大蔵委員会
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会
会議録情報#0
平成十年三月十一日(水曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 村上誠一郎君
理事 井奥 貞雄君 理事 衛藤征士郎君
理事 坂井 隆憲君 理事 浜田 靖一君
理事 池田 元久君 理事 北橋 健治君
理事 石井 啓一君 理事 谷口 隆義君
今村 雅弘君 岩永 峯一君
大石 秀政君 鴨下 一郎君
河井 克行君 桜井 郁三君
桜田 義孝君 杉浦 正健君
砂田 圭佑君 滝 実君
中野 正志君 根本 匠君
桧田 仁君 宮路 和明君
村井 仁君 矢上 雅義君
吉田六左エ門君 渡辺 具能君
渡辺 博道君 渡辺 喜美君
上田 清司君 北脇 保之君
末松 義規君 中川 正春君
日野 市朗君 藤田 幸久君
赤松 正雄君 河合 正智君
並木 正芳君 若松 謙維君
小池百合子君 鈴木 淑夫君
西田 猛君 佐々木憲昭君
佐々木陸海君 濱田 健一君
出席国務大臣
大 蔵 大 臣 松永 光君
出席政府委員
内閣総理大臣官
房管理室長 佐藤 正紀君
大蔵大臣官房長 武藤 敏郎君
大蔵大臣官房金
融検査部長 原口 恒和君
大蔵大臣官房総
務審議官 溝口善兵衛君
大蔵省主計局次
長 細川 興一君
大蔵省主税局長 尾原 榮夫君
大蔵省理財局長 伏屋 和彦君
大蔵省証券局長 長野 厖士君
大蔵省銀行局長 山口 公生君
大蔵省銀行局保
険部長 福田 誠君
大蔵省国際金融
局長 黒田 東彦君
国税庁次長 船橋 晴雄君
委員外の出席者
国税庁課税部酒
税課長 岡本 佳郎君
自治省税務学府
県税課長 片山 善博君
日本輸出入銀行
理事 鏡味 徳房君
参 考 人
(日本銀行総裁)松下 康雄君
参 考 人
(預金保険機構
理事長) 松田 昇君
参 考 人
(日本銀行理事)本間 忠世君
参 考 人
(日本銀行副総
裁) 福井 俊彦君
大蔵委員会専門
員 藤井 保憲君
―――――――――――――
委員の異動
三月十一日
辞任 補欠選任
今村 雅弘君 桧田 仁君
鴨下 一郎君 矢上 雅義君
砂田 圭佑君 桜井 郁三君
渡辺 博道君 滝 実君
赤松 正雄君 若松 謙維君
同日
辞任 補欠選任
桜井 郁三君 砂田 圭佑君
滝 実君 渡辺 博道君
桧田 仁君 今村 雅弘君
矢上 雅義君 鴨下 一郎君
若松 謙維君 赤松 正雄君
―――――――――――――
三月十日
平成十年度における財政運営のための公債の発
行の特例等に関する法律案(内閣提出第六号)
法人税法等の一部を改正する法律案(内閣提出
第八号)
租税特別措置法等の一部を改正する法律案(内
閣提出第九号)
電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書
類の保存方法等の特例に関する法律案(内閣提
出第一〇号)
関税定率法等の一部を改正する法律案(内閣提
出第三〇号)
同月二日
所得税減税、中小業者への国民金融公庫の返済
条件緩和に関する請願(坂上富男君紹介)(第
三九三号)
同(木島日出夫君紹介)(第四四二号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第四四三号)
同(佐々木陸海君紹介)(第四四四号)
同(中林よし子君紹介)(第四四五号)
同(藤田スミ君紹介)(第四四六号)
同(不破哲三君紹介)(第四四七号)
同(矢島恒夫君紹介)(第四四八号)
同(山原健二郎君紹介)(第四四九号)
消費税の減税に関する請願(坂上富男君紹介)
(第三九四号)
酒販免許制度の堅持等に関する請願(砂田圭佑
君紹介)(第三九八号)
食料品の消費税非課税即時実施、消費税廃止に
関する請願(佐々木憲昭君紹介)(第三九九号
)
同(瀬古由起子君紹介)(第四〇〇号)
同(大森猛君紹介)(第四四〇号)
同(瀬古由起子君紹介)(第四四一号)
消費税廃止、国民金融公庫の中小業者への融資
拡充に関する請願(木島日出夫君紹介)(第四
七五号)
同(志位和夫君紹介)(第四七六号)
保険契約者保護制度の確立に関する請願(木島
日出夫君紹介)(第四七七号)
は本委員会に付託された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
参考人出頭要求に関する件
法人税法等の一部を改正する法律案(内閣提出
第八号)
租税特別措置法等の一部を改正する法律案(内
閣提出第九号)
電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書
類の保存方法等の特例に関する法律案(内閣提
出第一〇号)
国の会計、税制及び金融に関する件(財政金融
の基本施策)
――――◇―――――
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 村上誠一郎君
理事 井奥 貞雄君 理事 衛藤征士郎君
理事 坂井 隆憲君 理事 浜田 靖一君
理事 池田 元久君 理事 北橋 健治君
理事 石井 啓一君 理事 谷口 隆義君
今村 雅弘君 岩永 峯一君
大石 秀政君 鴨下 一郎君
河井 克行君 桜井 郁三君
桜田 義孝君 杉浦 正健君
砂田 圭佑君 滝 実君
中野 正志君 根本 匠君
桧田 仁君 宮路 和明君
村井 仁君 矢上 雅義君
吉田六左エ門君 渡辺 具能君
渡辺 博道君 渡辺 喜美君
上田 清司君 北脇 保之君
末松 義規君 中川 正春君
日野 市朗君 藤田 幸久君
赤松 正雄君 河合 正智君
並木 正芳君 若松 謙維君
小池百合子君 鈴木 淑夫君
西田 猛君 佐々木憲昭君
佐々木陸海君 濱田 健一君
出席国務大臣
大 蔵 大 臣 松永 光君
出席政府委員
内閣総理大臣官
房管理室長 佐藤 正紀君
大蔵大臣官房長 武藤 敏郎君
大蔵大臣官房金
融検査部長 原口 恒和君
大蔵大臣官房総
務審議官 溝口善兵衛君
