本間忠世の発言 (大蔵委員会)

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○本間参考人 お答えさせていただきます。
 ただいま御質問をいただきました日本の今の景気の現状、これに対して日本銀行としてどういう対応をしておるかということでございますが、経済の現状につきましては、私どもは、内需の減速の影響が生産とか雇用あるいは所得の面にも及んでおりまして、一言で申し上げれば、景気は停滞を続けているというふうに判断をいたしておりまして、先生御指摘の、先般の政策委員会の後の月報でも、そういう認識を世の中に申し上げているものでございます。
 先行きについてでございますが、純輸出の増加が引き続き景気の下支えに働く、こういうことは引き続き考えられると思いますし、それから二兆円の特別減税が個人消費によい影響を及ぼすというようなこともあわせて期待ができるのではないかというふうに思っております。
 ただ、在庫調整の圧力が現在強まっておりますもとで、これまで増勢を維持してまいりました設備投資も、このところ頭打ちの様相を呈してきております。また、これまでの景気減速によって、我が国経済の追加的なショックに対するいわゆる耐久力も低下している。こういうことを考えますと、今後、アジアの経済の情勢が日本の輸出などに与える影響とか、金融面の動向が実体経済に与える影響などには、さらに十分注意を払っていく必要があるというふうに考えております。
 こういった経済情勢を踏まえまして、私どもといたしましては、当面の金融政策の運営に当たりまして、引き続き金融の面から経済活動をしっかりと下支えをしていくように、これまでの金融緩和基調を維持しているところでございます。

発言情報

speech_id: 114204629X01319980311_184

発言者: 本間忠世

speaker_id: 4040

日付: 1998-03-11

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会