河本英典の発言 (大蔵委員会)
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○河本英典君 おはようございます。自由民主党の河本でございます。
三塚大蔵大臣、西田政務次官におかれましては、朝早くからお出かけくださいましてありがとうございます。また、大臣におかれましては、行財政改革のほか山積の諸問題、諸制度の改革に取り組む橋本内閣の重要なポストで頑張っていただきますことにつきまして、まず御苦労さまと申し上げたいと思います。
大蔵大臣の所信表明のうち、財政政策の基本的な考え方につきまして幾つかの質問をさせていただきたいと思います。
私は、平成四年の選挙で上がってきましたが、選挙戦を通じましてよく言われましたことに、御注文いただいたわけでございますけれども、早く景気をよくしてくれということをよく言われたものでございます。そのときはもう既にバブルというのは終わっておりまして、景気については、そのときはまだ一時的なもの、一過性のもの、循環的なものというような認識が多分にあったわけでございますけれども、ここへ来まして景気というものは大変構造的なものだというようなことが認識されてきたように思うわけでございます。大変な変革期であるという認識が定着してきたことは間違いないわけでございます。
民需中心の自律的な回復ということで所信にも述べられておりますように、民間企業の地道な努力によりましてようやく長いトンネルの出口ぐらいは見えてきたような状況ではないかと思うわけでございます。私は、お役人をしていたわけでもございませんし、地方議員をしていたわけでもございません。どちらかといいますと、民間人の立場で議員に出させていただいておる者でございますけれども、その民間企業の大変な努力によりまして、少なくとも経営といいますか企業内の構造改革というのは、かなり進んできているのではないかと思うわけでございます。
しかし、これからは国のそういった意味の構造改革、それから地方公共団体の構造改革ということで、社会システムの構造改革、今大変大きな課題になっておるところであるというふうに認識しております。そういう意味で、欧米に追いつけ追い越せというキャッチアップ体制からの脱皮ということがよく言われておるわけでございますけれども、行財政構造改革に現在取り組んでいただいておるわけでございます。
大臣は、財政健全化が今や主要先進国共通の課題であり、我が国においても二十一世紀の経済社会の活力を維持するために現在の財政構造自体を改革していくことが喫緊の課題であるというふうに述べられております。
確かに、我が国の財政は危機的な状況にあり、先進国の中で最悪の状況ということであります。財政健全化が現在主要先進国の共通課題になっていることは、これまで各先進国の財政が共通の要因や課題によって悪化してきたものと思われます。その中で我が国が今や先進国中最悪の状況に陥っているのは、何か日本に特有の事情があるからなのでしょうかということを、まずお伺いしたいわけでございます。