大蔵省主計局次
長 細川 興一君
大蔵省主税局長 尾原 榮夫君
大蔵省理財局長 伏屋 和彦君
大蔵省証券局長 長野 厖士君
大蔵省銀行局長 山口 公生君
大蔵省銀行局保
険部長 福田 誠君
大蔵省国際金融
局長 黒田 東彦君
国税庁次長 船橋 晴雄君
委員外の出席者
国税庁課税部酒
税課長 岡本 佳郎君
自治省税務学府
県税課長 片山 善博君
日本輸出入銀行
理事 鏡味 徳房君
参 考 人
(日本銀行総裁)松下 康雄君
参 考 人
(預金保険機構
理事長) 松田 昇君
参 考 人
(日本銀行理事)本間 忠世君
参 考 人
(日本銀行副総
裁) 福井 俊彦君
大蔵委員会専門
員 藤井 保憲君
―――――――――――――
委員の異動
三月十一日
辞任 補欠選任
今村 雅弘君 桧田 仁君
鴨下 一郎君 矢上 雅義君
砂田 圭佑君 桜井 郁三君
渡辺 博道君 滝 実君
赤松 正雄君 若松 謙維君
同日
辞任 補欠選任
桜井 郁三君 砂田 圭佑君
滝 実君 渡辺 博道君
桧田 仁君 今村 雅弘君
矢上 雅義君 鴨下 一郎君
若松 謙維君 赤松 正雄君
―――――――――――――
三月十日
平成十年度における財政運営のための公債の発
行の特例等に関する法律案(内閣提出第六号)
法人税法等の一部を改正する法律案(内閣提出
第八号)
租税特別措置法等の一部を改正する法律案(内
閣提出第九号)
電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書
類の保存方法等の特例に関する法律案(内閣提
出第一〇号)
関税定率法等の一部を改正する法律案(内閣提
出第三〇号)
同月二日
所得税減税、中小業者への国民金融公庫の返済
条件緩和に関する請願(坂上富男君紹介)(第
三九三号)
同(木島日出夫君紹介)(第四四二号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第四四三号)
同(佐々木陸海君紹介)(第四四四号)
同(中林よし子君紹介)(第四四五号)
同(藤田スミ君紹介)(第四四六号)
同(不破哲三君紹介)(第四四七号)
同(矢島恒夫君紹介)(第四四八号)
同(山原健二郎君紹介)(第四四九号)
消費税の減税に関する請願(坂上富男君紹介)
(第三九四号)
酒販免許制度の堅持等に関する請願(砂田圭佑
君紹介)(第三九八号)
食料品の消費税非課税即時実施、消費税廃止に
関する請願(佐々木憲昭君紹介)(第三九九号
)
同(瀬古由起子君紹介)(第四〇〇号)
同(大森猛君紹介)(第四四〇号)
同(瀬古由起子君紹介)(第四四一号)
消費税廃止、国民金融公庫の中小業者への融資
拡充に関する請願(木島日出夫君紹介)(第四
七五号)
同(志位和夫君紹介)(第四七六号)
保険契約者保護制度の確立に関する請願(木島
日出夫君紹介)(第四七七号)
は本委員会に付託された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
参考人出頭要求に関する件
法人税法等の一部を改正する法律案(内閣提出
第八号)
租税特別措置法等の一部を改正する法律案(内
閣提出第九号)
電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書
類の保存方法等の特例に関する法律案(内閣提
出第一〇号)
国の会計、税制及び金融に関する件(財政金融
の基本施策)
――――◇―――――
村
村上誠一郎#1
○村上委員長 これより会議を開きます。
国の会計、税制及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁松下康雄君及び預金保険機構理事長松田昇君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →国の会計、税制及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁松下康雄君及び預金保険機構理事長松田昇君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
村
村
濱
濱田健一#4
○濱田(健)委員 おはようございます。大臣の所信に対する質疑というものが、きょう午前中、各党からなされるわけでございますが、十分間という持ち時間ですので、三点に絞ってお尋ねをしたいというふうに思います。
新日銀法の施行が四月ということで目前に迫ってまいりましたけれども、この時期、同意人事等いろいろなものが、この日銀に関して対応がなされていくものというふうに認識をしております。
そういう中で、大臣が所信の中でも申されましたとおりに、大蔵省の綱紀の保持ということ、本当に大事なことでございますが、またぞろいろいろな疑惑が出てきておりますし、ここ二、三日の新聞では、日銀の営業局の幹部がやはり似たような接待疑惑でクローズアップされてきた、司直の手も入るのではないかというふうに言われております。
これらの点に関して、大臣の御努力にもかかわらず、まだまだいろいろなものが出てきているという状況の中で、大臣としての御心境と、これらの問題に対してさらにどういう手を打たれようとしているのか、御見解をお聞かせいただければ幸いでございます。
この発言だけを見る →新日銀法の施行が四月ということで目前に迫ってまいりましたけれども、この時期、同意人事等いろいろなものが、この日銀に関して対応がなされていくものというふうに認識をしております。
そういう中で、大臣が所信の中でも申されましたとおりに、大蔵省の綱紀の保持ということ、本当に大事なことでございますが、またぞろいろいろな疑惑が出てきておりますし、ここ二、三日の新聞では、日銀の営業局の幹部がやはり似たような接待疑惑でクローズアップされてきた、司直の手も入るのではないかというふうに言われております。
