鰐淵俊之の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○鰐淵委員 大変御苦労さまでございます。時間が余りございませんから、私も端的に御質問申し上げたいと思っております。
 今お二人の質問を伺っておりまして、要するに、この日ロの交渉の中で一体領土の部分がどの程度輪郭が明瞭になっておるのか、それがどうもわからないということで伺っているのではないかなと思います。
 しかし、私は、政府の皆さんや外務大臣の御努力等によりまして、これまでになくロシアと我が国との関係というものが良好な関係になっているのではないかと思います。それが、一つは、漁業交渉の操業の枠組みもあのように調印されておりますし、また総理の言った対ロ外交三原則、こういったことに基づいて、お互いに日ロの問題について詰めていこう、こういうように相なっていると思うわけであります。
 御案内のとおり、以前は、ソビエトの時代は共同開発という提案が一時ございました。しかし、政府の方はこれは余り乗り気でなかった。なぜならば、そういう共同開発をやっていくということは、もう初めから北方領土の四島の主権というものを放棄することにつながってくるという考え方から、日本は非常に否定的な姿勢をとってきたことは御案内のとおりであります。
 しかし、昨今は、ただいまお話ございましたように、橋本・エリツィン・プラン、あるいはまたそれぞれ交渉の中で、次官級の作業部会、あるいはまた外相級、あるいはまたロシアの要人の方が日本に来られるというようなこともございまして、帰するところ、やはり領土の問題について何とか進展を見るべく、多重的な交渉といいましょうか、経済も含め、文化も含め、いろいろなことを含めながら、外相は、この一番大切な、一番我々が考えていきたいと思うこの領土の問題の解決について、それぞれ環境づくりに苦労されている、こう思うわけでございます。
 そこで、第一点は、ロシアに外相が行かれまして、その都度私どももロシア課の方からプリントをいただいておりますが、この作業部会その他について、領土の問題については、どのような話し合いで、感触、そういったものがどうなっておるのかということが、全くこのぺーパーの中でももちろん知る由もございません。したがいまして、当事者でございます外務大臣のそれらについての感触といいましょうか、所感といいましょうか、また今後の方向といいましょうか、こういったことについて、お話しのできる範囲内で御答弁をいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 鰐淵俊之

speaker_id: 32896

日付: 1998-03-12

院: 衆議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会