橋本龍太郎の発言 (予算委員会)
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○橋本内閣総理大臣 ちょうど十一月にバンクーバーでAPECが行われました。そして、APEC参加国の首脳がバンクーバーに一堂に会し、既にその時点に発生しておりましたアジアにおける金融不安につき、まず、非常に真剣な議論をいたしました。当時、日本は山一証券の破綻が公表された直後でありまして、私自身もこれに対する説明を求められた会合でありました。
しかし、それからわずか二週間か三週間を置いて、クアラルンプールで開かれましたASEANプラス3、これはたまたまASEAN創立三十周年記念の年の行事であったわけでありますが、この時点で、ASEANの首脳たちの論議というものは、バンクーバーで会いましたときに比べて急速度に厳しい状況を語るようになっておりました。これは、私の予測していたものを超えるものであったことも事実であります。
そして、カリの群れの飛ぶような姿で進行してまいりました今日までのアジアの経済発展の中で、一番最初に飛ぶカリの役割を果たしてきた、またこれからも期待をされております今、日本の立場として、必要な施策と信じ、私は特別減税を決意いたしました。