これらの点に関して、大臣の御努力にもかかわらず、まだまだいろいろなものが出てきているという状況の中で、大臣としての御心境と、これらの問題に対してさらにどういう手を打たれようとしているのか、御見解をお聞かせいただければ幸いでございます。
松
松永光#5
○松永国務大臣 お答えいたします。
大蔵省の職員が、委員御存じのとおり二名起訴され、二名逮捕されているという状況でありますが、いずれも古くからずっと続いてきておる事件でございまして、この関係では捜査当局が厳正な捜査を進めるものと思っております。
大蔵省としては、その捜査当局の捜査活動には全面的に協力をしていかなければならぬ、そういう立場にあるわけでありまして、そのとおりしていくつもりであります。
私が力を入れておるのは、捜査当局の捜査の対象にはなっていないものの過去において公務員として恥すべきことをした者がおる可能性が相当ある、そういう者について内部調査をきちっとやって厳正な処分をすること、それを通じて大蔵省の綱紀の粛正確立をきちっとやっていく、それによって大蔵省の職員一同心を新たにして大蔵省の信頼確保のために頑張ってもらう、そういうふうにしていくのが私の務めである、こう思っておりまして、そういう心構えで今後もしっかりやっていきたい、こう考えているところでございます。
この発言だけを見る →大蔵省の職員が、委員御存じのとおり二名起訴され、二名逮捕されているという状況でありますが、いずれも古くからずっと続いてきておる事件でございまして、この関係では捜査当局が厳正な捜査を進めるものと思っております。
大蔵省としては、その捜査当局の捜査活動には全面的に協力をしていかなければならぬ、そういう立場にあるわけでありまして、そのとおりしていくつもりであります。
私が力を入れておるのは、捜査当局の捜査の対象にはなっていないものの過去において公務員として恥すべきことをした者がおる可能性が相当ある、そういう者について内部調査をきちっとやって厳正な処分をすること、それを通じて大蔵省の綱紀の粛正確立をきちっとやっていく、それによって大蔵省の職員一同心を新たにして大蔵省の信頼確保のために頑張ってもらう、そういうふうにしていくのが私の務めである、こう思っておりまして、そういう心構えで今後もしっかりやっていきたい、こう考えているところでございます。
濱
濱田健一#6
○濱田(健)委員 日本の中央銀行までもがこういうふうに腐り切っているのかということで国民の不信は本当に極限に達しているというふうに思っておりますので、本当に深いところまでさまざまな疑惑については解明をしていく方向で、きょうもほかの委員もそういう部分でいろいろと材料をそろえていらっしゃるというふうに思いますが、しっかりやっていただきたいというふうに思っております。
二点目ですが、新日銀法は、日銀の独立性と政策決定責任の明確化を目玉にしているというふうに思っております。現下の接待疑惑などからして、日銀法三十二条の服務の準則の趣旨に照らして、適切な執行を確保するためには、いわゆる私企業からの隔離等々が厳格に守られなければならないというふうに思っております。現在の疑惑に関してもこれらがしつかり守られていないという状況でございますが、大臣の御所見はいかがでしょうか。そして、これらについてこれからどう御指導されていかれるのか、お聞かせいただければ幸いでございます。
この発言だけを見る →二点目ですが、新日銀法は、日銀の独立性と政策決定責任の明確化を目玉にしているというふうに思っております。現下の接待疑惑などからして、日銀法三十二条の服務の準則の趣旨に照らして、適切な執行を確保するためには、いわゆる私企業からの隔離等々が厳格に守られなければならないというふうに思っております。現在の疑惑に関してもこれらがしつかり守られていないという状況でございますが、大臣の御所見はいかがでしょうか。そして、これらについてこれからどう御指導されていかれるのか、お聞かせいただければ幸いでございます。
松
松永光#7
○松永国務大臣 お答えいたします。
委員御指摘のとおり、新しい日銀法においては、日本銀行の自主性の尊重及び意思決定の透明性の確保といったことから、御指摘のような規定ができておるわけであります。日本銀行は、その業務の公共性にかんがみ、私企業からの隔離等に係る服務に関する準則を定めることとされており、先般、日本銀行において決定、公表されたところであります。
そういうときに、報道されているような不祥事があるとすれば大変残念なことだというふうに思っておりますが、いずれにせよ、日本銀行において適切に対応されるものというふうに考えておるところでございます。
この発言だけを見る →委員御指摘のとおり、新しい日銀法においては、日本銀行の自主性の尊重及び意思決定の透明性の確保といったことから、御指摘のような規定ができておるわけであります。日本銀行は、その業務の公共性にかんがみ、私企業からの隔離等に係る服務に関する準則を定めることとされており、先般、日本銀行において決定、公表されたところであります。
そういうときに、報道されているような不祥事があるとすれば大変残念なことだというふうに思っておりますが、いずれにせよ、日本銀行において適切に対応されるものというふうに考えておるところでございます。
濱
濱田健一#8
○濱田(健)委員 いわゆる政策決定責任の透明性、明確化というものが、先ほど申し上げましたとおりにうたわれているわけですが、長引く国民の金利に対する失望感というものがあります。特に、年金でお暮らしの皆さんなどにはその感が一〇〇%強いというふうに、いろいろな方からお話を聞いて感じているところでございます。いわゆる公定歩合など政策委員会の活発な論議があるのかと言われたときには、どう見ても、外側からそういう、どうしょうという悩んだ姿というのは見られないというふうに思うわけでございまして、今度の日銀法の改正は、これらの面も明確に活発化されていく方向性が大事だというふうに思います。
