海老沢勝二の発言 (逓信委員会)

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○海老沢参考人 今、古屋委員から放送界をめぐる環境の厳しさ、御指摘がありました。認識は私も同じだと思っております。
 今放送業界も大きな転換期を迎えておりますし、そういう中で、デジタル技術が急速に発展し、それと同時に規制緩和というような問題が出てきました。そういう中で、私どもはデジタル技術を有効に国民に還元していくべきだろう。そういう面で、今度のNHKのビジョンにも、デジタル放送には積極的に取り組む姿勢を示したわけであります。
 そういう意味で、十年度予算でも、今デジタル技術開発のために二十億円の予算を計上しております。そういうことで、これからの時代はデジタル化の方向へ進んでいくわけでありますから、我々もこれに積極的に取り組んでまいりたいと思っております。
 ただ、物には順序がありますので、やはりアメリカ、イギリス、それぞれ事情もありますし、我が国の事情もあります。そういう面で、まず地上波の場合、周波数をどういうふうに確保するのか、それから資金計画をどうするのか、あるいはどういう放送内容を国民にサービスしていくのか、その辺をやはりきちっと研究し、勉強し、そして国民の合意といいますか納得を得た上で推進するのが順当ではなかろうかと思っております。
 そういうことで、私どもは、衛星放送、二〇〇〇年からやるわけでありますけれども、それと同時に、地上デジタルの方もその方向に向かって、今いろいろ研究、勉強しております。
 この問題は、やはり日本の放送業界が公共放送のNHKと民間放送との併存関係で発展してまいりました。我々先導的役割があると同時に、また民放とも協力関係を密接にしなければならない立場でありますので、そういう面で、郵政省の中に設けられました地上デジタル放送懇談会等でもいろいろな意見を申し上げております。
 そういうことで、民放連ともいろいろ話し合いを進め、また行政当局の意見あるいは国会の先生方の意見等も参考にしながら、この問題は着実に推進するという立場からさらに研究を進めていきたいと思っております。

発言情報

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発言者: 海老沢勝二

speaker_id: 8765

日付: 1998-03-18

院: 衆議院

会議名: 逓信委員会