辻村哲夫の発言 (文教委員会)
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○政府委員(辻村哲夫君) 学校図書館を単に学校図書館だけでとらえるんではなくて、教育委員会全体としてサポートする、あるいは公共の図書館との連携を図る中でその機能の活性を図っていくということは大変重要なことであるというふうに認識をいたしております。
そこで、ただいま先生の方から一つの事例が御紹介されたわけでございますけれども、私どもも、他の地域におきましても公共の図書館から学校図書館に巡回訪問を実施している例、あるいは教育委員会に学校図書館の指導のできる専門的な知識を持った職員が置かれ、あるいは地域のボランティアというような方々が学校図書館に対してさまざまな形で協力をするというような取り組みも承知をしているところでございます。
私ども、先ほど研究指定校を設けているということを申し上げたわけでございますけれども、そうした研究指定校での取り組みの報告の中でもこうしたさまざまな工夫の事例が報告されております。
一、二御紹介させていただきますと、例えば大阪府の羽曳野市の例でございますけれども、ここでは公共図書館とのネットワークを形成いたしまして図書資料を活発に交換し合う、そして学校図書館活動の充実に寄与している例が報告されてございますし、また千葉県の市川市では、退職された学校経験者を嘱託の読書アドバイザーというような形で配置をいたしまして体制の充実を図っているところでございます。
文部省といたしましても、こうした取り組みは学校図書館の充実強化に資するものということで、平成七年度から学校図書館情報化・活性化推進モデル地域指定といった事業を発足いたしまして、学校図書館と他の機関の連携を密にする中で、学校図書館の充実強化を図る、そういった取り組みを促す事業を始めているところでございまして、今後ともこうした事業につきましては積極的に取り組んでまいりたいというふうに思います。
このことが先生御指摘の一単に学校図書館を学校の中だけで考えるのではなく、さまざまな支援体制の中でこの活性を図っていく、その施策にも資するものではないかというふうに考えております。