この政策委員会の活発な論議と展望を国民の前に明らかにすることこそが、先ほど大臣も言われました政策決定の透明性、明確化ということにつながると私は思うのですが、いかがお考えでしょうか。そして、当然、それらについてもどう御指導されるおつもりか、お聞かせいただければ幸いでございます。
この発言だけを見る →この政策委員会の活発な論議と展望を国民の前に明らかにすることこそが、先ほど大臣も言われました政策決定の透明性、明確化ということにつながると私は思うのですが、いかがお考えでしょうか。そして、当然、それらについてもどう御指導されるおつもりか、お聞かせいただければ幸いでございます。
松
松永光#9
○松永国務大臣 お答えいたします。
新しい日銀法において、金融政策についての政策委員会における議事の要旨あるいは議事録、こういったものを公開すること等を通じて透明性を確保するということになっておるわけでありまして、新しい日銀法のもとで、今の点については適切な対応が行われるものというふうに考えておるわけでございます。
この発言だけを見る →新しい日銀法において、金融政策についての政策委員会における議事の要旨あるいは議事録、こういったものを公開すること等を通じて透明性を確保するということになっておるわけでありまして、新しい日銀法のもとで、今の点については適切な対応が行われるものというふうに考えておるわけでございます。
濱
濱田健一#10
○濱田(健)委員 時間がありませんのでこれで終わりたいと思うのですが、とにかく、明治以降の日本の銀行制度を含めて指導的な立場にありました日銀というものがいその持っているノウハウや指導性、そして日本の金融にかかわるさまざまな政策、これに今後も大きくかかわっていかれるわけでございますので、改正された新日銀法のその趣旨というものがしつかり生きるように、大蔵としてもさまざまな観点で指導をいただかなければ、今起きております疑惑の渦中にある問題等々もますます広がっていくものというふうに私思いますので、その辺、大臣、しっかりと頑張っていただきたいということを申し添えて、終わりたいというふうに思います。ありがとうございました。
この発言だけを見る →村
村
村井仁#12
○村井委員 二月の二十五日に大臣からこの委員会で所信を承りました。ちょうどその前の週の週末、大臣、G7に御出席になられた後でいらっしゃいまして、G7におけるいろいろな議論なども踏まえてお話を伺ったわけでございます。
アジアにおける通貨の不安とかいろいろ難しい問題も出てきてそれにどう対処するか、それから我が国の経済金融情勢も余り芳しくない、これについて国際的ないろいろな懸念も示されたという環境の中で大変有意義な意見交換をされてこられた、このように承っておるわけでございますが、率直に申しまして、我が国の経済は非常に深刻な状態にあるのではないか。補正予算を通しまして、それから金融関連の法律もある程度通した、それからきょうたまたま金融持ち株関連二法も施行される、こういう日でありますけれども、これだけではなかなか今の状況を改善することにならないのではないかという懸念を、私ども率直に言って持っております。
私どもも、今党内で、例えばSPC、特定目的会社によりまして不動産の証券化を図るとか、あるいは債権回収機関、いわゆるサービサーの問題、これは弁護士の業務の問題と非常に絡むわけでございますけれども、いずれにいたしましても、いわゆる住管機構で採用されました債権回収のシステムをより一般化するシステムとしてこういう問題も検討中である。そのほかに、案外知られていないことでございますが、競売がしこっていると言ってはなんでございますけれども、余り円滑に動いていないという話もある。総じて申せば、不良債権の根っこにありますのは、何と申しましてもバブルのときの不動産に対する過大な融資、それがいわば動かなくなってしまっているという問題なのではなかろうか。そういうところをどうやってほぐしていくか、こういうような問題もあるわけでございます。
そういう問題も含めて、総合的な対策を講ずることによりまして金融システムの安定化を図っていく、これが私は今最大の課題ではないか、こんなふうに思っておりまして、与党内でもいろいろ議論を重ねている、こういう状況でございますが、大臣のお立場で、今の経済情勢をどういうふうにごらんになっていらっしゃるか、改めてお伺いをさせていただきたいと存じます。
この発言だけを見る →アジアにおける通貨の不安とかいろいろ難しい問題も出てきてそれにどう対処するか、それから我が国の経済金融情勢も余り芳しくない、これについて国際的ないろいろな懸念も示されたという環境の中で大変有意義な意見交換をされてこられた、このように承っておるわけでございますが、率直に申しまして、我が国の経済は非常に深刻な状態にあるのではないか。補正予算を通しまして、それから金融関連の法律もある程度通した、それからきょうたまたま金融持ち株関連二法も施行される、こういう日でありますけれども、これだけではなかなか今の状況を改善することにならないのではないかという懸念を、私ども率直に言って持っております。
私どもも、今党内で、例えばSPC、特定目的会社によりまして不動産の証券化を図るとか、あるいは債権回収機関、いわゆるサービサーの問題、これは弁護士の業務の問題と非常に絡むわけでございますけれども、いずれにいたしましても、いわゆる住管機構で採用されました債権回収のシステムをより一般化するシステムとしてこういう問題も検討中である。そのほかに、案外知られていないことでございますが、競売がしこっていると言ってはなんでございますけれども、余り円滑に動いていないという話もある。総じて申せば、不良債権の根っこにありますのは、何と申しましてもバブルのときの不動産に対する過大な融資、それがいわば動かなくなってしまっているという問題なのではなかろうか。そういうところをどうやってほぐしていくか、こういうような問題もあるわけでございます。
