保坂三蔵の発言 (逓信委員会)

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○保坂三蔵君 私は、ペルーで起きました人質事件とテレビ朝日の関連につきまして、何点かお尋ねしたいと思います。
 昨年十二月十七日発生いたしました在ペルー日本大使公邸人質事件も、早くも事件発生後二カ月を経過しました。激しいテロの発生と対決を続けてきたペルー政府に、武力解決を避けて七十二名人質全員救助という人命最優先の解決を求めてまいりました日本政府にとりまして、極めて長く短い時間であったと思います。事件解決への血の出るような関係者の努力が展開され、幸いここに来てやっと膠着状態を脱する動きも出てまいりました。けさも動きがあったようであります。当然、当事者の一員である日本政府や日本人の動きには世界じゅうが注目しているのが実情であります。
 そこで、以下の点について何点かお尋ねをしたいと思います。
 まず、現地リマの状況とマスコミのあり方についてでありますが、ペルー政府とゲリラの対峙は極限状態にあって、非常事態宣言もしかれて、まさしく局地戦のごとくぎりぎりの駆け引きが展開していると聞いております。テロ撲滅という国是と、何としても人命重視の解決を求める世界世論との難しい解決を求められたペルー政府は、今日までのテロ対策の経験を生かした作戦を展開中でありますが、日本政府はこの状態をどう理解してどのような努力をしているのか、まず外務省にお尋ねをしたいと思います。
 この中で、世界じゅうのマスコミ各社は、事実を報道する責任と事件解決を目指すペルー政府の作戦上の情報管制など、現地ルールのはざまに立ちながら精いっぱいの取材を続けておりますが、このような状況下での日本のマスコミはどうあるべきか、外務省の危機管理とマスコミ対策の経緯を伺い、また郵政省には、公共放送への指導はどうであったかもお尋ねしたいと思います。
 それから、アメリカでありますが、既に報道関係者の間でテロ事件の際の報道のガイドラインをつくっておりまして、取材にはベテラン記者を配するなどみずからのあり方を律していると聞いておりますが、日本ではどうだったのか。この点もお尋ねをしたいと思います。

発言情報

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発言者: 保坂三蔵

speaker_id: 14736

日付: 1997-02-21

院: 参議院

会議名: 逓信委員会