田中和徳の発言 (建設委員会)
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○田中(和)委員 おくれを取り戻すということは、財政事情もある中でございますけれども、ぜひひとつ特段の御努力を願いたいと思います。
もう一点、グローバルスタンダードの視点からお尋ねをしたいと思います。
道路整備事業が公共事業として地域経済にも大変大きな役割を果たすということは私も発言しましたし、皆さんも当然のことと思っておられると思いますが、長期的に不況が継続する中、建設業界はかつてない深刻な経営環境にあります。特に中小零細業者についてはまさしく深刻な状況にございます。公共投資の受注機会に恵まれないことから立ち上がりのきっかけをつかめず瀕死の状態に陥っているというのが現実であります。
先日、大臣も所信表明の中で、建設業の経営改善に関する対策を策定し、中小・中堅業者の受注機会確保対策に一生懸命頑張る、こういうふうな決意を述べられておられます。とにかく建設省の皆さんにお尋ねをすると、努力をしておりますとすぐお返事は来ますが、現実には地方の中小規模の業者は国発注の仕事にはほとんど指名参加できないし、またいろいろと厳しい状況があることが解決されないままになっているわけでございます。そこをどうやって分離発注していくのか、どうやってチャンスを与えてやるのかというのがまず一点あります。
続いてもう一つお話をしなければならないのは、日本のコストがグローバルスタンダードであるかどうかという問題であります。
アメリカからも大変厳しい注文も来ておりますし、金融のビッグバンの後はまさしく建設のビッグバンが起こるだろう、このように言われているわけであります。もちろん法律や条例等々ありまして日本の複雑な状況はございますけれども、安いものは高くではなくて、高いものは安くなるというのはやはり世の習いかもしれません。本当に日本の企業がそうなったときに諸外国の企業と日本という土俵の中で相撲がとれるのかどうか、ぜひ御見解をお示しをいただきたいのと、同時に育成策はどう考えているのか、ぜひお伺いをしておきたいと思います。
もう一点、先ほどとつながりますけれども、日本はやはり自然災害の国であります。安かろう悪かろうという建物をあるいは道路をつくっていったのではこれまた重大な問題になります。そういう安全基準というものがしつかり守られてグローバルスタンダードの価格なのかどうか、こういうことをぜひ考えていかなければならないわけでございますので、その点もあわせて御答弁を願いたいと思います。