そういう問題も含めて、総合的な対策を講ずることによりまして金融システムの安定化を図っていく、これが私は今最大の課題ではないか、こんなふうに思っておりまして、与党内でもいろいろ議論を重ねている、こういう状況でございますが、大臣のお立場で、今の経済情勢をどういうふうにごらんになっていらっしゃるか、改めてお伺いをさせていただきたいと存じます。
松
松永光#13
○松永国務大臣 お答えいたします。
今の日本経済の状況、景気の実態は、経済企画庁の発表では足踏み状態という発表でありますけれども、相当に厳しい状況にある、こういうふうに認識しております。
この状態から抜け出していくために基本的に大事なことの一つが金融システムに対する信頼感、こういつたことを高めていく、強くしていくことが大事なことの一つ。そのために、国会で通していただいた金融安定化二法、これに基づく措置を今急いでやっているところでありますが、同時に、平成十年度が間もなく始まりますけれども、平成十年度の予算、これは速やかに審議をしていただいて、そして通していただいて、新年度からそれが施行できるようにしていただくということが二番目に大事なこと。三番目には、今与党の方でいろいろ知恵を絞って議論をしていただいております、先ほど委員御指摘の不良債権処理のためのいろいろな方策、こういったものも大変問題解決に貢献する方策であると思いますので、ぜひこれも早く結論を出していただいて、そして法律ができてそれが動き出すようになることが非常に望ましいことだというふうに思っております。
そういうもろもろの施策を総合的に推進することで、現在の厳しい状況から一日も早く抜け出せるようにしていくことが大切なことであるというふうに考えておるところでございます。
この発言だけを見る →今の日本経済の状況、景気の実態は、経済企画庁の発表では足踏み状態という発表でありますけれども、相当に厳しい状況にある、こういうふうに認識しております。
この状態から抜け出していくために基本的に大事なことの一つが金融システムに対する信頼感、こういつたことを高めていく、強くしていくことが大事なことの一つ。そのために、国会で通していただいた金融安定化二法、これに基づく措置を今急いでやっているところでありますが、同時に、平成十年度が間もなく始まりますけれども、平成十年度の予算、これは速やかに審議をしていただいて、そして通していただいて、新年度からそれが施行できるようにしていただくということが二番目に大事なこと。三番目には、今与党の方でいろいろ知恵を絞って議論をしていただいております、先ほど委員御指摘の不良債権処理のためのいろいろな方策、こういったものも大変問題解決に貢献する方策であると思いますので、ぜひこれも早く結論を出していただいて、そして法律ができてそれが動き出すようになることが非常に望ましいことだというふうに思っております。
そういうもろもろの施策を総合的に推進することで、現在の厳しい状況から一日も早く抜け出せるようにしていくことが大切なことであるというふうに考えておるところでございます。
村
村井仁#14
○村井委員 私は、やはり景気というのは、気という字も入っておりますように、気分の問題というのが非常にあるわけでございますから、一日も早く平成十年度の予算を成立させて、さらに必要であれば臨機応変の措置をとっていく、これが大切ではないかと思っています。
次の問題に移らせていただきます。
先ほども濱田委員からお触れがございましたけれども、金融検査官の逮捕に続きまして、あのときに大臣は既に遺憾の意を表明されましたけれども、将来の幹部候補であります、とりわけていろいろな意味で身を慎まなければならないいわゆるキャリアが逮捕された。私はこれは非常に深刻な問題だと思っている。
日本の官僚制度では、私自身もそのシステムの中に身を置いた一人として思い返すわけでございますけれども、若いうちから政策立案という大変大切な仕事に関与することができるというのは、ある意味では身に余る光栄であると思う立場でございまして、私は、率直に申しまして、本当に一番身を慎まなければならない、そういう立場に置かれていた人ではないだろうかと思うわけであります。それが司直の手を煩わすというようなことになるというのは、私は、本当にもう残念としか言いようがない思いであります。
アメリカの場合は、そういう政策立案とかなんとかいう立場に立つためには、相当な社会的経験も積み、あるいは大統領選挙に貢献するとかいうようないろいろなプロセスが必要だが、それに対して日本の場合は、まさに生涯をかけて国家国民に奉仕する職業としてそれを選ぶことができる。私は、そういう意味で今度の事件というのは本当に深刻だと思っているのです。
さような意味で、もう時間も余りありませんから手短にお伺いいたしますけれども、三塚大蔵大臣の大変重い責任をとった御退任の後を襲われて、そうして大蔵大臣の重責にあられる大臣から、本当にこの事態に対しまして、大蔵省の綱紀粛正の問題にどういうふうに取り組まれるおつもりか、ぜひ御決意のほどをお伺いしたいと存じます。
この発言だけを見る →次の問題に移らせていただきます。
先ほども濱田委員からお触れがございましたけれども、金融検査官の逮捕に続きまして、あのときに大臣は既に遺憾の意を表明されましたけれども、将来の幹部候補であります、とりわけていろいろな意味で身を慎まなければならないいわゆるキャリアが逮捕された。私はこれは非常に深刻な問題だと思っている。
日本の官僚制度では、私自身もそのシステムの中に身を置いた一人として思い返すわけでございますけれども、若いうちから政策立案という大変大切な仕事に関与することができるというのは、ある意味では身に余る光栄であると思う立場でございまして、私は、率直に申しまして、本当に一番身を慎まなければならない、そういう立場に置かれていた人ではないだろうかと思うわけであります。それが司直の手を煩わすというようなことになるというのは、私は、本当にもう残念としか言いようがない思いであります。
