松永光の発言 (大蔵委員会)
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○松永国務大臣 お答えいたします。
今回、今委員御指摘のキャリアと言われる者も逮捕されたという事態は、これはまことに深刻に受けとめなければならぬ、こう思っております。そういう事態になったということ、まことに申しわけないことでありまして、心からおわびを申し上げる次第です。
基本的には、今委員御指摘のように、キャリアと言われる人は、若いうちから政策決定に参画できる立場、それだけにその立場の者はより高い使命感と倫理観を持って仕事をしていかねばならぬわけであります。今、委員もその立場に身を置いた方ということでございましたが、委員のような使命感と倫理観を持っておればよかったわけですね。それが欠落しておったということは非常に残念なことでありますし、申しわけないことだと思っております。
同時にまた、行政の手法といいますか仕組み、こういったものも根本的に見直す。特に、大蔵の行政の中には許可事項、認可事項が多い。余りにも多過ぎるという点もあるでしょう。そういった点を改めて、ルールを事前に明示をして、そしてそのルールに基づいた行動がなされておるかどうかということを事後的にチェックするという形の、事後チェック型の行政に転換をしていかなければならぬ。後で御審議を願う金融ビッグバン法はそういったことを志向する法律案になっておるわけでありますが、さようなわけで、行政のやり方、仕組みというものも改革をしていく必要がある。
職員の使命感、倫理観という面と、もう一つは行政のやり方の面と、その両面から根本的に改めていかなければならぬ、こう思っておりますが、同時に、いつも申し上げることでありますけれども、捜査当局の捜査の対象にならなかった者であっても、過去において倫理にもとる行為があった職員については内部調査を厳正にやって、そして問題のある者については厳正な処分をすることによって綱紀の徹底した粛正を図っていく。これで国民の信頼が再び大蔵省に寄せられるように、そういう方向で最大限の努力をしていきたい、こう考えているところでございます。