江本孟紀の発言 (文教委員会)

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○江本孟紀君 そういうことで、名誉教授という先生もいらっしゃって、教授という一つの職業というようなことでいいますと、私は、余り世間に知られていない職業の一つではないかと。
 ちょっと参考までの話なんですけれども、日本のムダ大辞典という本がPHP出版から出ておるんですけれども、その中で、学校・教育部門でむだの五位にランクされておるのが日本の教授なんですね。その理由として、「日本の教授は欧米と違って一人一人専門が違うため、教授同士が互いに議論し、自由に競争するシステムが無い。その閉鎖性、狭量ぶりはいかにも日本的だが、それだけに一度教授になってしまえば、もはや一国一城の主で、それこそ犯罪でも起さない限り、罷免はおろか、まず降格されることもない。だから業績などなくても定年までその職が安堵されるのだ。」というようなことを書かれてあります。
 それから、先般この委員会でも話が出ましたけれども、新聞等によると、競争のない大学の教職員を、「患者の楽園」だというようなことをやゆして書いておるような新聞もあったりなんかするんです。
 私はその中で、一たん任用されると身分上の保障が非常にしっかりしている、それから研究成果や論文発表の業績評価もない、そういうようなことを言われて、大学の教員の実態というものが非常に知られてないんではないかと。
 そこでこういった無用論というのが出てくるわけですけれども、そういう実情を書いてあるわけですけれども、実情かどうか知りません。それが的確であるかどうか。それから、そういうことによってこういう無用論が出てくるのかというようなことをどうお考えになるのか、沢田先生に少しお聞きしたいんです。ちなみに政治部門では、その本の中で参議院がむだの第三位になっています。それだけお伝えして、少しお願いします。

発言情報

speech_id: 114015077X01519970603_040

発言者: 江本孟紀

speaker_id: 29552

日付: 1997-06-03

院: 参議院

会議名: 文教委員会