アメリカの場合は、そういう政策立案とかなんとかいう立場に立つためには、相当な社会的経験も積み、あるいは大統領選挙に貢献するとかいうようないろいろなプロセスが必要だが、それに対して日本の場合は、まさに生涯をかけて国家国民に奉仕する職業としてそれを選ぶことができる。私は、そういう意味で今度の事件というのは本当に深刻だと思っているのです。
さような意味で、もう時間も余りありませんから手短にお伺いいたしますけれども、三塚大蔵大臣の大変重い責任をとった御退任の後を襲われて、そうして大蔵大臣の重責にあられる大臣から、本当にこの事態に対しまして、大蔵省の綱紀粛正の問題にどういうふうに取り組まれるおつもりか、ぜひ御決意のほどをお伺いしたいと存じます。
松
松永光#15
○松永国務大臣 お答えいたします。
今回、今委員御指摘のキャリアと言われる者も逮捕されたという事態は、これはまことに深刻に受けとめなければならぬ、こう思っております。そういう事態になったということ、まことに申しわけないことでありまして、心からおわびを申し上げる次第です。
基本的には、今委員御指摘のように、キャリアと言われる人は、若いうちから政策決定に参画できる立場、それだけにその立場の者はより高い使命感と倫理観を持って仕事をしていかねばならぬわけであります。今、委員もその立場に身を置いた方ということでございましたが、委員のような使命感と倫理観を持っておればよかったわけですね。それが欠落しておったということは非常に残念なことでありますし、申しわけないことだと思っております。
同時にまた、行政の手法といいますか仕組み、こういったものも根本的に見直す。特に、大蔵の行政の中には許可事項、認可事項が多い。余りにも多過ぎるという点もあるでしょう。そういった点を改めて、ルールを事前に明示をして、そしてそのルールに基づいた行動がなされておるかどうかということを事後的にチェックするという形の、事後チェック型の行政に転換をしていかなければならぬ。後で御審議を願う金融ビッグバン法はそういったことを志向する法律案になっておるわけでありますが、さようなわけで、行政のやり方、仕組みというものも改革をしていく必要がある。
職員の使命感、倫理観という面と、もう一つは行政のやり方の面と、その両面から根本的に改めていかなければならぬ、こう思っておりますが、同時に、いつも申し上げることでありますけれども、捜査当局の捜査の対象にならなかった者であっても、過去において倫理にもとる行為があった職員については内部調査を厳正にやって、そして問題のある者については厳正な処分をすることによって綱紀の徹底した粛正を図っていく。これで国民の信頼が再び大蔵省に寄せられるように、そういう方向で最大限の努力をしていきたい、こう考えているところでございます。
この発言だけを見る →今回、今委員御指摘のキャリアと言われる者も逮捕されたという事態は、これはまことに深刻に受けとめなければならぬ、こう思っております。そういう事態になったということ、まことに申しわけないことでありまして、心からおわびを申し上げる次第です。
基本的には、今委員御指摘のように、キャリアと言われる人は、若いうちから政策決定に参画できる立場、それだけにその立場の者はより高い使命感と倫理観を持って仕事をしていかねばならぬわけであります。今、委員もその立場に身を置いた方ということでございましたが、委員のような使命感と倫理観を持っておればよかったわけですね。それが欠落しておったということは非常に残念なことでありますし、申しわけないことだと思っております。
同時にまた、行政の手法といいますか仕組み、こういったものも根本的に見直す。特に、大蔵の行政の中には許可事項、認可事項が多い。余りにも多過ぎるという点もあるでしょう。そういった点を改めて、ルールを事前に明示をして、そしてそのルールに基づいた行動がなされておるかどうかということを事後的にチェックするという形の、事後チェック型の行政に転換をしていかなければならぬ。後で御審議を願う金融ビッグバン法はそういったことを志向する法律案になっておるわけでありますが、さようなわけで、行政のやり方、仕組みというものも改革をしていく必要がある。
職員の使命感、倫理観という面と、もう一つは行政のやり方の面と、その両面から根本的に改めていかなければならぬ、こう思っておりますが、同時に、いつも申し上げることでありますけれども、捜査当局の捜査の対象にならなかった者であっても、過去において倫理にもとる行為があった職員については内部調査を厳正にやって、そして問題のある者については厳正な処分をすることによって綱紀の徹底した粛正を図っていく。これで国民の信頼が再び大蔵省に寄せられるように、そういう方向で最大限の努力をしていきたい、こう考えているところでございます。
村
村井仁#16
○村井委員 私は、ぜひ大臣にそういう方向で頑張っていただきたいと思いますが、同時に、いたずらなる役人バッシングにならないように、やはりプライドを持って公務に従事していただく雰囲気もまた維持していただきたいと思います。
終わります。ありがとうございました。
この発言だけを見る →終わります。ありがとうございました。
村
池
池田元久#18
○池田(元)委員 参考人として出席いただいた松下総裁、松田理事長、きょうはありがとうございます。
まず、大蔵省の内部調査の方からお尋ねしたいと思います。
最近、新聞、テレビを見ますと、連日のように大蔵、日銀の不祥事が報道されております。今思い出したのですが、かってアメリカのテレビ界が大変ひどくなったときに、FCCの委員長が、一望の荒野であると言いました。どうも日本の金融村は一望の荒野になったのではないかと大変危惧しております。大蔵省の金融行政は、バブル崩壊後、不良債権の処理を放置してきたと言っていいと思います。また、山一に見られるように、金融機関と癒着して粉飾経営に手をかすなど、今日の金融不安を招いたと私は思います。
