林正和の発言 (大蔵委員会)
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○政府委員(林正和君) 大変広範なお尋ねでございました。
実は、いわゆる景気対策としての公共事業のお話もあったかと存じますが、これまで我が国では景気対策として大幅な公共事業の追加を御案内のとおりやってきたわけでございますが、財政審の報告などにもございますように、欧米諸国におきましては、不況期におきましても規制緩和などを通じて市場機能を活用していくということが中長期的に見た経済の活力維持あるいは発展にとって必要ではないかというような議論が支配的でありまして、またそのような政策を行っているというように承知しております。私どもも、我が国の財政の現状というものを見ますと、これまでのように過度に財政に頼ったような経済運営というのは見直しに努めていく必要があろうと思っております。
あと財政、予算全体の硬直性あるいは社会保障、公共事業についてお話がございました。社会保障につきましては、少子・高齢化という中でこれから社会保障制度をどうすれば維持できるか、いろいろ構造的な問題もございます。そんなことで、九年度予算におきましても医療保険改革につきまして御提案を申し上げているところでございます。
いずれにいたしましても、財政構造改革会議等を通じまして社会保障、公共事業あるいは文教、すべての歳出にわたって構造的な見直しを今後御議論されていく、こういうものも踏まえて、私ども事務当局といたしましても、しっかり対応していきたいと思っております。