大木浩の発言 (環境特別委員会)
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○国務大臣(大木浩君) 去る九月十一日に国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝命いたしました大木浩でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
今日、人類の経済社会活動はますます拡大し、環境に対しまして深刻かつ回復困難な影響を及ぼしております。地球温暖化の影響が既に平均気温の上昇や海面の上昇等の形であらわれていること、ダイオキシン問題や廃棄物問題など国民生活に大きな影響を及ぼすような問題が顕在化していることなど、まさに人類社会の基盤を揺るがしかねない環境危機とも言うべき状況が生じつつあります。これからの私たちの対応のあり方が二十一世紀以降の人類の暮らしや経済活動の発展を左右するものであり、国内的にも国際的にも極めて重要な政策課題となっております。このような重要な時期に環境問題を担当することになりまして、その責任の重さに身の引き締まる思いであります。
特に当面の大きな課題といたしまして、本年十二月には京都におきまして地球温暖化防止会議が開催され、二〇〇〇年以降の国際的な温暖化対策の骨格を定める議定書等が決定される予定でございます。本会議は二十一世紀の地球環境の将来を左右する大切な会議であり、我が国は会議の進行役として国際的なリーダーシップを発揮していくことが求められております。日本が議長国として各国の意見を収れんさせ、着実に国際合意が進んでいくよう、私としても最大限の努力を傾ける決意でおります。
また、京都会議での合意を国内で実施していくためには、国内での取り組みの体制を抜本的に強化していくことがぜひとも必要でありまして、産業、民生、運輸等の各部門におきましてこれまで以上に強力かつ効果的な対策が不可欠であります。
さらに、国民の皆様にも理解と参加をお願いいたしたく、環境庁といたしましても、温暖化対策に関する広報や普及啓発、国民総ぐるみで参加できる対策につきまして全力を挙げて取り組んでいく所存でございます。
委員長、理事の皆様方初め、また委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。(拍手)