平野貞夫の発言 (選挙制度に関する特別委員会)
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○平野貞夫君 ただいまのお話のように、ぜひ積極的に進めていただきたいと思います。
日本の選挙制度というのは明治からずっとやっておるわけでございますが、本質的に、あれをやつちゃいかぬ、これを言っちゃいかぬ、こうしちゃいかぬという、いわばべからず法だと思います。戦後、憲法のもとに新しい公選法をつくりましたが、やはり極めて複雑で、難解な言葉で、やってはいけないことを規定するという質は変わっていないと思います。これは日本の後発型デモクラシー、いわゆる管理デモクラシーという、官僚が議会を管理・指導するといいますか、そういうことで進んできたからだと私は思います。
それもある時期、やむを得ない時期もあったかと思いますが、今の時代に、もうこれは選挙の本当の意味というのを政治もお役所も大いに国民に普及していただいて、選挙というのは基本的に、積極的に世の中に対する自分の意見を言うものだという、楽しいものといいますか積極活動のものだというふうに国民は思うべきだし、だんだんそうなってきていますが、やはり法体系そのものが非常に規制を前提にしておりますので、電子投票制度の導入、将来を見渡して、ぜひ法体系自身も一人一人の国民を信用して、インチキするんじゃないかという前提に立たずに前向きに進めていただきたいと思います。
それから、最後でございますが、これは要望でございます。
今度の法改正で、不在者投票の制度がかなり改善されるわけでございますが、私は自分の住所が非常に遠いところでございまして、高知でございます。いろんな選挙はほとんど不在者投票なのでございます。そのときに実に雰囲気が、それはそこの特殊な問題かもわからないんですけれども、全国的に共通していると思いますが、普通は投票日に行くんだけれどもこういう理由で不在者投票に行くと、何となくまことに申しわけないという後ろめたい雰囲気なんですよね、場所が。やはり、そういうことも改善していただいて、それから特に地方の選挙ですと、候補者の氏名それから候補者の経歴といいますか、そういったものが行ってもすぐわからない部分がある。
ですから、そういう部分も大いにこれから改善していただいて、やっぱり不在者投票というのは別に後ろめたいことをしているんじゃないんだと、堂々と明るく参加できるようなひとつ工夫をしていただくことを要望いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。