三塚博の発言 (大蔵委員会)

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○国務大臣(三塚博君) 御指摘の財政構造改革五原則は、橋本内閣として不退転の決心で実現を期していかなければならないと、こういう改めての表明でございます。
 本件、ここまで参りますまでの大事なポイントは、衆参両院の御論議、また各党間の動向、国民世論の動向を踏まえて、二〇〇五年では長過ぎるのではないのか、こう指摘し、それから政府・与党は九年度予算編成をしたけれども評価するに足らないと、もっと激しい御批判もいただいておるところもございますが、御案内のとおり精いっぱいの努力をいたしまして、後世に借金を残さない形をつくりながら健全財政体質を実現していく。歳出につきましても、今必要な歳出についてはこれは措置し執行をしてまいりますけれども、役目の終わったものについては廃止をしなければならないと、数項目にわたってカットをいたしたことも御案内のとおりであります。
 活力のある今日ただいま構造改革に手をつけずして、力がなくなり活力が失われておる状況ではタイミングを逸することになり、我が国経済が困難の深みにはまってしまうのではないかと、こういうこと等を踏まえながら、西暦で言いますと二〇〇五年ですから二〇〇三年までの六年間において、六年間というのは来年度を含めて六年間。前三カ年を集中改革期間と位置づけまして、これに取り組まなければならないということであります。三党の六者会談その他関係機関の御議論が行われまして、本件五原則に盛られました基本的な理念も三党から強く打ち出されたところでございます。それを受けて、六カ年とし前三カ年を集中改革期間とする、平成十年度の予算編成においてはマイナスシーリングとすると、こういうことになりました。
 歳出の削減目標を明示することによりまして諸改革が前進をするであろう、行政改革も特殊法人の問題も含めまして前進をするであろうと、こういうことの不退転の決意表明でございます。決意表明だけではございませんで、その実行に向けて予算が成立をさせていただきましたならば、その後毎週三日程度企画委員会において具体的に議論をし方向をつくり上げてまいる、そのめどは五月中旬にと、こういうことに相なりました。そして、決定いたしましたならば全体会議に提示をいたしまして議決をいただき、平成十年度の国家予算編成の基準がそこで明らかになると、こういうことでございます。
 国会論議を踏まえ国民の論議を踏まえまして、本件が二カ年短縮の中で、まず当面の目標として二〇〇三年に行うと。集中期間、そして後半の三カ年は諸改革の終結をそこで果たしていきたいと。もちろん、前三カ年においても全体の諸改革は進められるものは見直しがあるわけでございますから、取り進めさせていただき成果を出していかなければならないと、それがとりもなおさず経済の安定的成長に大きく貢献をするであろう、こういうことであります。

発言情報

speech_id: 114014629X00519970321_004

発言者: 三塚博

speaker_id: 28718

日付: 1997-03-21

院: 参議院

会議名: 大蔵委員会