田沢智治の発言 (臓器の移植に関する特別委員会)

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○田沢智治君 ただいまの説明では私は理解しがたいのでございます。猪熊案では、脳死状態を特別な状態として、本人の意思があれば臓器を摘出することも許されるとおっしゃっておりますが、そうなると、同じく生きている者でありながら脳死状態にある者と脳死状態にない者との間に生命の価値の差を設けることになり、結果として人間の生を二つに分けることになると思うのであります。
 このような考え方は、等しくあるべき生命に軽重をつける考え方であり、一歩間違えば、ある一定の状態にある特定の生命を軽視することにつながりかねないと懸念されるのであります。
 私は、そういう意味でこの点についてどうお考えになられるか、猪熊案の提案者にお伺いをいたします。

発言情報

speech_id: 114014604X00719970616_011

発言者: 田沢智治

speaker_id: 18766

日付: 1997-06-16

院: 参議院

会議名: 臓器の移植に関する特別委員会