新保生二の発言 (商工委員会)

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○政府委員(新保生二君) お答えします。
 今回の世界同時株安の要因としては、一応三つぐらいに我々は整理しております。
 一つは、御指摘があったように、十月二十三日以降の香港市場の株価急落により、日本を含むアジア経済全般に対する懸念が増大したということが一点。
 それから二点目は、こういうことの影響のためにアメリカ、ヨーロッパにおいても、アジア市場への依存度が高い欧米企業、こういうものの業績悪化に対する懸念、これが広がったというのが二点目であります。
 それから三点目は、これまで欧米主要国ではかなり急ピッチな株価上昇が年初来ありましたので、これが若干行き過ぎではないかという懸念が広がっていた、そういう背景もあった。その三点に整理できるのではないかというふうに思っております。
 ただし、御承知のように欧米の経済のファンダメンタルズは比較的良好であります。アメリカは、御承知のように、低インフレの中で失業率も低く、非常に強い基調を続けております。それから、ヨーロッパもこのところ回復に転じております。したがって、欧米のファンダメンタルズは非常にいいということが大きな下支え要因になっているのではないか、そういうふうに見ております。

発言情報

speech_id: 114114461X00419971106_012

発言者: 新保生二

speaker_id: 16141

日付: 1997-11-06

院: 参議院

会議名: 商工委員会