林康夫の発言 (経済・産業委員会)

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○政府委員(林康夫君) 先生御指摘の二極分化の傾向、そして中小企業と大企業の格差の問題はおっしゃるとおりでございまして、最近の規模別製造工業生産指数でも、これは平成二年を一〇〇とした数字でございますが、平成十年二月の速報で大企業が一〇一・一、中小企業が九一・四というふうにその格差が広がってきている状況でございます。
 この原因でございますけれども、最近、電気機械あるいは輸送機械、自動車等の生産がふえたときの中小企業への波及効果が非常に低い。ちなみに、一単位の需要がふえた場合の例えば自動車産業における中小企業の生産増は〇・七一でございまして、半導体に至りましては〇・二八。これらはいずれも海外展開とかあるいは大企業が内製化を進めているといった構造変化を背景にしておるわけでございます。ただ、中には流適合理化という側面も背景にあるわけでございまして、こういった構造変革が原因になっているわけでございます。御指摘の中企業も、こういった大きな構造変革の流れの中で二極分化の傾向を強めていることも事実でございます。
 私ども、中企業も含めて中小企業が我が国の経済活力の源泉ということで極めて重要な地位を占めていると認識しておりまして、今後ともこういった企業に対する円滑な資金供給、人材育成、技術開発支援等中小企業の経営資源の強化を図ることは極めて重要だと思っております。実は、本日御審議いただいているこの法案を初めとしまして、中小企業の発展を支える環境の整備によってダイナミックな中小企業の発展に貢献していきたい、こう思っております。

発言情報

speech_id: 114214062X00819980409_008

発言者: 林康夫

speaker_id: 3087

日付: 1998-04-09

院: 参議院

会議名: 経済・産業委員会