江本孟紀の発言 (文教委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○江本孟紀君 自由の会の江本です。よろしくお願いします。
 今回の大学の教員等の任期に関する法律案というのは、私は大学の中身というのは余りよくわからないので、この任期制というものについて少しいろんな資料その他を集めて自分なりにいろいろ考えたんですけれども、どうもこの法律案そのものは、大学の教員となっておりますけれども、これはよく見てみると大学教授のことを言っているんではないかな、対象にしているんではないかなというふうに私は思います。日ごろ大学教授の人たちとつき合っているわけではありませんので、どんな職業なのかというふうなことでいいますと、私たちも非常に理解しづらいところもあります。そういうことで、私は教授というふうに限らせてもらってちょっといろいろ調べてみたんです。
 私たちのような職業の人間も一応スタッフがおります。御存じのように政策秘書がいて、その政策秘書が一応手足となってこういうときに資料をいろいろ集めてもらえるわけです。そういうことによっていわば学校で言う研究みたいなことをするわけですが、大学教授とは何かということで国会図書館と本屋もいろいろ見てみたんですが、どうも私が見る限りは、大学教授は余りよくないというふうなことを書いてある本ばかりなんですね。そんなはずはないと。私は大体、大学教授というとはなから立派な方だ、これはすばらしい方だというふうに思っておるんですけれども、こうやって見てみると、本には余りいいことは書いてないんですね。国会議員と一緒で、国会議員はすばらしいと書いている本がほとんどないのと一緒で、ちゃんとしている仕事を理解されないで悪いことばかり恐らく書かれているとは思います。
 そんなことで、きょうは悪いことが本当なのかどうかということを確認したいなというのがあります。というのは、この審議は、今回これをやって、その後参考人を呼ばれて、その後にもう一度質疑をして採決するわけですから、そういう時間的な余裕もありますので、私は素朴な疑問も含めてお聞きしたいと思います。
 新聞なんかを見ていましても、患者の楽園だとかいろんなことを書かれて任期制の問題というのは随分出ておりまして、私も切り抜きをいろいろ見てみたんですけれども、何度も言うようですけれども、どうも私なりに今の時点で解釈するには、こういうことじゃないかなと。先ほどからお聞きしているお答えの中には、それからまた衆議院の議事録等を読んでも、任期制を導入する目的は、大学の研究等を活性化するということが最大の目的だということを大臣も局長も何度も言われております。でも、私なりに解釈すると、どうもこれは古くいつまでも居続ける厄介な教授を追い出したいがための、そういう者を早く楽に追い出せるような法律をつくるんじゃないかというのがどうも見え隠れしておるわけです、私には。私のこの考えが間違っていればまた後ほど自分で理解し直すんですが。
 そういうことも含めますと、教授と言われる、または教員と言われる人たちの職業、こういったものをもっと広く理解すべきだなと。そういうことを言いますと、文部省の方としても十分そういう仕事がどういう仕事であるかということを御理解されていると思いますので、とりあえずお聞きしたいことが何点かございます。
 一番目に、国公立、私立を合わせた大学教授の平均的な月収、それから勤務時間、それから退職年齢、こういったものをちょっとお教えいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 114015077X01419970529_117

発言者: 江本孟紀

speaker_id: 29552

日付: 1997-05-29

院: 参議院

会議名: 文教委員会