松下康雄の発言 (大蔵委員会)

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○松下参考人 私どもの監督者責任につきましては、やはり一番重い責任を持っておりますのは、トップにいます私自身でございます。私自身は、この責任を痛感いたしまして職を辞するということになりましたが、加えて、事務当局としての束ねの立場にあります副総裁も、この事件に対します監督者責任というものを痛感いたしまして、辞意を表明したところでございます。
 私が思いますのに、この案件に対しまして、まことに遺憾なことでございますし、その実際の広がりがどの程度にまでなっているものかということは今後の調査にまつところがございますけれども、この責任のとり方といたしましては、一番上の二人が監督者責任をあわせてとるということで、基本の点におきましては、私はこれで十分とは申しませんけれども、とるべきものは一応とりましたと。そして今後におきましては、今度は個別の事案の内容が判明をしてまいります、または捜査の結果が進んでまいります、そういったものを見ながら、必要に応じまして、それぞれの行員につきましては、また場合によりまして処分を行うこともあろうかと思いますけれども、一番の、根本のところはこれによって終わらせていただいて、この後、全行員が挙げて四月一日から発足をする新日銀法のもとでの新しい日銀づくりということに前向きに結集をして頑張っていけるような、そういう下地をつくっていきたいのでございます。
 その点から申しますと、きょうちょっと新聞に出ておりました理事の全員も退任というのは、これはちょっと私から見ますと、そういう趣旨でいかがなものかという気持ちもいたしております。ただ、その点はもちろん新総裁以下の新陣容が決めていくことでございますけれども、私といたしましては、この問題に対して早くけじめをつけて、前向きの方の努力に全員立ち上がってもらうように進めてまいりたい、そういうふうに思っております。

発言情報

speech_id: 114204629X01419980317_024

発言者: 松下康雄

speaker_id: 25077

日付: 1998-03-17

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会