楠田修司の発言 (逓信委員会)
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○政府委員(楠田修司君) 今回のテレビ朝日系列記者の突撃取材及びその後の行動、一連の行為でありますが、それに対しましては、郵政省といたしましては、これは不測の事態を招くおそれがあり、人質の全面解放と事件の平和的解決を関係者が努力している中でやっておることでありまして、まことに遺憾であるというふうに思っております。
なお、我々といたしましては、まず初めに、テレビ朝日系列記者が一月八日に突撃といいますか中へ入ったわけでありまして、それは記者個人の判断であったとは聞いておりますけれども、先ほど申し上げましたように、非常にこれは問題だろうということで、一月九日にテレビ朝日の社長に来ていただきまして、今後こういうことのないようにという協力要請を行ったわけであります。
それでその時点は終わりましたが、その後二月十三日に、我々としては実はこの記者が向こうに無線機を置いてきたという情報を得たわけでありまして、そうしますと、そういうことは前もって全然我々も聞いておりませんでした。そういうことで、早速どういうことですかということでテレビ朝日に聞きまして、社長に来ていただきましていろいろ聞いたわけでありますが、その中で、一月八日、人見記者が向こうから出るときに、ゲリラ側代表者セルパから無線機を置いていってよいと言われて置いてきたということがわかったわけであります。そして一月二十五日に、日本人人質何人かから無線機を利用して家族あてのメッセージが入ってきて、それをテレビ朝日が家族に知らせたというふうなことから情報が察知されまして、外務省の方でテレビ朝日の方にこの件につきまして事情説明を聞かれたようでありまして、その中で、無線機があるということは非常にこういう段階では問題であるということで懸念を表明され、また無線機を使えないようにということで要請されたようでありまして、そういうことを我々二月十三日知りまして、我々としてもこういうことは問題あるんではないでしょうかという懸念を表明いたしました。
結果として、その日の午後、無線機は使えないようにされたというふうな状況でございます。いずれにしましても、この一連の行為がこういう非常に重要な時期に起こったことでありますので、まことに遺憾である、こういうふうに思っておるわけでございます。