新保生二の発言 (商工委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府委員(新保生二君) 中国の状況は若干ほかのASEAN諸国等と状況は違っておりまして、ASEAN諸国等の場合、今回の通貨下落の背景としては二つぐらいあろうかと思うんです。
一つは、事実上のドル・ペッグで運営してきておりまして、内外の、つまりアメリカとのインフレ格差が大きいわけで、ほっておけば実質為替レートの切り上げになってこれが輸出の不振につながるという面が一つあります。
それからもう一つは、このところ金融市場の自由化もあって先進国からの大量の借り入れによって相当建設・不動産投資等に金が回るという形、民間金融機関からの借り入れという形で建設・不動産投資が行われていた、これが若干行き過ぎがあった。大きな背景としてはそういう二つぐらいに整理できるかと思うんです。
中国の場合は、これまでの資金流入の形態がこれらASEAN諸国とちょっと違っていまして、借り入れよりも直接投資に大きく依存するという形が目立っておりますので、その意味ではもう少し安定性が高いというふうに見ております。