまして、私もそういう意見でありますけれども、現在の状況の中で福祉の町づくりとかあるいは地域づくりとか、そういう必要なところに必要なお金が行くというようなことについて、こういう時代背景の中でどういうふうにすれば、もう三十年来変わらない各省の縄張りというんですかそういう配分がある中で、例えば福祉の町づくりというのは建設省も関係ある、運輸省も関係ある、ひとり厚生省だけではないわけでございますけれども、なかなかそういう枠の配分が変わらないというふうな状況の中で、二十一世紀を迎えて少子化あるいは高齢化という対応をするのは非常に大変だろうというふうに考えているんです。
 両参考人からその辺の、これからどういうことをしていけばそういう大事なところに大事なお金が行く、そういう適正配分が図れる、あるいはお金の問題ばかりではなくて、縄張りといいますか、各省の統廃合というんですか、行革といいますかあるいは地方分権、そういうことを含めて、今これからの社会資本、適正な社会の形成に当たってこれから何をやるべきかというような御意見がありましたらば、それぞれお聞かせをいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 114014324X00619970416_032

発言者: 小林元

speaker_id: 25484

日付: 1997-04-16

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会