そうした中で、金融検査担当者が、あろうことか検査対象の銀行から利益供与を受けた。そればかりでなく、幹部が接待漬け、物品提供を受けるなどの疑惑が明らかにされ、いわば構造腐敗の様相を示しております。大蔵省の金融行政べの信頼は、今や地に落ちたというべきであろうと思います。金融不安を解消するためにも、大蔵行政を刷新し、信頼を回復することが緊急の課題であると私は考えております。
そういった状況の中で、大蔵省はいわゆる内部調査をすると発表いたしました。私が一月の本会議質問でその問題を取り上げて質問通告したその朝、たしか内部調査をやると前大蔵大臣は言ったと思うのですが、もうかれこれ二カ月になります。内部調査の進みぐあいはどうか、お聞きしたいと思います。
この発言だけを見る →まず、大蔵省の内部調査の方からお尋ねしたいと思います。
最近、新聞、テレビを見ますと、連日のように大蔵、日銀の不祥事が報道されております。今思い出したのですが、かってアメリカのテレビ界が大変ひどくなったときに、FCCの委員長が、一望の荒野であると言いました。どうも日本の金融村は一望の荒野になったのではないかと大変危惧しております。大蔵省の金融行政は、バブル崩壊後、不良債権の処理を放置してきたと言っていいと思います。また、山一に見られるように、金融機関と癒着して粉飾経営に手をかすなど、今日の金融不安を招いたと私は思います。
そうした中で、金融検査担当者が、あろうことか検査対象の銀行から利益供与を受けた。そればかりでなく、幹部が接待漬け、物品提供を受けるなどの疑惑が明らかにされ、いわば構造腐敗の様相を示しております。大蔵省の金融行政べの信頼は、今や地に落ちたというべきであろうと思います。金融不安を解消するためにも、大蔵行政を刷新し、信頼を回復することが緊急の課題であると私は考えております。
そういった状況の中で、大蔵省はいわゆる内部調査をすると発表いたしました。私が一月の本会議質問でその問題を取り上げて質問通告したその朝、たしか内部調査をやると前大蔵大臣は言ったと思うのですが、もうかれこれ二カ月になります。内部調査の進みぐあいはどうか、お聞きしたいと思います。
武
武藤敏郎#19
○武藤政府委員 現在、内部で行っております調査の進捗状況についてのお尋ねでございますけれども、金融関連部局に在籍いたしました職員につきまして過去にさかのぼって金融機関等との関係について調査をしている最中でございます。
具体的には、まずその対象となる本人から、記憶なりあるいは自分の手元に残っておる記録に基つきまして、本人なりのメモをつくっていただきまして、それをもとに各局の服務管理官、これは各局の総務課長クラスでございますけれども、それが一対一の関係でヒアリングを行いながら確認作業を進めております。
これは基本的には自主的な申告をもとにするものでございますけれども、それの客観性を高めるために、金融服務監査官というのをこのたび設けましたので、その金融服務監査官におきまして資料相互の突き合わせでありますとか、各種の関連情報を収集いたしまして、また顧問弁護士も委嘱いたしましたので、その方の意見も聞きながら、今、事実関係の確認に努めておるわけでございます。
この発言だけを見る →具体的には、まずその対象となる本人から、記憶なりあるいは自分の手元に残っておる記録に基つきまして、本人なりのメモをつくっていただきまして、それをもとに各局の服務管理官、これは各局の総務課長クラスでございますけれども、それが一対一の関係でヒアリングを行いながら確認作業を進めております。
これは基本的には自主的な申告をもとにするものでございますけれども、それの客観性を高めるために、金融服務監査官というのをこのたび設けましたので、その金融服務監査官におきまして資料相互の突き合わせでありますとか、各種の関連情報を収集いたしまして、また顧問弁護士も委嘱いたしましたので、その方の意見も聞きながら、今、事実関係の確認に努めておるわけでございます。
池
池田元久#20
○池田(元)委員 大変しっかりとした形でやっていらっしゃるという言葉を信じたいと思いますが、現時点で、中間報告といいますか、関係業者から接待等の利益供与を受けた者のおよその数、調査対象に対する割合はどうなっていますか。
この発言だけを見る →武
武藤敏郎#21
○武藤政府委員 ただいまお答え申し上げましたとおり、まさに調査が中途段階にあります。調査対象者が五百五十名を上回るような大変な多数に上るということと、それから、海外まで含めまして、いろいろなところに散らばっているわけでございます。そういう意味で若干の時間がかかるということが一つございます。
大臣からは、できるだけ早く調査を進めるようにという御指示もいただいておりますけれども、同時に、ずさんなものであってはならないという御注意もいただいておりますので、そういう意味で一生懸命やっておるわけでございます。
それともう一つは、この対象者の調査の過程で、いろいろ相互の関係をチェックする必要がございます。だれと同席したのかとか、どういう状況であったかといったようなことが一つございます。それから、現在、捜査当局が捜査しておりますので、関連する部分におきまして、いろいろな捜査に影響を与えないように、私どもとしては、私どもの都合だけで調査を進めることができないという状況にございますので、今お尋ねのようなことを申し上げるまで調査がまだ進んでおりません。
この発言だけを見る →大臣からは、できるだけ早く調査を進めるようにという御指示もいただいておりますけれども、同時に、ずさんなものであってはならないという御注意もいただいておりますので、そういう意味で一生懸命やっておるわけでございます。
それともう一つは、この対象者の調査の過程で、いろいろ相互の関係をチェックする必要がございます。だれと同席したのかとか、どういう状況であったかといったようなことが一つございます。それから、現在、捜査当局が捜査しておりますので、関連する部分におきまして、いろいろな捜査に影響を与えないように、私どもとしては、私どもの都合だけで調査を進めることができないという状況にございますので、今お尋ねのようなことを申し上げるまで調査がまだ進んでおりません。
