河本英典の発言 (大蔵委員会)

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○河本英典君 自民党の河本英典でございます。
 本臨時国会、残すところあと本日十一日、十二日と大変押し迫った中、この預金保険法の改正案が大変不正常な形で参議院へ送られてきました。大変お忙しい中、大蔵大臣初め大勢お集まりいただきまして、また共産党を除く野党の先生方は残念ながら来ていただけないわけでございますけれども、粛々と審議を進めていきたいというふうに思います。
 全部そろわない形で、非常に不正常な形でこうして審議をせにゃいかぬということは、大蔵委員会を今まで正常な形で運営してきた中で、委員長の御心労大変心中苦しいものがございまして、その辺もよく御理解いただきたいなというように思うわけでございます。
 しかし、この法案でございますけれども、今、金融機関の破綻が言われまして、金融システムに対する信頼が非常に薄れて、揺らいでおるということで、そういった意味でこの法案そのものの機能ということもございますけれども、この法案を何としてもこの会期中に成立させるということの意義の大きさというのは大変重要なものというふうに私は認識しておるわけでございます。
 一連の金融機関の破綻ということで、北海道拓殖銀行という都市銀行がああいうことになりましたし、それから山一証券という四大証券の一つの証券会社が破綻ということで大変話題になっておるわけでございます。ほか、たくさんぽつぽつとそういったことが起こっておるわけでございます。
 破綻と申しましても、倒産による会社更生法の申請とまた実は違うわけでございますけれども、その辺も言葉が、正式な定義で言いますと若干違うようでございますので、全部つぶれるような話になって、年末ということもございまして大変乱れておるような気がいたします。そこへ経済界といいますか一般は消費が伸びないことであるとか不況であるということで何となく暗いムードが漂っておるところでございますけれども、その中で政府も緊急経済対策ということでいろいろ考えていただいておるようでございます。
 いずれにいたしましても、この金融機関の破綻の中で最大の関心事と申しますのは、この金融システムを取り巻くこういった一連の問題、一日も早い安定を国民は期待しているところであるというふうに思うわけでございます。
 こんな中で、まずこの状況といいますか現状認識、大蔵大臣のお考えをまず聞かせていただくところから始めたいというふうに思うわけでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

発言情報

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発言者: 河本英典

speaker_id: 3620

日付: 1997-12-11

院: 参議院

会議名: 大蔵委員会