橋本龍太郎の発言 (予算委員会)
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○橋本内閣総理大臣 議員からも御指摘がありましたように、私は、財政構造改革の必要性というものはこれからも何ら変わるものではない、そして、今後ともに財政構造改革は着実に進めていかなければならない大切なテーマだと考えておりますが、同時に、経済の実態あるいは金融システムの安定を考えながら、その時々の状況に応じてさまざまな対応措置をとっていくことも、また政府としては当然のことだと思います。
そして、財政構造改革と経済あるいは金融情勢を踏まえた景気対策というのは二者択一のものではない、本院におきましても、繰り返し私はそのように申し上げてまいりました。いわば中期の目標と当面対応という、タイムスパンの異なるものだと考えております。
いずれにいたしましても、二月からの給与所得者などに対する特別減税の実施、また九年度補正予算におきまして、災害復旧事業等公共事業を追加させていただき、また金融システム安定化対策など、こうした措置をとらせていただいたわけでありますが、こうした措置は我が国の経済の回復に役立つものだ、そのように考えてまいりました。
今日、何よりも院に対してお願いを申し上げたいことは、予算の切れ目を生じさせない、そのためにも、できるだけ早い衆参両院における予算の、また予算に関連いたします税制改正等の関連法案の成立を求めることでありまして、そうした努力の中で、一日も早い成立を心から願っております。