小渕恵三の発言 (外交・防衛委員会)
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○国務大臣(小渕恵三君) 今般の日英首脳会談では、橋本総理から、近く迫りました両陛下の御訪英が現在の日英関係の豊かな協力、将来の展望にかんがみてぜひとも成功するよう心から祈るような気持ちで準備しておると申し述べ、ブレア首相よりも、全く同感で英国側としても万遺漏なきを期して準備をしておる、こういうことを述べられたということでございます。
今、吉田先生御指摘の問題につきまして、この英国人の元戦争捕虜の問題につきましては、ブレア首相も、少数ではあるが依然として強い記憶と意見を持っている人々がおりますので、この人たちが何らかの意思表示をすることもあり得るのではないかと述べられたと聞いております。これに対して総理からは、この問題の存在はよく承知をいたしており、我が国としても決して過小評価しておらず、駐英大使も懸命に日本としてこれらの人々との対話と理解に努めておりますので、英側でもぜひよろしく御対処願いたいと述べられました。
両陛下の御訪英は全体として極めて良好な日英関係を象徴するものでありまして、両陛下は英国女王陛下の賓客として英国民の大多数から温かい歓迎を受けられるものと確信をいたしております。また、現地英国には相当数の我が邦人の方々もおられまして、そういった意味で今回の両陛下の御訪英について現地でお迎えをするということの大変歓迎のお気持ちもあるようでございます。こういう中にあって、今申し上げましたような点につきましていささかも残念なことが起こることのないように全力を挙げて今努力をしておりますし、英政府もそのような気持ちであります。
また、私も一週間前にロンドンに参りまして、ロビン・クック外相にも同様の趣旨をお伝えしておりますので、ぜひ成功のうちに御訪英が終わられることを強く期待いたしておるところでございます。