三塚博の発言 (大蔵委員会)

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○国務大臣(三塚博君) 河本委員の全般の洞察と、そういう中における政府の取り組み方ということの御指摘であろうかと思います。
 昨今の一連の倒産、破綻等の事態、特に日本を代表する二十のうちの一つの拓銀、地域金融に特化したとはいいながら、その持つ重みは大きいわけであります。また、四大証券の山一が自主廃業を決定したということの事態、いろいろな要素はあるとはいいますものの、経済国家日本、金融システムはしっかりと安定をしておる、円も安定をしておると、こういう諸状況の中の事件でありますだけに、万般に影響を与えておりますことに私はこの事態を深刻に受けとめて、毎日毎日世界のマーケットの動き、我が国のマーケットの動きを分析しながら、事務方にも督励を申し上げ、対応に万全を期するようにということで来ておるところであります。
 巷間さまざま内外から言われておりますが、大蔵大臣として、また政府として心がけねばなりませんことは、日本発パニックを断じて出さないという決心と決意と万全の対策でなければなりません。よって、事態が発生をいたしましたとき、日銀との協調、分析ということの中で万全を期しまして、取りつけ騒ぎが起きないという状態、賢明な日本国民の理解度、またこれに対応する地域社会のサポートというものがしからしめておるものと存じます。今後とも、この万全を期してまいります。
 今回の法律も、新しい手法を加えることによりましてシステムの安定の一助になりますし、同時に地域経済社会に対する安心、年末年始を迎えてこれを乗り越えるためにはこの手法を取り入れさせていただきますことが極めて大事と、こう思って御願いを申し上げ、御審議を賜っておるところであります。
 何とぞ、万般の御賢察の中で、会期内成立に対し御願いを申し上げ、冒頭の答弁にかえます。

発言情報

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発言者: 三塚博

speaker_id: 28718

日付: 1997-12-11

院: 参議院

会議名: 大蔵委員会