村井仁の発言 (大蔵委員会)
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○村井委員 私は、やはり景気というのは、気という字も入っておりますように、気分の問題というのが非常にあるわけでございますから、一日も早く平成十年度の予算を成立させて、さらに必要であれば臨機応変の措置をとっていく、これが大切ではないかと思っています。
次の問題に移らせていただきます。
先ほども濱田委員からお触れがございましたけれども、金融検査官の逮捕に続きまして、あのときに大臣は既に遺憾の意を表明されましたけれども、将来の幹部候補であります、とりわけていろいろな意味で身を慎まなければならないいわゆるキャリアが逮捕された。私はこれは非常に深刻な問題だと思っている。
日本の官僚制度では、私自身もそのシステムの中に身を置いた一人として思い返すわけでございますけれども、若いうちから政策立案という大変大切な仕事に関与することができるというのは、ある意味では身に余る光栄であると思う立場でございまして、私は、率直に申しまして、本当に一番身を慎まなければならない、そういう立場に置かれていた人ではないだろうかと思うわけであります。それが司直の手を煩わすというようなことになるというのは、私は、本当にもう残念としか言いようがない思いであります。
アメリカの場合は、そういう政策立案とかなんとかいう立場に立つためには、相当な社会的経験も積み、あるいは大統領選挙に貢献するとかいうようないろいろなプロセスが必要だが、それに対して日本の場合は、まさに生涯をかけて国家国民に奉仕する職業としてそれを選ぶことができる。私は、そういう意味で今度の事件というのは本当に深刻だと思っているのです。
さような意味で、もう時間も余りありませんから手短にお伺いいたしますけれども、三塚大蔵大臣の大変重い責任をとった御退任の後を襲われて、そうして大蔵大臣の重責にあられる大臣から、本当にこの事態に対しまして、大蔵省の綱紀粛正の問題にどういうふうに取り組まれるおつもりか、ぜひ御決意のほどをお伺いしたいと存じます。