池
武
武藤敏郎#23
○武藤政府委員 調査のまとめの時期につきまして、現時点で具体的にいつというような見通しは立っておりませんけれども、大臣からは、できるだけ早く、少なくとも春のうちには公表できるようにという指示をいただいております。
この発言だけを見る →池
池田元久#24
○池田(元)委員 春のうちにはとか、そういういいかげんな答えはしてほしくないですね。これは一月の半ばからやっていることですよ。民間企業でそんなことやりますか。例えば突き合わせとか、何でもっと早くできないのですか。
大臣、この調査の進捗を今聞いたら随分かったるい印象を受けるのですが、一言御答弁をお願いします。
この発言だけを見る →大臣、この調査の進捗を今聞いたら随分かったるい印象を受けるのですが、一言御答弁をお願いします。
松
松永光#25
○松永国務大臣 決して、スピードがない状態でやっているわけではないのでございます。
実は、難しくしている点が二つあるのです。一つは、去年の秋にやった調査、これが余りにも短い期間でやったということ、それからもう一つはその当時、金融機関等の接待に関する資料その他全部捜査当局に押収されておって、反面調査といいますか、そっちの方面から話を聞くということができなかったということもあって、実は、結果において、ずさんな調査だったというふうに批判を受けたわけですね。そういったことがないようにせねばならぬというのが一つ。したがって、結果において、より正確性のある、そういう調査にしたいというのが一つ。
もう一つは、委員もよく御存じと思いますけれども、過去五年にさかのぼっての調査になるわけでございまして、なぜ五年にさかのぼるかというと、もっと古いのもあるのかもしれませんが、現在捜査当局から捜査をされている被疑事実あるいは起訴された事実を見ますと、何と平成五年からの話なんですね。それが、起訴された人や逮捕された被疑事実等から見ると、二年、三年と続いておる。その間に多数回にわたる、多額の金額に上る接待を受けておったということでございまして、期間も長い。そういった両面から、ある程度の時間がなければ、よく調査したなという評価が受けられるような調査にならぬわけなんですね。そういう制約の中で、急ぐべし、正確にやるべしというわけで、督励をしておるというのが実は現状でございます。
この発言だけを見る →実は、難しくしている点が二つあるのです。一つは、去年の秋にやった調査、これが余りにも短い期間でやったということ、それからもう一つはその当時、金融機関等の接待に関する資料その他全部捜査当局に押収されておって、反面調査といいますか、そっちの方面から話を聞くということができなかったということもあって、実は、結果において、ずさんな調査だったというふうに批判を受けたわけですね。そういったことがないようにせねばならぬというのが一つ。したがって、結果において、より正確性のある、そういう調査にしたいというのが一つ。
もう一つは、委員もよく御存じと思いますけれども、過去五年にさかのぼっての調査になるわけでございまして、なぜ五年にさかのぼるかというと、もっと古いのもあるのかもしれませんが、現在捜査当局から捜査をされている被疑事実あるいは起訴された事実を見ますと、何と平成五年からの話なんですね。それが、起訴された人や逮捕された被疑事実等から見ると、二年、三年と続いておる。その間に多数回にわたる、多額の金額に上る接待を受けておったということでございまして、期間も長い。そういった両面から、ある程度の時間がなければ、よく調査したなという評価が受けられるような調査にならぬわけなんですね。そういう制約の中で、急ぐべし、正確にやるべしというわけで、督励をしておるというのが実は現状でございます。
池
池田元久#26
○池田(元)委員 いろいろ理由は述べられますが、決定的な理由ではないと思うのですね。例えば捜査資料の問題について言えば、私が聞くところによれば、第一勧業銀行関係は押収されて大蔵省にない、ほかはコピーがあるということですから、まずその第一の理由がちょっとおかしいなと思います。ぜひ急いでやっていただきたいと思います。
公表するとき、処分結果とあわせて、処分の理由、事実関係、そして六百人に及ぶ調査の全容を明らかにするものと私は当然思っているのですが、お答えをいただきたいと思います。
この発言だけを見る →公表するとき、処分結果とあわせて、処分の理由、事実関係、そして六百人に及ぶ調査の全容を明らかにするものと私は当然思っているのですが、お答えをいただきたいと思います。
松
松永光#27
○松永国務大臣 調査をし、問題のある者について厳正な処分をします。処分をしたならばそれは発表いたしますが、同時に、事実関係の概要も、これこれこういうことがあったのでこういう処分をしたということになるわけでありますから、そのような発表をするつもりでございます。
この発言だけを見る →池
池田元久#28
○池田(元)委員 ぜひ全面的に、国民の関心の的でもありますから、大蔵省の信頼性もかかっておりますので、出していただきたいと思います。
次に、大蔵省OBに対する調査は行わないのですか。
この発言だけを見る →次に、大蔵省OBに対する調査は行わないのですか。
武
武藤敏郎#29
○武藤政府委員 大蔵省を退職した者は既に大蔵省の職員でないということで、私どもとして調査をする立場にはないというふうに考えております。
ただ、在職中の行為につきまして具体的な非違が明らかになったといったような個別の問題がある場合には、それは個別に調査する必要があるというふうに考えております。
この発言だけを見る →ただ、在職中の行為につきまして具体的な非違が明らかになったといったような個別の問題がある場合には、それは個別に調査する必要があるというふうに考えております。